妄想中です♪
☆閲覧注意☆
「あー!!」
「何?びっくりするから」
「思い出した!あの2人。前に見た雑誌に載ってた」
「雑誌ぃ?」
「そう。うちの社長がよく読んでる雑誌が数冊あるんだけどそれに載ってた人だよ」
楓の会社の社長さんは少し年配の方
最近の若い社長さんを特集してる雑誌はよく読んでるみたい
若い人たちから学ぶことも多いって年齢を一切比較対象としない人らしい
「前に社長がこの人は元々大きな会社を継いだけどより一層と大きくした若くてこの先も楽しみな社長さんだよって見せてくれたんだよね。で、隣りに幼なじみの秘書って人も一緒に乗ってたのよ」
「凄いじゃん。ってどっちの人が社長?」
「えっと、さっきニノと一緒にいた人が社長さんで相葉先輩と同じくらいの身長の人が秘書だった」
「ひぃ!そんな2人と一緒にいる相葉先輩もニノも絶対凄い人になってるじゃん!」
「凄いね。相葉先輩もニノもずっと頑張ってきたから社長や秘書と一緒にプライベートで旅行したりする関係性が作れてんだろうね」
「私も負けないくらいこの先も努力して仕事頑張る」
「私もー!」
「で、あの人たちはどこの人?」
「えっ?どこだっけ(笑)?」
「待って!社名……」
「覚えてない(笑)」
きっとニノは気持ちが沈んだこともあったはず
だけど、周りの人に支えられてニノも努力もあって今日出会った人たちと素敵な関係を作ってきたんだろうな
いくら雅紀が近くにいたとしても簡単じゃなかったよね?
私もさくらにとって良い友だちでいられるようにこの4人でずっといい関係が続くように
「ねぇ、この佃煮美味い!酒のつまみに最高」
「ご飯にも絶対美味いよね?」
食事を下げてもらう?
そんな話をしている中で相葉さんが開けたのはさっき買ってきたつまみたち
食べ物に外れが無いんだよなぁ
「ご飯!」
「おひつに少しご飯用意してあるって言ってなかった?」
「言ってた!ちょっと食べよ」
「相葉ちゃん、俺にもちょっと」
「OKおーちゃん、待ってて」
結局、相葉さんは俺と翔さんにもひと口ずつのご飯を茶碗によそい渡してきた
「酒のつまみにもいいけど、この佃煮は絶対ご飯の方が合うと思うから」
おすすめの佃煮をご飯に乗せ口へ運ぶ
……………美味っ!
「ニノちゃん、その顔は『美味い』だね?」
「うん、美味い」
「んふ。ご飯皆んなの分入れてよかった♪」
「相葉ちゃん、おかわりくれ」
「おーちゃん。お気に入りじゃん」
「酒よりご飯が美味いわ」
珍しく智がモリモリ食べてる
俺も少食だけど、智はもっと少食
省エネ過ぎて心配するくらい
智がモリモリご飯食べられるなら明日お土産に買ってもいいかも?
デパートに入ってたお店駅ナカにもあるかな?