”ユン・ユンユン
宙ちゃん、では、ここで
失礼します”
と ウサギはいった。
”バイバイ、”と
ニヤッとして 電波時計がいった
不思議な扉が ウサギのそばに
ふとあらわれて
ウサギはその扉にあわただしく
駆け出していった
”あ、ウサギさん、まって”
と宙は 呼んだが
あっというまに
扉に吸い込まれていった
”宙、おいかけてみたら?”
とペリカン兄弟君たちは
ユニゾンで 声かけをした
”ん、”宙は、あわてて
追いかけた
運動会はもう かたづけに
入っていて
ほおにあたる空気は
ほんの少し
ひんやりしていた