My Pet 3-2 | 智とニノ時々嵐

智とニノ時々嵐

青担からの大宮担
頭の中のことを綴ります

妄想中です♪

☆閲覧注意☆











リハビリ中





















「それ、持って行くの?」


「潤くんに見せてあげるのお年玉貰ったよって」






新年明けて俺の実家でもらったお年玉

帰り道に募金してその後3人に報告した智

3人ともに『素敵なお金の使い方をしたね』と言ってくれ智ももらったポチ袋が宝物だと伝えた

その宝物のポチ袋を潤くんに見せたいらしい

ここまで長く潤くんに会わないのは滅多に無いことで数日前から『お休み要らないね。だって潤くんに会えないもん』『いつ潤くんに会える』とか言ってた

今回、カレンダーの関係で少し長い休みだったのもあるんだろう





俺の運転で会社へ向かう

助手席で智がウキウキしてるのが分かる

智の中に大切な人が増えていくのはいいことで人に会いたいって気持ちを持てる人に出会えてることは本当に成長してる

こんな智に前は嫉妬してた感情無かった訳じゃない俺だけど今は無い

智の愛情の向きがハッキリしていて俺の位置は智の中で1ミリも動かない不動だと分かったから





「そんなポチ袋眺めて下ばかり向いてると酔うよ?」


「うん………でもね、袋に書いてある『智くんへ』ってこれ見てるととっても嬉しいの。だってカズのパパもママもお姉ちゃんも僕にあげようって用意してくれてきっと名前書いてる時は僕のお顔が思い浮かんでたかなぁとか」





智って心が豊かだよね

そんな風に考えたこと無かったかも

智と一緒にいると今まで感じたこと無かった感情が俺の中にもあるのかも?

って新しい発見がある











「智、着いたよ」


「カズ、早く行こう!」





ウキウキな智と手を繋いで地下駐車場からエレベーターで俺たちの会社が入るフロアへ

エレベーターの扉が開いて駆け出してく智





「潤くーーん!おはよぉ。見てぇ」




智の声に部屋から顔を出した潤くん

今年もイケメンで相変わらず濃いな(笑)





「智、あけましておめでとう。今年もよろしくな」



潤くんの目の前で止まった智が深々と頭を下げて新年の挨拶



「潤くん、あけましておめでとうございます。えっと………今年もよろしくお願いします。ね、これ見て見て。カズのパパとママとお姉ちゃんがくれたの」


「良かったな。大切に使わないとだな」


「もう、使っちゃった」


「早くね?」


「帰りに寄ったデパートで募金箱に入れたんだよ」


「ニノ、あけましておめでとう。今年もよろしく」


「潤くん、あけましておめでとう。今年もよろしくね」


「そっか。いいお金の使い方したな」


「うん。でも、このポチ袋は宝物だからずーっと大切にするんだ♪」










この後、潤くんからもお年玉を貰った智

ポチ袋に『智くんへ』と書いてなかったのを見て書くのを強要してた(笑)

そして結局中身は違う場所で募金箱に入れたことを潤くんに報告して頭撫でてもらってニコニコな智




…………俺もポチ袋買って来ようかな