My Pet 3-10 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆









リハビリ中





















結局、キッチンにたってる間中斜め掛けカバンは智の肩に掛かってた(笑)

今は向かい合ってダイニングテーブルに座ってるけどやっぱり肩にカバンが掛かってるし

このままだと風呂にも寝る時にも掛けてそうだな






「智」


「なぁに?」


「そのカバンの置き場所を決めようか」


「置き場所?」


「そう。置き場所が決まってたらカバン外せるんじゃない?」


「無くならない?」


「家の中のここって場所が分かってたら智も安心でしょ?」


「うん」







メシを食い終わってさっさと片付けリビングか寝室のどちらに置き場所を決めるか相談する

リビングにいる時間の方が長いけど、寝てしまってる時に近くに置いてる方が安心しそうな気がして俺は寝室を薦めた





「じゃ、カズの言う通りにする」


「いいの?智がここがいいってところがあればそこにしていいんだからね?」


「うん。でも、カズは僕のことを一番に考えて言ってくれてるからカズが言ってくれるところが僕に一番合う場所なんだよ」






寝室のベットの横に置かれた棚の一番下の深い引き出しを智のスペースにした

好きな物を入れていいよ

と言えば




「でも、僕の一番の宝物は大きいから入らないんだよ」


「もっと大きな引き出しにする?」


「入れないよ。僕の一番の宝物はカズだから入れない」


「俺が一番の宝物なの?」


「うん♡ カズは?カズの一番の宝物は僕?」






普通、そんな風に聞かないんだよ

でも、普通なんてどうでもいいかな

智にはちゃんと言葉で伝えてやりたい

愛されてるって態度だけじゃなく言葉でも伝えていきたい





「智が一番の宝物だよ」


「やったぁ。カズ、大好きぃ♡」





飛びかかって来て押し倒される

首筋に顔を埋めてきた智の髪をゆっくりと撫でながら




「智、お風呂入ろう」


「エッチは?」


「昨日もシただろ(笑)」


「エッチしなくても僕のこと大好き?」


「もちろん。目の前の智が大好きなんだよ」


「うん」


「智、お風呂のスイッチ入れてくれる?」


「僕出来るよ!」





リビングの方へ駆けて行くけどまだカバン肩に掛かってるし(笑)





「智、カバン片付けてよ」


「本当だぁ」









智は継母の影響が残ってる

俺の『大好き』を継続させるにはカラダを重ねないといけないと思ってる節がある

施しがないと愛を与えなかった智の養父母たちの残した影響は大きい






「ここに置いて引き出し閉めたらまた明日ね。カズ、あっち行こう」


「一緒に行こうか」


「うん。手を繋いで行こう」


「いいよ」