2023秋 ワーラーナシーからラクナウへ移動 | ミッツの旅行記

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ヒンドゥー教の聖地ワーラーナシーに3泊した後、列車でラクナウへ向かいました。

ラクナウはデリーとワーラーナシーの間にあり、ウッタル・プラデーシュ州の州都となっている大きな町です。

ムガル帝国の時にイスラム教徒の統治を受けた歴史のある街で、歴史的な建造物が多く残されているということで、以前から機会があれば行ってみたいと思っていました。

 

朝8時過ぎの列車を予約していたので、6時にホテルをチェックアウトしてリキシャ乗り場に向かいました。

電動リキシャの運転手に聞くと駅まで200ルピー(350円くらい)ということで、来た時と同じ金額だったのでOKしました。

ワーラナーシー駅周辺は朝からとても混雑していて、駅構内に乗り入れるために追加で20ルピー取られました。

若干早めに着いて、更に電車も1時間ほど遅れているようだったので朝食を食べる場所を探しました。

駅構内に軽食を売っている売店があったのでパンとコーラを買いました。

奥の方にラウンジがあったので入ろうとすると、利用料が別途100ルピー取られるということだったため、外のベンチに座って食べることに。

ラウンジにはマッサージチェアなどもあるようで、待ち時間が長い場合は利用する価値はあると思います。

構内をうろうろし、到着見込み時刻が近づいたのでプラットフォームへ。

電光掲示板で列車到着の案内があり、ネットでも到着番線や列車の配列なども見られるので、慣れてしまうと迷うことが無くなりました。

ガヤーから来た時はファーストクラスでしたが、今回は若干安いセカンドクラス。

ファーストクラスはコンパートメントが個室でしたが、セカンドクラスはカーテンの仕切りで寝台も狭めです。

値段が安いため客層も低くなり、前に乗っていた客のゴミが床に散らかっていたりと雑然とした車内でした。

(インドではゴミを床や廊下に棄てるのは普通のことですが)

ファーストクラスは1つの区画で寝台が4つですが、セカンドクラスは廊下の方にも寝台が2つあり計6人分となるため狭めです。

僕の寝台は廊下側の縦向きの方だったので、寝台に座ってずっと外の景色を眺めていました。

ワーラナーシーからラクナウまでは4時間ほどの距離で、大都市部を通過しないので田舎ののどかな風景を眺めながら旅情を楽しむことが出来ました。

出発が1時間遅れ、到着も1時間遅れとなりました。

ラクナウは大きな町なので、電車の乗降客もたくさんいてプラットフォームは大混雑。

イスラム教徒の太守が統治していた街なので、インドの中でもイスラム色が強く、駅舎もモスクのような丸屋根でした。

国鉄の駅の目の前はきれいな公園になっていましたが、中に入ることはできませんでした。

ラクナウには最近メトロが開通したということで、国鉄駅の目の前にメトロの高架が通っていました。

僕が泊まるホテルは高架を挟んだ反対側の賑やかな場所で、徒歩10分くらいの距離だったので歩いて向かいました。

メトロの駅がある高架からは街の様子が見て取れます。

街全体はイスラム色が強いですが、駅前にはヒンドゥー教の寺院もありました。

ただ、イスラム教徒に配慮しているためか、他の街のヒンドゥー寺院と違い色使いが控えめで神像があまり目立たないシンプルな造りでした。

 

ホテルにチェックイン後、夕食まで時間があったので街の様子を見学しに行くことに。

メトロの駅がすぐ近くだったので、メトロに乗ってヘーズラットガンジという賑やかなエリアに行ってみることにしました。

メトロの駅から地上に出ると、インドにしては珍しいくらいきれいな街並み。

デリーの中心部もだいぶきれいになりましたが、それ以上に清潔で整然とした街並みでした。

ラクナウで一番賑やかな場所ということでしたが、大型の店舗などは少なくちょっと期待外れの印象。

ファストフード店があったらお茶でもしようと思っていたのですが、見当たらなかったので少しぶらついただけで引き返すことに。

メトロでホテルの最寄り駅まで戻り、レストランで食事をした後、酒屋でビールを買ってホテルで飲んで休みました。