妄想中です♪
☆閲覧注意☆
いつもより少し早く家を出る
ニノの実家へ寄って智をピックアップする為だ
ニノの話だと最近はかなりニノの家族にも心許せているみたいで留守番が出来てる
前はホテルに缶詰だとしても連れて行ってたし、ニノが夜行バスで戻ることもあった
智連れでも新幹線や飛行機は乗れても人が多いと怖がってたし智のメンタルにもあまり良くなかったから留守番が出来るくらい心許せてるのは本当にニノにとっても智にとってもいい事だな
「おはようございます」
『潤くんだぁ』
インターフォンから聞こえる智の声は明るい
楽しく一晩過ごせたんだろう
ドアが開いて智が飛びついてくる
「おわっ!」
「潤くんおはよぉ」
「おはよ。寝れたか?」
「うん。クッキーも作ったよ」
「俺の分ある?」
「あるよぉ。潤くんのもカズのも。待っててぇ」
廊下を軽やかに走っていった智と入れ替わってニノの姉ちゃんが玄関へ来た
「おはようございます」
「潤、おはよう。智、昨日は秒で寝たらしいよ」
「(笑) 秒?でも、よかった」
「うん。楽しそうだった。じゃ、私も仕事行くわ」
「はい。いってらっしゃい」
「智~。またねぇ」
「あっ!お姉ちゃん!!またねぇ。いってらっしゃぁい」
荷物を持った智とニノの両親も玄関へ
「潤くん、行こお。パパ、ママまたね。バイバイ」
「またおいで」
「うん♪」
「智くん、またね」
「はぁい。またねぇ」
車に乗ってからの智はニノの家に泊まって楽しかったことをずっと話してる
あんまりベラベラと話さないからこうやって報告してくるってことは本当に楽しくて共有したいんだろう
「潤くんにも僕とママで作ったクッキーあげるー」