華僑に次いでインドからの移民も多いので、インド料理も充実しています。
今来ているペナンという街にはリトルインディアという場所があり、本格的なインド料理が食べられます。地元の人はターリーやミールスという定食を食べますが、作り置きのおかずが出てくるので旅行者はお腹を壊す確率が高いです。衛生状態を考えると直前に火を通したものを食べる方が良いと思います。
お米が主食のマレーシアで特に多いと思ったインド料理がビリヤーニです。大体どこで食べても美味しいです。
値段は店や具材によって違いますが、400円から1000円くらいでしょうか。マレーシアでは鶏が安くマトンはかなり高い印象です。
チキンビリヤーニ。中が見えませんが大きな鶏肉が入っていました。
インド料理と似ていますがパキスタン料理という店も多いです。マレーシアはムスリム国家なので同じイスラム教国のパキスタンや中東からの移民が多いからなのかも知れません。
イスラム教徒は牛も食べるのでビーフ・ビリヤーニというのもありました。
中東からの移民も多いためか、中東系やトルコ系の料理も豊富です。肉料理が中心なので、肉をがっつり食べたい時に何度か行きました。
ドルネケバブがあったので入るとアラビア料理の店で、アラブ語ではシャーワルマーと言うそうです。味はケバブとほとんど同じです。
チキンのシャーワルマーで400円弱、マトンだと500円くらいでした。
地元の人向けのレストランだったので、結構癖が強い味付けでした。
中東料理屋に入ってタンドリーチキンライスを頼んだところ、ライスが炊けていないということでフライドポテトに変更されました。値段はちょっと高く1000円くらいでしたが美味しかったです。
僕は海外の日本米が口に合わないので海外旅行中はあまり和食を食べませんが、ペナンのショッピングモールに行った時、割と美味しそうな寿司屋があり値段もそこそこ安かったので入ってみました。
ハズレでも良いようにアラカルトで一番安い巻物と握りを700円分くらい注文。
本格的な寿司屋に見えますが、ワサビを醤油皿の真ん中に盛ることからして間違ってますね。
ネタは冷凍の輸入ものなので日本の回転寿司とさほど変わりませんが、やはり米がいまいちでした。
一応ジャポニカ米を使っていると思いますが、おそらく現地産の米のため味が劣るのではないかと思います。あと精米方法や米のとぎ方、蒸らし方、炊飯器の性能などの違いでしょうか。
日本と同じものを食べたくなった時に無難なのはファストフードです。
複雑な食のタブーがあるため牛丼屋やラーメン屋、とんかつ屋などはほとんど見かけませんが、KFCやマクドナルドやサブウエイなどはあちこちにありました。
鶏肉が安い国だけあってKFCは安め。セットで500円ちょっとなのでタイよりも安い感じでしょうか。
マクドナルドでもハンバーガーよりはチキンを推しているようで、バーガーはメニューの隅に追いやられてました。ナシゴレンのようなライスとチキンのセットがプロモーションのトップの方に出て来て人気のようです。飲み物込みで600円くらい。
牛肉のハンバーガーも食べてみました。ダブルチーズバーガーのセットで600円くらい。ちゃんとしたビーフバーガーでした。
マレーシアの料理は味もマイルドで美味しいですが、脂っこいものや肉類が多く総じてカロリーが高いのが難ですね。
そのため、最近は朝ごはんは軽くナッツなどを食べ、昼と夜の2食生活にしています。
お酒を控えているせいもあり、長旅の中で体調を崩すこともなく健康的な生活を送っています。