パタヤではメータータクシーが走っていないので、以前はソンテウやバイタクと値段交渉して現金で支払うという煩わしさがありました。
しかしここ数年GrabやBoltなどの配車アプリが出てきて、事前に地図で乗降場所を指定し料金も1バーツ単位まで明示されるのでとても便利になりました。
GrabとBoltではBoltの方が値段が安いので、僕は以前はBoltばかり使っていましたが、最近はGrabの値段が下がってきていてほとんど変わらないくらいになっていました。
また、Grabは近隣のマレーシアやベトナムなどでも同じアプリがそのまま使え、決済用のクレジットカードも再登録する必要がないので、ここ最近はタイでもGrabを使うことが多くなっていました。
しかし、Grabはドライバーにあまり人気がないのか、最近は呼んでもなかなか手配できないことが多く少し不便に感じていました。
今回の訪タイの際にBoltで調べてみると、アプリにクレジットカードを登録できるようになっていたので早速登録。
これでBoltでも煩わしい現金のやり取りがなくなり、お得で便利になると思い早速使ってみました。
ところが、Boltでバイクを呼んだところ、アプリに表示されているのと違うナンバープレートのバイクがやって来ました。
ドライバーに聞くと問題ないから乗って行けということで、きちんと目的地も合っていたのでそのバイクに乗って移動しました。
料金はクレジットカード決済していたので、到着後立ち去ろうとすると、ドライバーが金を寄こせと。
チップを要求してるのかと思ったのですが、乗車料金を要求しているようでした。
既にカードで払っていたので領収書の画面を見せると、ブツブツとグズっていましたが、無視してその場を立ち去りました。
恐らくドライバーが他人のBoltのアカウントを使いまわししていて、名義を借りて営業していたのだと思いますが、最近になってクレジットカード決済に対応したことを知らず、料金を取りっぱぐれたと思ったのでしょう。
一応クレームを入れておいた方が良いと思い、アプリのドライバー評価の際に報告したところ、改善しますとの報告がありました。
このようなことがあったのでBoltを使うのを避けていましたが、後日ジョムティエンで朝までビーチ飲みをした後にGrabでバイクを呼ぶとつかまらなかったので、仕方なくBoltで呼びました。
しかし、やって来たバイクはまた違うナンバーの名義貸し。
指摘するとキャンセルしろと言われたので、次のを呼ぶとまた違うナンバー。
3台呼んだところ全部違うナンバーの名義貸しだったので、クレジット決済を外して現金払いにして乗りました。
Boltでは恐らくドライバー登録の際の審査基準がGrabよりもかなり緩いのではないでしょうか。
ドライバー側からキャンセルされる率もBoltの方が高く、また運転も荒っぽいような気がします。
万が一事故に遭った際の補償も、正規のドライバーと名義貸しでは違うのではないでしょうか。
安ければ良いというものではないので、これからは気を付けて利用していこうと思いました。