2024春 ジャカルタ市内観光 | ミッツの旅行記

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自分の備忘録用で情報発信が主目的ではありませんので、情報が古かったり不正確だったりすることがあるためご了承下さい。

初めてのインドネシア旅行は、まず首都のジャカルタに5泊です。
ジャカルタ市街中心部の、高級ホテルや高級ショッピングモールが立ち並ぶエリアの近くの、安めのホテルに滞在したため、街歩きには便利でした。
歩いてすぐの場所に、地下鉄(MRT)や、近距離鉄道のコミューターライン、専用車線を走るバスのトランスジャカルタなどの乗り場があるので、市内の主要な観光地は、タクシーを利用しなくても大体見て回れます。
トランスジャカルタの乗り場は、道路の中央分離帯にあり、入り口に改札機があります。
ただ、ジャカルタではかなり電子化が進んでいて、現金で切符を買うことが出来ないため、事前に銀行が発行するe-MoneyというICカードを用意する必要があります。
コンビニでも売っているということでしたが、5件くらい回っても置いていないか、売り切れと言われました。
たまたま銀行の支店があったので、入って聞いてみると発行出来るということで、そこで新たに発行してもらいました。
発行手数料が約300円で、パスポートを提示するよう言われましたが、パスポートのコピーで大丈夫でした。
ただ、銀行ではカードは発行してくれるのですが、チャージは出来ないようで、コンビニでトップアップするように言われました。
 
無事にICカードを手に入れたのですが、歩いているうちに市内中心部の独立記念塔(モナス)に着いてしまったので観光することに。
モナスの中の公園には無料で入場することが出来ます。
塔には博物館と展望台があり、見学するためには公園の奥の入り口から入ります。
博物館の入り口までは無料のカートが出ていて、暑かったので乗って行きました。
モナスの入場券は、博物館のみと、展望台とセットの2種類ありますが、展望台は1時間待ちだと言われたので、博物館のみにしました。
ただ、ここの入場券を買う際には、BANK DKIという銀行のe-Moneyカードを強制的に買わなければならず、入場料に約250円上乗せされました。
先ほど苦労してe-Moneyカードを手に入れたのですが、ここで強制的に買わされると知っていたなら苦労する必要は無かったんですが。
無駄に2枚もICカードを買ってしまうことになりました。
 
独立記念塔の下の階が博物館になっていて、インドネシアの歴史が人形模型を使って解説されています。
ジャワ原人から始まり現代まで、何十もの模型が並んでいて、それなりに見ごたえがありました。
日本統治時代の様子も展示していました。
旧日本軍は、アジアを欧米の植民地支配から解放したと言われることがありますが、現地の人からしたらこのようなイメージのようです。
 
モナスでは展望台には上らず、近くにあるイスティクラル・モスクというインドネシア最大のモスクに行きました。
中を見学するためにツアーがあるということでしたが、ちょうどその日は午後の回が休止だったため、後日来ることにし、モスクの向かいにあるジャカルタ大聖堂の見学に行きました。
インドネシアにはカトリックなどキリスト教徒もいるようで、ちょうどその日は大聖堂で結婚式が行われるということで、出席者がたくさん来ていました。
一般の観光客は中に入れず、後ろからの見学だけでしたが、大聖堂の内部も見ごたえがありました。
 
別の日には、ジャカルタの北の海に面した場所にある、コタという旧市街を見学。
ここはオランダ植民地時代の建物や街並みが多く残っていて、歴史的な地区として保存されています。
大きな広場あり、その周囲に古い建物や、博物館がたくさん並んでいました。
僕は口コミの評価が一番良かった、ジャカルタ歴史博物館へ入りました。
入場料は約500円でした。
中には、絵画、陶磁器、古い遺跡、工芸品などが展示されています。
ただ、博物館としては若干小さ目で、国宝級の展示物が無いなどちょっと見どころに欠ける印象でした。
 
後日、朝早く起きてイスティクラル・モスクの見学にリベンジしました。
交通渋滞していて午前中には着けないと思ったのですが、何とか滑り込みで外国人向け見学ツアーに間に合いました。
半ズボンや、女性が髪や腕を出すのは禁止なので、腰巻やショールを貸してくれます。
ツアーは英語の説明者が付いて、モスクの中を案内してくれました。
この時は西洋人を中心に20名程度の見学者がいました。
モスクの中のドームはイスラム教徒が祈りをささげる場所なので外国人は入れず、後ろのテラスのような場所からの見学でした。
中は1万人以上の信者が入れるようになっているということでした。
また、インドネシアのモスクで使われている大太鼓の説明もしてくれました。
モスクの外の広場では、子供たちが中国武術の稽古をしていました。
イスラム教徒のための施設ですが、色々な用途に使われているようです。
一時間ほどでツアーは終了。
料金は無料ですが、最後に少し喜捨を求められました。
ジャカルタ市内観光は他にも行きたい所があったのですが、乾季で昼間は暑いので、体調を考えほどほどにしておきました。