淡き花。六十五話 ほの香色のバラ | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム

 

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ほの香色のバラ



あさがたから光りさしてほかほかになるも くもが多くなって雨がばらつく一日 くも間に光りを失ったお日さまがまるく浮かび紺紅のくもが広がった夜。2011年3月25日(金)

(あんなにあしたの未来を願って
きぼうを祈りつづけたのに
 
南の火山は噴火を伝え、
そらには不思議な黒いひげのような雲を白い雲の上にうかべ、
しろとくろのそらに 大地は揺れ、悲しい震災を伝えて来た。
 
頭はパックリと空白の時間に誘われ、
いまだ余震や放射能の怖さを伝えてくる。
 
言葉はない。
今までの祈りをひっくり返すように・・・、
 
私はただうろたえ、
ただただ 
怒れる神に鎮まるように祈る。
 
リバーサイドに
高いビルに住むようになった人間
 
電気は安心の神話、
 
河は
電気は
そんな薄さの中の利便に
猛威をふるう。
 
きれいな夜景と称賛する。
もちろんうれしい・・・。
 
その裏には、忘れられた何か、
危ない見えないものの恐れを
忘れてはいないだろうか?
 
難しい話なんだろうけれど、
これから、人口が減るという。
埋立地からも人が引き
危ない何かからも手を引くことのできる
きっかけにはならないのだろうか?
 
また未来のきぼうの幸せを
願うばかりだ・・・。)
華はつぶやいた。
 
言葉のない空間で華の書く小説、
秘密の視聴者参加番組の
ローズインファンシーショップが
最終回を迎えていた。


 
パソコン
 
2008年今チャンネルでは、
 

少しづつだけれど GDPが上がってきて
ほのかな高揚をテレビのニュースで伝えていた。

テレビもロケに出るようになって
淋しいキャスターの顔がこんな見にきてくれた
ギャラリーに笑顔を浮かべていた。昔の歌番組をあさにやっていた。

「いらっしゃいませ
何かお探しですか?」
と店員はいいました。
 
「なんか、
少し 華やぐような周りに
たのしい気持ちになって・・・、
 
また、運命の人にあえるような気がして・・・
そんなことを思うと楽しくなります。」
と女の人は言いました。
 
「そう、過去につらいことがあっても
今を一生懸命生きれば、誰かとまためぐり合い、
優しい言葉や微笑みが生まれると
私はそう思います。
 
まだこころの傷の中は人には
見せたくはありませんが・・・、
 
ぼくはそう思います。
きっと また素敵な人から
華やぐようなメールがあなたのところに
届くと私は思いますよ・・・。」
と店長は言いました。
 
【ミスターテレビ君、
華のなまえ、2回も読んだでしょ…、】
と華は秘密の携帯でメールを送った。
 
【出逢ったきみへ・・】
と秘密の携帯で返事がきました。
 
「きっと出逢えるさ、
数年後に、ボクはそう思うよ。」
ともうひとりの店員は言いました。
 
「そう、ほのかに思うその想いに
このほの香色のバラはいかがですか?」
と店員は言いました。
 
「ええ、ありがとう、
いつか華やぐ人に出会うため、そのほの香色のバラを
分けていただけますか?」
と女の人は言いました。
 
壁の女の子の絵も
その想いかないますように
というように一瞬微笑んだように見えました。
そして手のひらに力の銀色のしずく。
いっしょに歩こうというように光っていました。
 
女の人の手には ほの香なバラが銀色のしずく。の
ギフトに包まれて、ローズインファンシーショップの扉は
開きました。
街の中にその女の人の姿はだんだん小さくなっていきました。
 
2011年未来チャンネルでは、


同じCM何回も流れていてはいるものの、
ほんの少しづつ、ほんの少しづつだけれど
地震の時間から、
日常へ戻り始めて
歩み始める画面を映していました。

 
離れの中2階では、
 
「美久、
願っても願っても
思うような暮らしが難しいもんだね、
 
で思うような暮らしっどんな暮らしなんだろう?
欲張り過ぎてはいない?かな?」
と妖精は言いました。
 
「あの日、ずぶぬれで
この店の店長さんに助けていただきました。
たくさんのしろいバラを作らせていただきました。
店長さんの思いやりには感謝しています。
 
だれもこの扉を開けずにそぅと見守っていてくださいます。
たくさんの雪も
そろそろ雪解け・・・、
 
この店にもたくさんの人が
たくさんのバラをお持ちになったようですね。
 
ほら、きょうはほの香色のバラに
この部屋は染まりました。
 
真実とは・・・、
人を思いやることではないでしょうか?
 
なのに 人は時として争いや憎しみをぶつけてきます。
少しでもそうならないように
こころのふるさと、温かいこころのカプセルの中で
時を過ごせますように、
 
バラにはとげがあります。
そっとずっととげを見つめて・・・、
 
それでも可憐なバラを愛してほしい・・・、
そして私はまたバラをつくり続けます。
 
どうか命はつながっていきますように・・
願いをこめて・・・」
と美久は言いました。
 
「美久、いつか
きみと桜の散歩するのが夢なんだ、
いつか幸せな時がきて
きみに会えるといいな」と店長は言いました。
 
「あ、部屋をチョイと見てきます。」
ともうひとりの店員が言いました。
 
壁の女の子の絵をすりぬけたもう一人に店員は
離れの中2階の扉を開けてしまいました。
 
その部屋はたくさんのバラでいろどられて
もう美久は いませんでした。
 
「美久さん・・・、
いないのかぁ~」
っと目を見張りました。
 
『開けてはいけないといったはず・・・、
でも美久はみなさんの未来への幸せを祈っています』
と未来への手紙が残っていました。
 
テーマ曲
 
クレジット
 
最終回
「ローズインファンシーショップの
CDを抽選で200名様にさしあげます。
宛先はこちらまで・・・」
という声が聞こえてきました。
 
 


視聴者参加相互番組の交信が始まりました。
 
【ご苦労様でした。
ハイお茶…、】とお茶の絵を書いて
点滅するポンコツテレビに
メールを送りました。
 
【出逢ったきみと
ひとりでは淋し・・・い】
と返ってきました。
 
 
{華、 あせるあせるあせる きょうもポンコツテレビの調子
悪いようね。得意げ}
こころの中の花。はつぶやきました。
 
 


 
はい、最終回でした。
 
未来は誰も決められない。
 
今生きているなら
明日晴れていたら、また明るい光りとお日さまは
きっと見れる予感はするのですが・・・、
 
できること
ここに文字を残すこと
ただそれだけ・・・、
 
華の小説はまた日常を描きながら
続きます。
 
きっと
風が変わったら、
メリーポピンズはきっと21世紀にも
遊びに来てくれますように・・・、
 
♪チムチムチー
チェリー・・・
 
 願えば、
地震災害から守る家を
かばんから出してくれるかも・・・、
 
つづく
 
~~~~~~~
地デジまで数か月、
 
 
新しいスカイツリーは地震はどうなのでしょうね?
 
インターネットでも地デジテレビが見れる広告が
ありました。
 
あなたなら~ どうする?
 
 
淡き花。は、つづきます。