チェンライでは到着の翌日に一日観光ツアーに参加しましたが、次の日以降はツアーに組み込まれていなかった市内の有名スポットに行ってみることにしました。
市内中心から徒歩でも行ける範囲にいくつか有名なお寺や博物館などがあります。
まずは市内中心部にあるヒルトライブ山岳民族博物館。
入り口にレストランやコーヒーショップがあるビルの4階にある小さな博物館で、山岳民族を支援するNPOが運営しているようです。
入館料は50バーツ。
訪れた時はお客は僕一人でした。
まずお茶を勧められ、ティーバッグですが温かいお茶をいただきました
その後、ビデオでタイの山岳民族の説明があり、20分ほどの日本語バージョンのビデオを見せてくれました。
その後は館内の展示物を自由に見て回れます。
館内はワンフロアでそれほど広くありませんが、いくつかある民俗ごとに衣服や生活用品、習俗などの説明がありました。
前日のツアーで首長族の村に行きましたが、事前にこの博物館に来てから行った方が理解が深まっていて良かったのではないかと思いました。
博物館から東へ徒歩10分くらいの場所にある、マンラーイ大王記念碑。
ラーンナー王国の創始者でチェンライ、チェンマイの基礎を築いた王様だそうで、記念碑の前にはお寺のように線香や花などが手向けられ、地元の人に敬愛されているようでした。
市内中心のやや西にあるワット・プラケオ。
仏教が国教のタイで一番権威がありエメラルド仏で有名なワット・プラケオがバンコクありますが、もともとバンコクのエメラルド仏はチェンライのこのお寺にあったものということです。
現在こちらのお寺にはレプリカのエメラルド仏が祀られていて撮影も可能。
チェンライの中でも古く権威があるお寺のようで、建物や仏像なども皆立派でした。
また、博物館も併設されていて無料で拝観できます。
別の日には、徒歩では行けない郊外の観光にグラブを使って行ってみました。
市内中心部から西へ車で15分くらいの場所にある、メーファールアン芸術文化公園。
入場料は200バーツ。
ここは、プミポン先王のお母さんを記念して作られた庭園と美術館・博物館で、大きな池の周りに色々な文化施設がありました。
美術館と博物館は2棟あり、地元の文物を中心に展示されていました。
また、近々芸術祭があるそうで、日本人の建築家が展示物を建設中だという説明がありました
園内は広大な池と庭園があり、花や樹木、東屋などの建造物がとてもきれいでした。
暑くなければ一日中でも散策していたくなるような気持ちの良い場所でした。
市内中心部から北に車で20分のところにある、ワット・ファイプラーカン。
ここは2000年代になってから建造が始まった新しいお寺だそうで、丘の上に建つ大きな九重の塔と巨大な観音菩薩像に圧倒されます。
境内の拝観料は無料で、九重の塔はエレベーターがありませんが階段で上まで登れ、各階に木造の仏像が安置されていました。
丘の頂上には真っ白な観音菩薩の巨大な像。
こちらは無料のカートで丘の上まで送迎してくれました。
中には観音様の顔まで上るエレベーターがあり、40バーツのチケットの購入が必要です。
観音様の目から外の景色を望むことが出来、チェンライ市内や周辺の山々が一望出来ました。
チェンライ市の周辺にはその他にも見どころがあり、シンハビールが運営しているシンハパークなどにも行ってみたかったですが、今回は行くことが出来ませんでした。
いつかまたチェンライを訪れる機会があると思うので、他にも調べて色々と回ってみたいと思います。