2024新春 コーラート グルメ | ミッツの旅行記

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イサーン地方の料理はソムタムやガイヤーン、ラープ、カオニャオなど、パタヤやバンコクなどでも普通に食べなれているため、北部や南部のような独特な料理は無い印象でした。

コーラートの周辺は華僑が多いようで中華料理や飲茶の店が多く、春節が近いためか点心を出している店も多かったです。

コーラートには繁華街でも飲食店が点々とある感じで、グルメスポットという場所が少ないですが、駅の近くに百年市場というのがあるということで行ってみました。

百年市場というのはバンコクの周辺にもいくつかあるそうですが、最近になって観光地化していところが多いようです。

コーラートの百年市場は実際に100年以上前から営業しているそうです。

駅から300メートルくらい西のメインストリート沿いにあるので場所は分かりやすかったです。

木造の古い門があり、その両側にレトロな店舗が何十軒も並んでいて、中央の席で飲食が出来るようになっていました。

小さなステージがあり、夜には生バンドの演奏があるようでした。

この時は夕方の18時前に行ったのでまだ本格的には営業していませんでした。

奥の方には屋根がかかっていて、雨の時でも安心なようです。

値段もローカル価格で安めでしたが、僕が行った時にはまだほとんど開いている店は無かったので軽く見物だけにしました。

お酒を売っている店もたくさんあったので、夜にゆっくり飲みに来るのが良いという印象でした。

 

コーラートではタイ料理以外の店はあまり多くなく、洋食の店はファストフード以外ほとんど見かけませんでした。

ただ、日本人が割と多く住んでいるようで和食の店が結構ありました。

ホテルの近くにグーグルで☆4.5という高評価の和食屋があったので行ってみることにしました。

Tomodachiという名前なのでタイ人経営のベタな店かと思いましたが、店の前の小さな池には錦鯉が泳いでいたりと装飾にもかなり凝っているようでした。

店内は日本の蕎麦屋のようで、テーブル席と小上がりの畳席がありました。

簡単な日本語を話せるタイ人のスタッフもいて、メニューも日本語、タイ語、英語の併記です。

刺身や小鉢などのおつまみから、寿司、麺類、丼物など一通りそろっていて、値段もかなりリーズナブルでした。

ただ、刺身はサーモンやマグロの赤身などの冷凍品や、エビや貝など、タイで一般的に食べられるものが中心で、本格的な和食という感じではありません。

それでも値段は安目で、バンコクなどの3分の2くらいという感じでしょうか。

お酒もいろいろな種類を置いていて、チャーンビールの大瓶が85バーツなど、タイで一般的に飲まれているものはかなり安かったです。

日本酒も置いていましたが、冷酒300mlで350バーツ(約1,500円)など高めでした。

日本からの輸入時に高率の関税がかかるので止むをえませんが、日本では1,000円くらいで売られている清須城鬼ころしの2リットルの紙パックが1,350バーツと5倍近くしました。

異様に高い日本酒はやめて、チャーンビールとかつ丼(150バーツ、約600円)を注文。

かつ丼は肉厚で、衣もサクッとしっかり揚げられていてとても美味しかったです。

コメは南方系の軟質米であまり口に合いませんでしたが、150バーツという値段を考えると、チェーン店やパタヤの素人っぽい店よりもかなり良かったと思います。

 

この店にはコーラート滞在の最終日に再訪しました。

この日は天丼(150バーツ)を注文。

海老は小ぶりでしたが、衣がサクッと上手に揚げられていてとても美味しかったです。

奥の板場を見るとタイ人の板前のようでしたが、刺身や寿司なども一人で調理しているようで腕は良さそうです。

メニューが日本語で書いてあったり、調度も日本風に凝っていたりしたので、オーナーが日本人なのか聞いてみるとタイ人とのこと。

それにしてはかなり美味しい和食を出す店でした。

 

イサーン地方独特の料理をもっと食べられれば良かったのですが、コーラートのイサーン料理屋は普通の街食堂や屋台が中心で、メニュー表も無い店が多いので入るにはなかなかハードルが高い感じがしました。

もっとタイ語とイサーン語を勉強して、次回訪れた時は本格イサーン料理に挑戦してみたいと思います。