ティーチ研会報掲載4コマ(74)「1対1」 | みつゴコロ

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24歳の3つ子(♂♀♂自閉症スペクトラムっ子&脳性まひっ子含む)との日々のできごと。

2022年7月15日発行

いしかわTEACCH研究会会報161号より↓

 

注:以下、2022年7月に会報に寄せた文章です

 

先日偶然、保育園時代にお世話になったK先生にお会いしました。

 

今ほど発達障害という言葉が浸透していなかった19年前。

 

親も対応に苦慮するなか、愛情いっぱいにまぼの困り感に寄り添ってくださった先生です。

 

「今でもまぼくんのいろんな発言を思い出すのよ。

 

‘片づけるって何を片づけるの?

どこに?

ぼくぜんぜんわかんないよ!!!‘

 

って怒られたときは衝撃だったわ~。

本当にいろんなことを教えてもらったわ~。」

 

と笑うK先生の言葉にほろり。

 

困らせようとしているのではなく、困っているのは本人。

 

問題が単純であればあるほど、年齢があがればあがるほど、そして言葉が達者になればなるほど、傍からはわかりにくく理解してもらいづらい困り感だったのに。

 

よくぞあの時代に受け止めてくださったなあ。

 

しっかり受け止めてもらった経験はまぼの根っこに蓄えられて、今も心の奥の奥のずーっと奥のほうで、大きな支えになっていると感じます。

 

大切なことを教えてくれた保育園の先生方に、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

 

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