キジハタクランキング考察⑥【狙って釣るチヌ クランクベイト攻略】
キジハタクランキングやってたら嫌でも釣れてくる外道がチヌ。
キジハタクランキングにハマったお客様の多くが一度はチヌラッシュにあっていることから、
場所も釣り方もほぼ同じ。この問題には必ず直面します。
なんとなく狙ってみた参考記事→クランクベイトでクロダイ狙い チヌクラ?
まず、キジハタもチヌも縄張り意識が非常に強い。
そのせいか、同じ場所で同じ事しても、キジハタばかりの日とチヌばかりの日がある。
特に雨上がりなど、淡水が流入した時はチヌの活性が高くなることが多い。
勿論両方釣れる事も多いけど、場所によっては、この辺はキジハタ、あの辺はチヌ というように住み分けしている場所もある。
時期的にも大差無いけど、キジハタに比べてチヌは、高水温や水温変化に圧倒的に強い。
ワタシのホームグランドである広島県福山市、尾道市界隈であれば、8月、9月はチヌ率が上がり、表層と深場の水が掻き混ぜられ水温が安定する海峡部に隣接していないシャローや港湾部は、特に水温が高くなるため、他魚種に邪魔されずに本格的なチヌゲームを楽しむことができる。
真夏に表層水温が高くなりすぎたシャローでは、キジハタも人間もバテるけど、チヌはへっちゃら。
外道だと悲しむことなかれ。チヌは尊敬すべきファイターである。
クランクで釣れてくるチヌはとにかくサイズがデカい。
釣り方的には、キジハタとほぼ同じ。ハードストラクチャーに激しくガリガリゴリゴリにぶつけまくるよりも、
ストラクチャーに優しくコンタクトさせ、浮上や低速化で交わし、ゆっくり巻く。
基本はゆっくりだけど、ナイトゲームでは、キジハタよりも早巻きに反応し易いのも特徴。
【高水温に強い。早巻きに反応し易い】この特性を利用し、真夏の高水温で夏バテしたキジハタと混雑するなか、少し速く巻いてやれば、チヌのみを狙って釣る事も可能。
また、キジハタと比べ、浅場、表層、オープンエリアでも釣れ易い。
中層を泳ぐクランクを追ってくるのは、捕食に自信がある大型個体だからか?ボトムをズル引く釣り方と比べて平均サイズが大きい。
明確なバイトでフロントフック側を食うことが多いけど、
たまに、食い損ねたようなショートバイトがあることもあり、その際はフッキングせずにそのまま巻き続けて重みが乗ってからフッキングしたほうが良い。
ボトムは勿論、回収直前の水面直下でのバイトもあるし、チヌもキジハタも、たまーに根掛かりを外した瞬間にバイトがある事もあるので気が抜けない。
HJ工房オリカラ 瀬戸内レモン
キジハタと同じく、リトリーブで釣る場合は、ワイドウォブリングよりタイトウォブリング。丸型クランクより、シャッド型クランクの方がハマることが多い。
寒くなるにつれてだんだん難しくなってくるけど、だんだん美味しい寒チヌに。
キンクロ
キジハタクランキングとチヌクランキングは表裏一体。
避けては通れないゲストさん クロダイ
今シーズンは、混在する時の釣り分ける方法を更に精度を増して確立させますよ![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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簡単にまとめると、
キジハタクランキングとほぼ同じ場所同じ釣り方で、バス釣り感覚で投げて巻く釣り。
基本は、ストラクチャーに優しく当てて浮かせて回避して、ゆっくり巻く
こんなスタイルで楽しんでます。
ワタシが住んでる地域で生まれた、辻本ナツ雄氏考案のクランクベイトのテキサスリグ【テキーラ】とローテーションして使ってみて下さい![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
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今後は、クランクベイト単体のワタシのスタイルに、テキーラの技術を融合させることが目標となります。
ディプシードゥRF(ロックフィッシュ)全国デビューの次は、そのノウハウを使って、
ディプシードゥBR(ブリーム)かも?