今は違う空間の未来 きせつの風のにおい月がかぜをひいたみたいに 地面がむくれてずれて 過去との空間の断裂のこちら側 めまいのうちに 違う世界へ 人の渦も 違う世界へ 残されたものの 息遣い 遠くに聞こえない声が 透明に疼く 今は「解らない」 という 言葉の中にいる。 家の玄関の隙間が 少しずれているのが まるで 9日に三日月がずれた感覚の過去と似ている