2023秋 デリーの友人の家へ移動 | ミッツの旅行記

ミッツの旅行記

旅行記が中心です。ゲイボーイズとの交流が中心で、不健全な内容もありますので興味のある方のみお願いします。
自分の備忘録用で情報発信が主目的ではありませんので、情報が古かったり不正確だったりすることがあるためご了承下さい。

デリーのパハールガンジ(メインバザール)の薄汚いホテルで一泊した翌日、15年くらい前からの知り合いのインド人に会うために彼の店へ向かいました。

彼は旅行代理店を経営していて、インドに滞在するときはチケットの手配をお願いしたり家にも泊めてくれたことがあります。

メトロに乗って数駅離れた場所にある彼の店に行くとまだ出勤していないということ。

店の人と色々話していると、インドのSIMカードを安く買えるということでお願いして携帯ショップに同行してもらいました。


今回の旅行ではタイのAISのトラベラーSIMでローミングを使おうと思っていましたが、3日で199バーツと結構高く延長するかどうか迷っていたところでした。

インドの大手のVodafoneに行くと外国人は契約出来ないので、インドに友達がいるならその人にお願いして作ってもらえとのこと。(実際は出来るのですが手続きが面倒なようです)

正規の代理店の店員に闇で契約するよう言われ、相変わらずいい加減な国だと思っていたところでした。

友達の店の店員に同行してもらい、近所にある小さな電話屋に行ってインドのIDカードを使いインド人名義でSIMカードを契約。

指紋の登録をしたり、スマホで顔写真を撮影して送信したりなど本人確認がかなり厳格ですが、他人への譲渡はやりたい放題のようでした。

4週間有効のプリペイドSIMが400ルピー(約700円)で手に入ったのでかなりお得でした。


そうしているうち事務所に友達が来たので久しぶりの挨拶。

色々近況を聞くと、旅行代理店の他に服の店をオープンして結構羽振りが良いようです。

連れて行ってもらうと、インドの民族衣装のサリーやクルタを生地から仕立てる店で、インド人と観光客両方を相手にしているようでした。


また、リサーチ会社に勤めていた彼の息子も独立してかなり儲かっているようで、大きな家を買ったからホテルに泊まらずに家に泊まれと誘われました。

僕としてはホテルを移ろうと考えていたくらいでしたが、彼の家がどんな家か分からないのでとりあえず行ってみることにしました。

デリーの少し郊外にある場所ですが、雑然とした市街地から隔絶した静かな住宅街でした。

マンションの中は4LDKで3バスルームというとても大きな家でびっくりしていると、2フロア分あるので8LDK分あるということでした。

なんでこんなに儲かっているのか不思議ですが、親子で稼いでいて、そのマンションも将来の値上がりを見越して投資のためにローンを組んで買ったという面もあるようです。

空き部屋が3つほどあるので好きな部屋に泊まってもいいよということで、パハールガンジのボロホテルから移ることにしました。

住宅以外も色々と羽振りの良い生活をしているようで、車を5台所有し運転手も一人雇っているということでした。

うち3台は旅行会社のツアーなどでも使っているようでした。

その他、シベリアンハスキーを飼っていて、専属の世話係が朝晩1時間ずつ散歩のために来たり、1週間に一度専属のトレーナーが来るということでした。

デリーの夏は暑いのでシベリアンハスキーは冷房が効いた部屋で飼わなければならないとか、色々お金がかかるようです。

普段乗りの車はクーパーミニということで、家と事務所の往復に使ってました。
僕の車はインドでも人気があるスズキ(インド名はマルチスズキ)だと言うと、スズキは安全面に問題があるから乗りたくないと。

たしかにインドの運転は荒っぽく、大型車がバンバン飛ばして走っているので、お金を持っている人は安全面を重視するようです。


僕が初めてインドに行った時からインドは格段に経済発展してますが、この家族の経済的な発展ぶりには舌を巻いてしまいました。

日本人の感覚からしたらやり過ぎな気がしますが、周囲の人に金持ちマウントを取るというのがインドの流儀のようです。

デリーからコルカタへ行くまでの3日間この家で泊まることにしました。