秘書と社長 3907 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆























気を遣わないでいられる人たちと旅行に来て少し気も緩んで飲む酒は美味い(笑)

優しい人たちだから心地いいし、俺も優しくいたいと思うから過ごす空気が心地いいし






「ニノちゃん、これ食べる?」




俺が食べられないものを3人に食べてもらってたら相葉さんに心配された




「大丈夫、食べてるから。それにそれ貰ったら相葉さん足りなくなるよ」


「大丈夫だよ。さっき買ってきたのもあるし」


「ありがと。でも、ちゃんと食べてるから」


「そう?食べちゃうよ?」


「(笑) 食べてください」






旅館の料理って品数もあるけど、見た目よりお腹いっぱいになると思うんだけど俺だけ?






「翔くん、これ食って」


「いいよ」





そう言って智も翔さんに食べてもらってる

そうなんだよ、俺も智も少食なんだよね

すぐお腹いっぱいになっちゃう





「…………さっきね」


「「ん?」」




俺の話に顔を上げる相葉さんと翔さん

隣りの智は俺の声の様子から話の内容が分かるのか全く変わらない様子





「さっき、さくらの友だちに会ったんだよね」


「友だち?蘭?」


「ううん。楓と真実って子。俺はあんまり覚えてないんだけど」


「あー。いたかも。うん」


「今日のことごめんって言ってきてくれて、もうさくらが迷惑かけないからって」


「そうなんだ。よかったね」


「うん。東京戻って変な感じにならないって分かったらちょっとホッとして」


「ストーカーってやつ?」


「まぁ、そこまでじゃなくてもね」


「まぁ、何よりさくらって子の中で終わったならよかった」


「うん。俺もあの時の自分が吹っ切れたよ」





あの時のボロボロな俺をずっと引きずってた訳じゃないけど、何処かにあったような気もする

前を向いているのに奥底に落ちた石はなくなってなかったみたい

今回さくらに偶然あって実感した

でも、その石も拾って俺の外に捨てた

何の感情も無く捨てられたのは智のおかげだろうな

常に俺のこと考えてくれてるから

それが本当に安心出来るから

過去の俺があったからこその今の俺だけど、過去の俺は要らないって思えるほど今の俺が幸せで充実してる














「それにしても相葉先輩と一緒にいた人とニノと一緒にいた人出来る男って感じだったよね」


「うん、分かる!」


「ねぇ、私あの2人何処かで見た事あるんだよねぇ」


「えっ?どこ?」


「思い出せない(笑)」