フライ トウ ザ MOON NO.13 | 彩希 ユキノの花舟@微笑℃ルーム
”ユン・ユンユン
宙ちゃん、では、ここで
 失礼します”
と ウサギはいった。
”バイバイ、”と
ニヤッとして 電波時計がいった

不思議な扉が ウサギのそばに
ふとあらわれて
ウサギはその扉にあわただしく
駆け出していった
”あ、ウサギさん、まって”
と宙は 呼んだが
あっというまに 
扉に吸い込まれていった

”宙、おいかけてみたら?”
とペリカン兄弟君たちは
 ユニゾンで 声かけをした

”ん、”宙は、あわてて
追いかけた

運動会はもう かたづけに
入っていて
ほおにあたる空気は
ほんの少し
ひんやりしていた