フライ トウ ザ MOON NO.15 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
とびらに吸い込まれていった
宙とペリカン君は、
街の中で大名行列にあった

よろいかぶとをかぶった
雄雄しい武将や
髪を結い上げて きれいな
着物を着た姫様に
瞳を 見張った

小さな山車には 子供たち
が乗っていて
未来へと続くように
虹の架け橋を 描いた絵を
背に
笑顔を作っていた

満天はうすいグレー色の
うろこ雲を
和紙で貼り絵のように 
貼り付けて
まわりを うすーいグレーで
彩り
暑さを ほどよくしていた

沿道には、たくさんの人が
集まり
祭りに 興じていた
外人も 楽しそうに
見ていた

過去から 続く伝統と
支える誰かと
これからも 続く情熱
宙には なんでもないように
おもえるも なんか 
暖かいものを感じて
幸せに思えた

沿道の人ごみの中を
行列を追いかけるように
ウサギが
小走りをしていった