淡き花。携帯より愛をこめて にぎやか色のバラ | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム

イメージ 1

冬のあさの
つかの間のひだまりが
好き

お-い、
きみにも
きょうが始まる
起きて生きてみようよ

何かひとつでいい
こなしてみよう
 
間違いなく
きっと できる

きっと 希望を持てる




幕間には、
大道芸が
みかんを三つ、
高い台の上で
バランスを取りながら
回していた。


スクリーンには、
国道41号線を
繁華街に
走る車が映っていた。

街の道路は
動脈静脈のように
とぎれない車の列で
トクトクと動いていた。

新しい街のシンボルの
歩道橋をくぐると
テレビ塔のその姿が
見えはじめた。

土曜日らしく
駐車場は満員のランプが
点灯して、
車は、駐車場に入るのに
並んだ。

駐車場から、
つながっている老舗の
デパートは、
たくさんの人で
にぎわっていた。

淋しいとうわさされた
デパートも
スーパーなみの接客から
最上級に戻っていた。
そして
誰もが
笑顔につつまれていた。


店に並んで食べれた
ひつまぶしは、
何故か祖母の味に
そっくりと味わう顔が
あった。


そして
高い台の上の大道芸は
かさをひとふりして
にぎやか色のバラを
頭にさして笑みを
浮かべていた。

幕間の会場は
拍手の花が咲いていた。


つづく


校正しました。
2月20日あさ