妄想中です♪
☆閲覧注意☆
リハビリ中
泊まりの出張は潤くんが減らしてくれてるとは言え
九州だったりはどうしても泊まりになる
智に出会うまでは出張は俺にとって息抜きで伸ばせる時は1泊増やしたりしてたのに今は出来れば泊まりは避け終わったら遅くなっても日帰りで戻る
歳もとってるし、正直カラダがキツいことはあるけど家に戻ればどんなに遅くなっても仔犬のように待ってる智に会えれば疲れを忘れる
まぁ、遅くなる日は智をマンションに1人にはしておけず潤くんの家か実家で待ってる智を迎えに行くことになってる
疲れてそのまま智と泊めてもらうことも
「ニノ、○○さんが打ち合わせしたいって」
「○○さんね。泊まりだな」
「だな。日帰りは難しい」
「いつ?」
「1週間後」
「分かった」
泊まりの出張が入れば智に毎日言い聞かせていく
翌日の何時ころ帰って来るとかを智にインプットさせていく中で必ず伝えるのは絶対に帰って来ることを約束する
智は何日も1人で過ごしたことがあった
まだまだ大人と一緒に過ごすような時期に
食べ物に困ることは無くてもいつ戻るとも分からない中で不安の中過ごしていた
だから必ず帰る日も時間も伝える
「智」
「なぁに?」
「話があるからおいで」
「はーい」
最近読むようになった漫画を置いて俺のデスクまでトコトコ近づいてくる
「お話なぁに?」
「近いな(笑)」
相変わらずの俺の膝の上に向かい合って跨る
「1週間後に1日だけ泊まりの仕事に行ってくる」
「しゅっちょう?」
「そう。帰るのは次の日の夕方。◯時の新幹線で戻るから会社には◯時頃来るよ。智はどうする?」
「んー。カズのパパとママのお家に行く」
「じゃ、実家に泊まって次の日は潤くんに迎えに来てもらって会社に来る?」
「うん。そうする」
今思えば俺の実家に俺より智の方が泊まってる
俺の出張で留守番の時だから俺より増えるのは当たり前ではあるんだけど
そりゃ、両親が智を可愛がる訳だわ
俺や潤くんが見てても幼いのに
親世代から見たらもっと幼く感じてる気がする
それでも俺の両親は智にしっかりしなさいとは言わない
智の過去を話したってこともあるとは思うけど
『智くんはこのままでいいの。大変なことも煩わしいことも何もしないでいいし、可愛いままでいてね』
とか言ってたし
「パパと僕とママで寝るんだぁ」
「嬉しいの?」
「うん。カズと会えないのは寂しいけど、パパとママと一緒はたのしいんだよ。この前ママとおやつ作る約束したから。カズの分も作るね」
「ありがとう」
「……………しゅっちょうのこと考えたら少し寂しくなったからギューってしていい?」
「いいよ。ギューしよう」
「んふふ。ギュー♡♡」