地面のゴミ
そういえば、この前行った神宮外苑花火大会でこんなことがありました。
花火が終わり、他の観客と一緒にぞろぞろと歩いていくと、出口付近にゴミを捨てるスペースがありました。そこは出口に近いこともあり混雑していて、到達するまでには時間がかかります。
ゆっくりした人の流れに乗りながら近づいていくと途中、地面にゴミが落ちていました。
それを見た友達数人は、
「たぶん捨てるの待ちきれなかったんだねー」
「あとちょっとなのにねー」
と嘲笑を交えていました。
でも誰も拾わない。
僕がそのゴミを拾うと、
「あ、エラーイ」
なんて口々に言っていました。
これは別に友達を責めているわけではありません。日本人の環境に対する「意識」が全然足りないと言いたいだけです。
大勢人がいる。誰かが拾うだろう。
こんな意識ではレベルが低すぎます。その「誰か」に自分がならなければいけないんです。しかし、一部の人の意識が高まっても仕方ないんです。そうすると他の人は、
あの人がやるからいいや。
と思ってしまいます。
人が去った後の広場で数人が必死にゴミを拾っている。
そんな状況ではなく、
人が去った後にはゴミ一つ無い。
こんな状況を作るためには、全員の意識を一緒に向上させなくては意味がありません。
僕自身だって意識はまだまだ低いです。花火の会場も、周りを見渡せばゴミは落ちていました。でも、
遠くにあるゴミだから拾わなかった。
ゴミ捨て場が近くになかったから拾わなかった。
会場の清掃係が最後に掃除をしてくれる、という甘えがあったから拾わなかった。
僕自身の意識を変えていかなければならないことはもちろん、日本の環境に対する意識も変えていかねばならないと実感したエピソードでした。
ユダの福音書を追え
- ハーバート・クロスニー
- ユダの福音書を追え
僕はキリスト教も聖書も他の福音書も何もかも分からない素人ですが、何故かこの本を読みました。
(たぶんだいぶ前に読んだ「ダヴィンチ・コード」の影響です・・・)
この本は、「ユダの福音書」の内容については大まかに書かれているだけで、この書物がどういった経緯で発見されたのかを事細かに描写したドキュメンタリーになっています。
たぶん他の歴史的な芸術品や書物なんかも同じような経緯で発見されているんだろうと思いますが、歴史的発見を発表するまでには(その作品にとっても)大変な道のりが待っているということを知りました。
個人的には流し読みに最適な本という感じでした(´∀`*)
沈黙の春
- アメリカの奥深くわけ入ったところに、ある町があった。生命あるものはみな、自然と一つだった。
(中略)
ところが、あるときどういう呪いをうけたのか、暗い影があたりにしのびよった。いままで見たこともきいたこともないことが起こりだした。若鶏はわけのわからぬ病気にかかり、牛も羊も病気になって死んだ。農夫たちは、どこのだれが病気になったというはなしでもちきり。町の医者は、見たこともない病気があとからあとへと出てくるのに、とまどうばかりだった。そのうち、突然死ぬ人も出てきた。何が原因か、わからない。大人だけではない。子供も死んだ。元気よく遊んでいると思った子供が急に気分が悪くなり、二、三時間後にはもう冷たくなっていた。
自然は、沈黙した。うす気味悪い。鳥たちは、どこへ行ってしまったのか。みんな不思議に思い、不吉な予感におびえた。裏庭の餌箱は、からっぽだった。ああ鳥がいた、と思っても、死にかけていた。ぶるぶるからだをふるわせ、飛ぶこともできなかった。春がきたが、沈黙の春だった。いつもだったら、コマドリ、ネコマネドリ、ハト、カケス、ミソサザイの鳴き声で春の夜は明ける。そのほかいろんな鳥の鳴き声がひびきわたる。だが、いまはもの音一つしない。野原、森、沼地― みな黙りこくっている。
農家では鶏が卵を産んだが、雛は孵らず、豚を飼っても、何にもならなかった。小さい子ばかり生まれ、それも二、三日で死んでしまう。リンゴの木は、溢れるばかり花をつけたが、耳をすましてもミツバチの羽音もせず、静まりかえっている。花粉は運ばれず、リンゴはならないだろう。
かつて目をたのしませた道ばたの草木は、茶色に枯れはて、まるで火をつけて焼きはらったようだ。ここをおとずれる生き物の姿もなく、沈黙が支配するだけ。小川からも、生命という生命の火は消えた。いまは、釣りにくる人もいない。魚はみんな死んだのだ。
ひさしのといのなかや屋根板のすき間から、白い細かい粒がのぞいていた。何週間前のことだったか、この白い粒が、雪のように、屋根や庭や野原や小川に降りそそいだ。
病める世界― 新しい生命の誕生をつげる声ももはやきかれない。でも、魔法をかけられたのでも、敵におそわれたわけでもない。すべては、人間がみずからまねいた禍いだった。
(沈黙の春より)
- レイチェル カーソン, Rachel Carson, 青樹 簗一
- 沈黙の春
この本が書かれたのは今から50年以上も前です。今では当たり前のこともたくさん書かれていますが、過去の我々がなぜ過ちを犯したのかを考えるのに良い本です。
多少翻訳が弱いのと、同じような記述が繰り返しでてくるのが難点ですが、当時ベストセラーとなっただけの迫力はある一冊でした。
夏風邪
年甲斐も無く、38度台の熱を出してしまいました。。。ヾ(゚Д゚lll)ノ
というわけで、神宮外苑花火大会に行った模様をお伝えしようと思ったのですが、風邪のためできませんでした。
ムービーまで撮ったのですが、いまアップしても色あせてしまうだ け。
(というか、何の花火大会でも同じようなもんだから。。。(゚Д゚;) )
皆さんも風邪には気をつけてくださいね。