2023秋 デリーからコルカタへ移動 | ミッツの旅行記

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デリーではホテルに1泊、友人宅に3泊しましたが、市内の観光はこれまで何度も行ったことがあるので、友人宅や事務所の周辺を散策する以外は特に出かけませんでした。

特に冬のデリーは最低気温が10度以下に冷え込むこともあるので、一見涼しくて良さそうに感じますが、大気汚染がひどく普通に街歩きできないくらいな感じです。

大気汚染の原因は自動車の排ガスが主な問題なのでしょうが、やはり冬場は中国と同じく暖房のために石炭や木材を焚くからでしょう。

近所の公園をウォーキングしましたが、霧がかかったようになっていました。

この中でも子供たちは元気にクリケットをして遊んでいました。

 

そのような汚染のひどいデリーを脱出し、飛行機でコルカタへ移動し、その後ブッダガヤ、ワーラーナシー(ベナレス)、ラクナウに滞在し、デリーに戻ってくるというルートで計画していました。

コルカタ行きの飛行機は12時過ぎ発のエア・インディア便。

レガシーキャリアのエア・インディアですが、新興の航空会社と値段がそれほど変わらず、スターアライアンスなのでマイルがたまってラウンジも使え、預け入れ荷物も無料というメリットもあるため選択しました。

空港までメトロで行こうと思っていたのですが、友達の旅行代理店のスタッフが空港まで送迎してくれることに。

オンボロのミニバンでしたが無料で送迎してくれました(チップは相場以上に渡しましたが)。

 

予想以上に早く到着しチェクインもスムーズに済んだのですが、セキュリティチェックがやたら混んでいました。

インドのセキュリティチェックはとても厳格で、係官が金属探知機でくまなくチェックし、おしりのポケットまで全て触ってチェックするのでちょっといやらしい感じがします。

長蛇の列が出来ていてもお構いなしで検査を優先するので、空港には時間に余裕を持って行っておいた方が良いと思います。

 

セキュリティチェック後ようやく制限エリアに入りラウンジで休むことに。

国内線ターミナルのエア・インディアのラウンジは一番奥の方にあり、手前にあるゴールドカードやプライオリティ・パスで入れる2つのラウンジはかなり混雑していて列ができていました。

エア・インディアのラウンジは割と空いていて、席も余裕がありました。

食べ物、飲み物とも充実していて清潔感があります。

ただ、インドという国柄、アルコール飲料は無く、ベジタリアン向けの料理が中心で肉料理は限られていました。

ラウンジのマネージャーのような人が従業員教育に目を光らせていて、接客態度がインドとは思えないくらい良かったですが、ちょっとピリピリした空気でした。

 

コルカタ行きのエア・インディア便は定刻通りに搭乗開始。

お客はほとんどがインド人のようで、ぱっと見外国人と分かる人は乗っていませんでした。

デリーとコルカタ間は1500キロほど距離があるのでフライトは2時間以上かかり、機内食も国際線のようにしっかりと出ました。

 

コルカタへはほぼ定刻通りに到着。

国内線なので荷物を受け取ったらすぐに制限エリアから出られますが、デリーに比べると閑散としていて、客引きのドライバーなどもいません。

市内のホテルまではプリペイドタクシーで行こうと思っていたのですが、タクシーカウンターは外にあるようで長い列ができていたので、Uberで車を呼んでみることにしました。

デリーでもUberで車を呼ぼうとしたところ、渋滞が激しいためか何度もキャンセルされて一度も乗っていなかったのですが、コルカタ空港ではすぐにドライバーが見つかりました。

10分ほど待ってドライバーと合流。

値段交渉も行き先の説明も必要なく、予め決まった料金で行けるのでやはり便利です。

始めて行くコルカタの街は意外ときれいで、道路のごみはデリーの半分くらい、空気はデリーの十分の一くらい清浄な感じがしました。

コルカタの宿泊先はバックパッカーの聖地として有名なサダルストリートの外れにあるホテル。

サダルストリートは安宿街で有名でしたが、最近はホテル代が高騰していてバックパッカーはほとんどいなくなっているということでした。

実際、安いゲストハウスは隣国のバングラデシュ人に占拠されているようで、白人や東アジア人と思しき人はほとんど見かけませんでした。

とはいえ、旅行者に必要な両替商やレストラン、カフェ、雑貨屋、酒屋などが充実していて過ごしやすい街という印象でした。