ジョムティエンのビーチを散歩していると、パタヤ・ジャズ・フェスティバル の宣伝の看板が目に入りました。
週末の金曜と土曜の夜にセントラルパタヤのビーチで開催され、無料で入場出来るということでした。
ポスター見るとタイ人の出演者がたくさん書かれていましたが、裏を見ると世界的に有名なサックス奏者のケニー・Gが出演すると書いてありました。
僕はだいぶ前からファンでCDを2,3枚持っていましたが、まさかパタヤで本物に遭遇するとは思っていませんでした。
ケニー・Gが出演するのは土曜日の21時からということで、それに合わせて会場に向かいました。
セントラルパタヤでは交通規制が敷かれていて、その影響でジョムティエンから向かう道路も渋滞し時間がかかりましたが、何とか会場に到着しました。
セントラルパタヤ通りの突き当りのビーチが会場になっていて、特設のステージの前は大勢の人出でした。
入場は無料となっていましたが、ステージ前方は関係者席になっていて一般人は入れません。
無料席と思われるエリアに入るにはかなり後ろから回り込まないといけないようだったので、どうしようか迷っていると21時になってしまいました。
仕方がないので会場脇の歩道に立って見ていると、ケニー・Gの曲の前奏が始まりました。
馴染みのある曲でサックスの音も聞こえるのですが、ケニー・Gの姿がステージの上に見えません。
どこにいるのか探すと、会場の中にあるお立ち台の上で演奏しているようでした。
一曲演奏した後、ステージに上りアップした映像がディスプレイに表示されたので、ようやく姿を拝むことが出来ました。
次にどんな曲が演奏されるか期待していると、即興演奏が長々と続きなかなか終わりません。
彼のテクニックがすごいのは分かるのですが、野外会場の音響が良くないので反響して何を演奏しているのか良くわかりません。
会場を盛り上げるためなのでしょうが、世界的なアーティストが大道芸人がやるようなパフォーマンスをするのはかなり違和感がありました。
その後長々と5分以上も独奏をするのを聞いていましたが、人が多く蒸し暑かったので退散することに。
ビッグネームであれだけの人を集められるのは流石だと思いましたが、パフォーマンスはちょっと期待外れでした。
しばらく我慢して聞いていれば僕が好きな曲も演奏されたかもしれないですが、聴衆でごった返す歩道をかき分けソンテウに乗ってボーイズ・タウンへと向かいました。