秘書と社長 3873 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆






















ずっと目の前の相葉ちゃんだけを見てたカズ

優しいカズは俺の方を向けないのかもしれない

全方位に気を遣うカズ

そうしてる事を周りに分からないように

だから周りには気遣いの人とはあまり思ってもらえない

カズ自身も思って欲しくての行動ではないからいいんだろうけど

甘えてもいい時も甘えきれないのはそこは気遣わずに甘えてくれよー

とは思うけど

出来ないカズも愛おしい







「相葉さんから………」





目の前の相葉ちゃんの目を真っ直ぐに見つめながらゆっくりと言葉を紡ぐ





「うん」


「相葉さんから、さくらに会ったって聞いても勿論さくらに揺らぐことは無いんだけど、あんな別れ方しかない状態にしちゃったことは申し訳ないって思ってる」


「ニノちゃん………」


「ほら、さくらも傷ついたと思うし」


「そんな優しくなくていいんだよ。ニノちゃん」


「そうかな?」


「出会いがあればいつか別れもあるかもしれない。若いなら尚更。これからたくさんの人と出会う機会もあるし。でもね、ニノちゃんとさくらの別れはさ、ニノちゃんだけに原因があるかのように一方的に責め立てて。あんなの違う」


「ニノ」




翔くんが俺には絶対にかけないくらい優しい声でカズに話しかける






「どんな理由があったとしても恋人を裏切って、裏切った彼女がニノを悪者に仕立てるかのように責めて周りにも悪者のようにしていい訳じゃないんだよ。裏切られた側がするならまだしも」


「そうなのかな?」


「そうだよ。ニノをボロボロにする程のことをニノが彼女にしちゃったとは思えない」


「……………うん」


「ニノが彼女に申し訳ないって気持ちを持つ必要は無いと思うよ。別れてもう何年も経ってるし今向こうが不幸せだとしてもニノには関係ないし、ニノは幸せでいいと思う」






ゆっくりとカズが俺の方へ向く





「さくらと会ってもさくらのことは過去で今は智と幸せに過ごしてるんだけど、俺が幸せなのはさくらに申し訳ない気がしてた」


「うん」


「俺、何も気にしないで智と幸せでいいんだよね」


「もちろん」


「俺、ちゃんと智のこと幸せに出来てる?」


「あったり前だろ。めっちゃ幸せだわ」


「よかった」




そう言ってはにかんだカズがマリア様かと思うほど綺麗で抱きしめたくなる

いや、抱きしめよう♡




両手を広げてカズを見つめればカズが胸の中に飛び込んで来た♡


ギューっと抱き締めてカズを感じる





「翔ちゃん!俺も俺も♡」


「はい、はい。ほら、雅紀来い!」


「やっほー、翔ちゃん大好きだよー」