2024春 ボロブドゥール遺跡見学 | ミッツの旅行記

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自分の備忘録用で情報発信が主目的ではありませんので、情報が古かったり不正確だったりすることがあるためご了承下さい。

ボロブドゥールに着いた翌日、日の出ツアーの後、遺跡見学に行きました。
遺跡の見学は、外国人の場合定員制になっていて、事前に予約が必要です。
1日8回、1時間毎に定員が150人に設定されていました。
 
僕は天気の良い日を見計らって、前日にネットで予約したのですが、涼しい朝と夕方の時間帯は既に売り切れていて、昼間の時間帯しか空いていなかったので、11時半集合のチケットを予約。

チケットは2種類あり、遺跡の下までしか行けないチケットが3,000円、遺跡の上まで登れるチケットが4,500円でした。
僕は迷わず4,500円のチケットを購入。
はるばる世界遺産を見物に来たのに、下から眺めるだけではもったいないと思います。

チケットはオンラインでクレジットカードで支払いが完了し、当日外国人向けカウンターでQRコードを提示して受付をする仕組みです。

受付ではリストバンド式のチケットを渡され、入場後のカウンターで、スリッパと水を渡されました。

遺跡を保護するために、靴をスリッパに履き替える必要があり、スリッパは記念に持ち帰ることが出来ます。
遺跡見学は1時間毎で、時間が来るまで待合室でビデオを見ながら待ちました。

受付でガイドの番号札を渡され、時間になると番号毎にガイドのもとに呼び出されました。
1人のガイドに20人くらい付く感じで、僕のガイドは女性でした。
そして、ようやく遺跡の見学が始まります。

遺跡周辺は大きな公園になっていて、入口から遺跡までは歩いて10分ほど。
遺跡内は日陰が少なく暑いので、有料で日傘の貸出がありました。

3,000円のチケットでは遺跡の下までしか入れず、上に登るためにもう一度リストバンドの改札がありました。

1時間の入場者を150人に制限しているので、中はそれほど混雑しておらず、ガイドの説明も良く聞くことが出来ました。

上部は重層の回廊になっていて、ブッダの生涯や仏教説話に基づいたたくさんのレリーフがありました。
回廊を時計回りに回ると、ブッダの生涯等の物語を辿れるようになっているのですが、ガイドは飛ばし飛ばし早足で説明していき、全てを見ることは出来ません。
お客のほとんどが西洋人で、仏教の知識が無い人たちばかりなので仕方ないと思いますが、僕は1人でじっくり見て回りたかったです。

上に登ると、周囲の山や街の風景がとてもきれいに見えました。

最上部には、70個以上のストゥーパが並びんでいました。

朝は薄曇りでしたが、昼には快晴になり、周りの山々の景色が見渡せました。

ガイド付きのツアーですが、説明が終わると自由見学になります。
ただし、遺跡の中にいられるのが1時間に制限されているため、自由行動は20分ほどで、慌ただしい感じで見て回りました。
定員制で人は少なくて良いのですが、せっかく4,500円も払ったのですから、もっとゆっくり見たかったです。
 
小一時間の見学が終了し、その後ガイドと一緒に遺跡の外へ。
案内はそこで終了し、その後は遺跡の外周や公園内を自由に見学することが出来ます。
広い公園で、きれいに整備されているので、散策するだけでも気持ちが良いです。
公園内に小さな博物館があり、無料で見ることが出来ました。

 中には、ジャワ島周辺の海上交通と船の歴史に関する展示が多かったです。

 仏教やヒンドゥー教が伝来したインドや、はるかマダガスカルまで船で交易していたということでした。

ボロブドゥール遺跡はとても見ごたえがある世界遺産でした。
ただ、入場料が高く、個人旅行では予約を全て自分でやらなければならないなど、少し敷居が高い印象でした。
短期間の旅行であれば、パッケージツアーで参加する方が良いような気がします。