2024春 ジャカルタ街歩きとグルメ | ミッツの旅行記

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自分の備忘録用で情報発信が主目的ではありませんので、情報が古かったり不正確だったりすることがあるためご了承下さい。

ジャカルタは、タイのバンコクに似た大都市で、中心部には政府機関や大企業の本社、外資系企業がたくさん入ったビルがたくさんあります。
しかし、中心部でも一歩路地裏に入り込むと、かなり庶民的なエリアになっていました。
バンコクは、中間層のタイ人が住むそこそこきれいな住宅街がありますが、ジャカルタにはあまり見かけませんでした。
僕の滞在したホテルは、中心部ですが庶民的なエリアも近くにあり、ご飯を食べるところも高級店と庶民的な店に二極化していて、手頃な価格で、かつ外国人が気軽に入れる店が少ない印象でした。
 
ジャカルタの中心部には大型のショッピング・モールがありますが、タイなどと違って、一般の庶民が気軽に入れるような雰囲気ではありません。
基本的に車で来る人(金持ち)を相手にしているようで、徒歩で店に入ろうとすると脇の通用口のようなところに迂回させられるような感じでした。

晩御飯を食べようとショッピングモールに行くと、歩行者用通路を通って手荷物検査を受け、やっと入れました。
ルイビトンやイブサンローラン、ブルガリなど高級ブランドばかりのフロアがありましたが、インドネシア人の金持ち客でそこそこ繁盛しているようです。

タイとは違い、外国人観光客の姿があまり見られず、観光客を呼び込むという雰囲気ではありませんでした。

テナントも、コロナ禍を経たにもかかわらず、ほとんど埋まっている感じでした。

美術品などもたくさん展示していてましたが、値段は書いていなかったので売り物ではないようです。

 
ショッピングモールの最上階と地下にレストラン街がありました。
吉野家やペッパーランチ、CoCo壱番屋など日系のレストランもあり、イスラム教国だけあり牛肉のメニューが充実していました。
値段は日本とあまり変わらない感じで、どこの店もインドネシア人で混雑していました。
 
「はらく」という名前の美味しそうなラーメン屋があったので、入ってみることにしました。
ラード、豚骨、みりんなど、イスラム教で禁止されている豚やアルコールを使用していないことをアピールしていました。

特性ラーメン(約700円)を注文。
一見豚骨ラーメンに見えますが、鶏のコラーゲンスープのような感じで、チャーシューも鶏肉でした。
濃厚でコッテリとした豚骨ラーメンのようで美味しかったです。
ただ、量が日本のラーメンの3分の2くらいのサイズなので、ちょっと物足りない感じがしました。
 
別の日にはバクテー(豚肉を使った中華の薬膳スープ)料理の店に入ってみました。
「猪腰湯」という料理があったので、豚のロースのスープだと思って注文したところ、ロース肉とは思えないものが出てきました。
(約800円、ご飯とお茶を付けて1000円くらい)

調べてみると、豚の腎臓のスープということで、ハツ(心臓)のような歯ごたえにレバーのような臭みがあり、ちょっと苦手な味でした。
しかし、バクテーは薬膳料理なので、身体のためと思って食べきりました。
 
街の食堂はかなり安く一皿150円から300円くらいでした。
サービス料が加算されるちょっと高めの店で、ナシゴレン(チャーハン)が400円くらい。
その他、現地のファストフード店に入ってみましたが、そちらの方は200円から300円で、一品+ドリンクが付くような感じで、小腹を満たすには安くて良かったと思います。
 
街歩きのために朝ホテルから出ると、いつも車で大混雑している大通りに全く車が走っていませんでした。
道路は歩行者天国のようになっていましたが、皆スポーツウエアを着てたので広場の方へ行ってみると、マラソン大会を開催していたようです。

僕が行った時には、すでにマラソンは終わっていて撤収作業をしていましたが、まだ参加者たちが記念撮影などをしていました。

パタヤマラソンなどと同じで、昼間は暑いので早朝にマラソンを開催し、10時くらいに終わるような感じでした。

イスラム教の人達はあまり肌の露出をせず、男でも普段は長ズボンをはいている人がほとんどですが、この日はスポーツウェアの人がたくさんいました。
開催日と時間を知っていたら、早起きして見学したのですが、見逃してしまい残念です。
 
インドネシアは人口の約9割がイスラム教なので、公然とお酒を飲む習慣は無く、バンコクやパタヤのようなバーは全くありません。
そのせいか分かりませんが、街の治安は良いようで、夜でも女性一人で出歩いている人が多かったです。

路上ではヒジャーブ(スカーフ)を被った若いイスラム教の女性が、男友達とだべってたりと、イメージと違ってかなりオープンな感じでした。

ジャカルタは大都市なので特別なのかもしれませんが、意外にカジュアルな感じで、治安も良く、夜でも比較的安心して出歩けるような雰囲気でした。

 

初めてのジャカルタは、激しい交通渋滞など良いイメージがありませんでしたが、公共交通機関も充実していて、しつこい客引きもおらず、グラブなども使えるので歩きやすい街でした。

街の人はあまり英語は話せないですが、フレンドリーな雰囲気の人が多かったです。

ただ、夜遊びという点ではほとんど期待できないので、東南アジアの大都市の中では、少し特殊な環境の街という印象でした。