My Pet 3-33 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆


















毎日アラームで起きるけれど今朝はそのアラームの時間をギリギリにしてみた

パパは私のアラームが鳴っても全く起きない(笑)

でも、智くんは起きちゃいそうで私の毎朝の習慣が身についたカラダに託してみた

毎朝の習慣って身についてるのね

ちゃんといつものアラームで起きる時間に目が覚める

隣りの智くんを確認してそっとベッドから抜け出した



リビングへ続くドアを開けキッチンへ

パンが大好きな智くんの為に去年買ったホームベーカリー

最近はいろんなパンに挑戦もしてる

今日は発酵までした種を今から成形して焼く

ちゃんと焼けるといいんだけど










朝ご飯の準備が出来る頃お姉ちゃんが起きてきた




「ママ、おはよう。手伝うね」


「おはよう。コーヒー落としてくれる?」


「はーい。昨日、智寝られたかな?」


「寝つきはよかったわよ。秒だった」


「(笑) カズが居なくても秒で寝られるようになったのは智にとって心許せる場所になったのかな?」


「そうだといいわね」


「うん」




お姉ちゃんが来てくれてからは準備が倍速

一度手伝ってくれれば指示を出さなくても次何をすればいいのか分かって動いてくれる

パパだとこうはいかない

指示が必要になるのは男女の違いなのか?

それでも指示をすれば動いてくれるからありがたいんだけどね




リビングのドアが開きパパと智くんが入ってきた

まだ眠たかったのかパパに手を繋がれ反対の手で目をグジグジと擦りながらの智くん

秒で寝てたけど途中で起きちゃったりしてたのかしら?

あんなに眠たそう

ママ横でグッスリ寝ちゃったわ




「智、おはよう」


「おはよぅ、お姉ちゃん」




ぺたぺた近づいてお姉ちゃんにギューっと抱きつく

身長はお姉ちゃんの方が低いのに智くんが小さく感じるのはやっぱり幼く見えるからかな?

でも、和也は智くんはこのままでいいと言う

智くんの絵の才能は今の智くんだから生まれるもの

無理やり年齢相応に成長させて智くんの好きな絵を描けなくさせたくない

智くんが大人になりきれない部分ごと智くんだからって考えを聞いて私たちも今のままの智くんでいいと思っている

何より可愛いしね

きっとその辺の大人の男性が今の智くんのようだと受け入れ難いんだけど、智くんは違うのよね、その辺の男性たちと





「智、ママが智の大好きなサンドイッチ作ってくれたよ」


「やったぁ。ママありがとぅ」


「たくさん食べてね」


「うん♪」




ほら、可愛い





「お姉ちゃん、コーヒー」


「たっぷりのミルクと砂糖ね」


「砂糖はね、たっぷりじゃなくても飲めるようになったんだよ」


「大人になったじゃん」


「凄い?」


「(笑) 凄い」





あぁ……ひとつ大人になっちゃった(笑)





「いただきまぁす」




小さな口を大きく開けて頬張る智くん




「ママ、美味しい♪ ありがとぅ」


「よかった。また作るね」


「うん♪」






次は違うパンでサンドイッチ作ろ