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鎌田光也(元騎手・元調教助手)のブログ

中央(JRA)の乗り役(騎手)と調教助手として、40年以上も馬と関わってきたワシが、「自信を持ってお勧めできる馬」を紹介するために始めたブログですわ。

こんちは。
鎌田光也ですわ。



去年の東京盃(大井・ダート1200m)を勝つなど、JRAと地方を合わせて、今までに2億8113万円の賞金を稼いどる、村山明厩舎のコパノキッキング(セン5歳・父スプリングアットラスト)は、次走の予定が8月12日(水)のサマーチャンピオン(佐賀・ダート1400m)になっとります。

この馬を管理しとる村山先生は、1987年に競馬学校の騎手課程に入って、京都新聞杯を勝ったトーヨーチカラとかを育てた斉藤義美厩舎から、1990年に乗り役としてデビューしとりました。

競馬学校の第6期生やった村山先生は、現役の乗り役やと、江田照男君と北沢伸也君と浜野谷憲尚(のりひさ)君が同期で、もう調教師になっとる牧田和弥先生も同期なんですわ。

村山先生は、1999年に、それまでずっと世話になっとった斉藤義美厩舎から、ジャパンCを勝ったマーベラスクラウンや、宝塚記念を勝ったマーベラスサンデーとかを育てた大沢真厩舎に所属を変えとりました。

そんで、2001年に大沢さんが引退してからは、一度、フリーになったんやけど、その後は、松田国英厩舎と松元省一厩舎と角居勝彦厩舎に所属しとって、2007年の2月に乗り役を引退してからは、最後に所属しとった角居厩舎で調教助手をやっとったんや。

皆さんもよう知っとるやろうけど、乗り役やった時の村山先生は、キンセンアラシに乗った1994年の中京障害S・秋(今の阪神ジャンプS)と、サンフォードシチーに乗った2000年の武蔵野Sの重賞2勝を含めて、通算で218勝を上げとりました。

2008年、調教師の試験に受かった村山先生は、その年の9月に厩舎を開業したんやけど、最初の年は、スタートが遅かったこともあって、「4勝・獲得賞金6234万円」っちゅう成績やったんですわ。

せやけど2年目は、テスタマッタを使ったジャパンダートダービーで、初めての重賞勝ちを交流G1で飾っとって、JRAでも「19勝・獲得賞金3億9288万円」っちゅう数字を残しとったし、3年目は、「25勝・獲得賞金4億7928万円」っちゅう形で、順調に成績を伸ばしとりました。

それに、2012年は、テスタマッタを使ったフェブラリーSで初めてJRAのGIを勝っとったし、2014年には、コパノリッキーでフェブラリーSを勝つなど、全部で27勝を上げて、今までで一番の「7億5692万円」っちゅう賞金を稼いどったんや。

こういう風にエエ成績を残せとるんは、騎手やった頃で言うたら、松田厩舎におったタニノギムレットやキングカメハメハとか、調教助手やった頃で言うたら、角居厩舎におったウオッカやカネヒキリやトールポピーとか、走る馬の稽古に関わっとった経験を、よう活かせとるからなんやろ。

しかも村山先生は、開業待ちやった2008年に、2006年のブリーダーズCクラシックを勝ったインヴァソールでお馴染みのキアラン・マクローリン厩舎とか、アメリカとオーストラリアの厩舎でも馬のことを教わっとったんやから、そん時の経験もよう活かせとるんでしょうな。

けど、去年までの5年間は、

2015年→28勝・獲得賞金5億7099万円
2016年→15勝・獲得賞金3億5986万円
2017年→16勝・獲得賞金3億0338万円
2018年→22勝・獲得賞金4億1288万円
2019年→12勝・獲得賞金3億2084万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったし、今年に入ってからは、先週までに13勝を上げとるんやけど、稼いだ賞金は「2億5394万円」と、2014年の3割くらいなんやから、今の先生は、「JRAの分を地方交流重賞で稼ぎたい」と考えとるんでしょうな。

そんな訳で、1着賞金が2300万円のサマーチャンピオンに向けて、コパノキッキングをどう仕上げてくるんか、注目したいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、松下武士厩舎がアイビスSDに登録しとるジョーカナチャンや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

大阪出身の松下武士君は、2003年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から安田伊佐夫厩舎で厩務員をやって、2月からは調教助手をやって、2008年のジャパンCダートで2着に入ったメイショウトウコンなどを担当しとりましたな。

その後は、武田博厩舎と清水久詞厩舎で調教助手をやって、2013年に32歳っちゅう若さで調教師の試験に受かっとります。

そんで彼は、2015年の3月に厩舎を開業するまでの間、矢作芳人厩舎の技術調教師になって、矢作君と一緒に、「キーンランド・セプテンバーセール」に行って馬の見方を教わったり、実際に厩舎をどうやって回したらエエんかなどを教わっとったんですわ。

ちなみに矢作君は、松下君の調教師試験に向けて、面接の練習を手伝っとったそうで、松下君はそのことを今でも感謝しとるし、「矢作先生を目標に頑張りたい」と話しとりましたな。

2015年の松下君は、小野幸治厩舎から引き継いだオースミムーンで6月の東京ジャンプSを勝って、早くも「初めての重賞勝ち」を飾っとりましたし、9月にもこの馬で阪神ジャンプSを勝つなど、全体で「14勝・獲得賞金2億4965万円」っちゅう数字を残しとって、2016年は、「27勝・獲得賞金3億7711万円」と、一気に数字を伸ばしとったんですわ。

それから、去年までの3年間も、

2017年→16勝・獲得賞金3億6178万円
2018年→22勝・獲得賞金3億7402万円
2019年→20勝・獲得賞金5億0551万円

っちゅう、安定した成績を残しとったし、特に去年は、阪神ジュベナイルFとファンタジーSを勝ったレシステンシアの活躍で、開業してから一番の賞金を稼いどったんや。

そんで今年は、先週までに稼いだ賞金が「2億9697万円」と、去年の同じ時期(7月3週目まで)の「2億4858万円」を大きく上回っとります。

もちろん、今の松下君は、「この勢いで賞金の高いレースをガンガン勝ちたい」と考えとる筈ですわ。

そんな中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにジョーカナチャンを登録してきましたんで、キッチリ仕上げてくるやろうな。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

松下武士厩舎がアイビスSDに登録しとるジョーカナチャンについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。







こんちは。
鎌田光也ですわ。



今、ワシが所属しとる「パーフェクトホースマンズ」は、先週、

函館2歳S
馬連21980円5点的中

阿武隈S
3連複12450円5点的中

福島テレビオープン
3連複10150円5点的中

といった結果を残しとるんや。

で、「パーフェクトホースマンズ」のホームページを見とった方は、「函館2歳S」でオイシイ思いができたやろ。

何せ、このレースで1着やったリンゴアメ(最終的に10番人気)については、7月16日(木)に「パーフェクトホースマンズ」のホームページ内で、

【 こちら 】

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

菊川正達君は、メジロティターン(1982年の天皇賞・秋など重賞3勝)などでお馴染みの尾形盛次厩舎から、1982年に乗り役としてデビューしました。

1988年には、盛次先生の息子さんの充弘君の厩舎に移って、1998年には柴崎勇厩舎に移っていて、その年の4月に乗り役を引退するまで、通算63勝という成績を残しています。

それから菊川君は、柴崎厩舎で調教助手をやって、2000年に調教師の試験に受かると、次の年に自分の厩舎を開業しました。

最初の年は「3勝・獲得賞金6280万円」、2年目は「7勝・獲得賞金9624万円」という結果でしたけど、3年目に「10勝・獲得賞金1億2663万円」という成績を残すと、それからは、毎年勝ち星を2ケタに乗せていて、2006年には、今まで一番多い24勝を上げて、「3億2581万円」の勝因を稼いでいましたし、2010年には、コスモヘレノスを使ったステイヤーズSで、乗り役時代には縁がなかった重賞を初めて勝っていますね。

そして、2014年には、22勝を上げて、「3億3705万円」という、開業してから一番の賞金を稼いでいました。

ただ、去年までの5年間は、

2015年→10勝・獲得賞金2億3720万円
2016年→16勝・獲得賞金2億3878万円
2017年→13勝・獲得賞金2億8282万円
2018年→13勝・獲得賞金1億8439万円
2019年→18勝・獲得賞金2億5178万円

と書けば分かる通り、数字が伸び悩んでいましたし、今年に入ってからも悪い流れが続いていて、先週までが「5勝・獲得賞金1億0152万円」という成績で、去年のペースを大きく下回っていますから、今の菊川君は、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が3100万円の函館2歳Sにリンゴアメなどを使いますので、彼が、この馬をメイチに仕上げてくると見ていましたし、実際、函館から私のところに届いている、昨日の最終追い切りについての報告が、

「レースでも乗る丹内君がダートに入れて、4Fが56秒3、終いの1Fが12秒4という時計を出していました。馬場が渋っていた上、完全に馬なりだったので時計は平凡でしたが、動きそのものはとてもスムーズでしたし、カイ食いが良くて馬体をふっくら見せていますから、いい状態をキープできているんでしょう」

というものでした。

それに、菊川君の厩舎は、コマノインパルスを使った2017年の京成杯から、3年半以上も重賞を勝てていませんので、今回は、「久々に大きいレースを勝ちたい」という思いも込められている筈です。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

といった、ワシがお世話になっとる「元調教師のOさん」の見解を紹介しとったんやからな。

せやから、この内容を見とった方は、「函館2歳S」で、リンゴアメ絡みの馬券を買ってオイシイ思いができたんやろうし、この結果で、ワシらの力が「本物」やっちゅうことを、皆さんに改めてよう分かってもらえたやろ。

もちろん、今週のレースでもエエ結果を残せるよう、気合いを入れて情報を集めとくんで、皆さんには、期待してブログを読んで欲しいとワシは思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、森田直行厩舎がアイビスSDに登録しとる、ダイメイプリンセスとラブカンプーや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のSさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

森田直行君の親父さんは、名古屋競馬で乗り役をやってから、1972年の天皇賞・秋を勝ったヤマニンウエーブなどでお馴染みの中村覚之助厩舎で調教助手をやっとったんですわ。

そんで、小さい頃から競馬が身近だった森田君は、最初、乗り役を目指しとったんやけど、身長が伸び過ぎたんで諦めて、普通に会社員として働いとったんや。

せやけど、親父さんが腰を悪くして、調教助手を辞めることになって、そん時に「お前だけでも競馬に関わってくれないか」と頼まれたんで、23歳の時に競馬学校に入って、1985年から長浜彦三郎厩舎で厩務員をやっとりました。

その後は、1988年から長浜博之厩舎で、1989年から福島信晴厩舎で、2007年から松田博資厩舎で、それぞれ経験を積んでから、2012年に、JRAでは初めて、現役の厩務員として調教師の試験に受かったんですわ。

調教師を目指す場合、厩務員から調教助手になって、それから試験を受けるのが普通やけど、体重が70キロ近くある森田君は、調教師から「馬に負担が掛かるので乗らないで欲しい」と言われたことがあったそうで、調教に乗らんでええ厩務員のまま、調教師を目指すことにしたんや。

試験に受かった後は、2014年の3月に厩舎を開業するまで、技術調教師として、昔から仲が良かった矢作芳人君の厩舎で、馬のことはもちろん、馬主さんとの付き合い方とか、厩舎をどうやって運営したらエエんかなども教わっとりました。

開業してからの森田君は、最初の年が「4勝・獲得賞金9294万円」っちゅう成績やったけど、キョウエイアシュラを使った地方交流のオーバルスプリントで、初めて重賞を勝っとったし、その後は、

2015年→8勝・獲得賞金1億4576万円
2016年→8勝・獲得賞金1億9788万円
2017年→22勝・獲得賞金3億3869万円

っちゅう形で順調に数字を伸ばしとって、2018年は、ダイメイプリンセスを使ったアイビスSDで初めてJRAの重賞を勝つなど、21勝を上げて、「5億7828万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどったんですわ。

でも去年は、ダイメイプリンセスで北九州記念を勝ったんやけど、他の馬がイマイチやったんで、「17勝・獲得賞金3億0613万円」と、一昨年を大きく下回ってしもうたんやから、今年の森田君は、「キッチリ巻き返したい」と考えとる筈やし、実際、モズベッロで日経新春杯を勝つなど、先週までに10勝を上げて、賞金は、もう去年を上回る「3億4417万円」を稼いどるんや。

そんな中、今週は、1着賞金が3900万円のアイビスSDにダイメイプリンセスとラブカンプーを登録してきましたんで、ワシが彼やったら、「賞金の高いレースを勝って、もっと厩舎に勢いを付けたい」と考えて、どっちも気合いを入れて仕上げるやろうな。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

森田直行厩舎がアイビスSDに登録しとる、ダイメイプリンセスとラブカンプーについて、「元調教師のSさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



川村禎彦(よしひこ)厩舎のミヤジコクオウ(牡3歳・父ヴィクトワールピサ)は、次走の予定が、8月9日(日)のレパードS(新潟・ダート1800m)になっとります。

この馬は、去年の11月にデビューしてから今まで、

■2019年
11月9日(土)の2歳新馬戦(京都・ダート1800m)→2着
12月7日(土)の2歳未勝利(阪神・ダート1800m)→1着

■2020年
1月19日(日)のネモフィラ賞(小倉・ダート1700m)→1着
3月28日(土)の伏竜S(中山・ダート1800m)→3着
5月24日(日)の鳳雛S(京都・ダート1800m)→1着
7月8日(水)のジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)→5着

と、書けば分かる通り、6戦して「3勝、2着1回、3着1回、5着1回」っちゅう成績を残しとって、一度も掲示板を外しとらんのですわ。

ミヤジコクオウを管理しとる川村先生は、中学を出た後、オークスを勝ったアグネスレディーとかを育てた長浜彦三郎さんの厩舎で、1976年に騎手候補生になって、1978年に乗り役としてデビューしとりました。

乗り役時代の先生は、ポットヒーローに乗った1984年の京都大障害・秋(今の京都ハイジャンプ)を勝っとるけど、1987年に引退するまで、全部で439戦して48勝っちゅう成績やったんですわ。

体の大きかった川村先生は、減量に苦労しとって、どうしても体重が落ちん時は血を抜いたりもしとったから、それが早めに引退するきっかけになったんやろ。

それから、義理の親父さんで、阪神3歳牝馬S(今の阪神ジュベナイルF)を勝ったスエヒロジョウオーとかを育てた吉永猛さんの厩舎で調教助手をやって、1995年に調教師の試験に受かると、次の年の11月に自分の厩舎を開業しとります。

最初の年は、レースに使った数が少なかったんで、1つも勝てずに終わったんやけど、2年目に13勝、3年目に14勝を上げてからは、ずっと2ケタ以上の勝ち星を上げとりますし、先週までにJRAで377勝を上げとりますんで、乗り役として馬を走らせるより、調教師として馬を育てる方が合っとるんでしょうな。

2017年の川村先生は、今までで一番多い25勝を上げて、「3億9982万円」っちゅう、過去最高やった2001年の「4億2101万円」の次に多い賞金を稼いどりました。

けど、一昨年と去年は、

2018年→16勝・獲得賞金2億9977万円
2019年→10勝・獲得賞金2億6223万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどって、今年は先週までが「11勝・獲得賞金1億8693万円」っちゅう成績で、まだ2017年の4割くらいしか稼げとらんのやから、今の先生は、「賞金の高いレースを勝ってキッチリ巻き返さなアカン」と考えとるんでしょうな。

そんな訳で、1着賞金が4000万円のレパードSに向けて、川村先生がミヤジコクオウをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、西村真幸厩舎が福島テレビオープンに使うレジェーロや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

西村真幸君は、北海道の様似(さまに)出身で、実家は様似港のすぐ近くで漁具店をやっとって、同級生の実家がやっとる牧場を手伝っとった時に、「将来は競馬に関わる仕事をしたい」と考えるようになったそうやな。

そんで、ノーザンファームで働いてから、2002年の4月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の10月から新井仁厩舎で厩務員をやって、次の月からは、福島勝厩舎で調教助手をやっとりました。

その後は、友道康夫厩舎や、岩元市三厩舎で調教助手をやって、2014年に調教師の試験に受かって、2015年の3月に自分の厩舎を開業しとります。

ちなみに西村君は、調教師になる前、栗東トレセンのバスケ部に所属しとって、このバスケ部の創設メンバーには、2016年の2月一杯で引退した橋口弘次郎さんがおって、その後も、角居勝彦君や藤岡健一君などがチームに入っとったんや。

そうそう、2016年の「ジョッキーベイビーズ」に、東海地区の代表として出場して4着やった西村悠希君は、西村君の次男ですな。

そんで、西村君の厩舎は、開業してからの3年間、

2015年→9勝・獲得賞金1億5569万円
2016年→20勝・獲得賞金2億8374万円
2017年→29勝・獲得賞金4億9842万円

っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったんですわ。

せやけど一昨年は、「20勝・獲得賞金3億6464万円」っちゅう成績で、勝ち星と賞金のどっちも前の年を大きく下回ってしもうたんやから、去年の西村君は、「キッチリ巻き返したい」と考えとった筈で、実際、サラスを使ったマーメイドSで初めての重賞勝ちを飾るなど、「41勝・獲得賞金7億3038万円」っちゅう、勝ち星と賞金のどっちも今までで一番の数字を残しとりました。

で、その勢いは今年に入ってからも続いとって、フェアリーポルカを使った中山牝馬Sと福島牝馬Sや、タイセイビジョンを使ったアーリントンCと葵Sなど、先週までに24勝を上げて、「5億0059万円」の賞金を稼いどって、今までで一番やった去年のペースを大きく上回っとるんや。

けど、西村君は、この状況に決して満足しとらんとワシは見とります

っちゅうのも、彼の厩舎は、今年、先週までの「調教師リーディング」で5位になっとるんやけど、

6位・藤沢和雄厩舎→24勝・獲得賞金6億5150万円
7位・安田隆行厩舎→23勝・獲得賞金6億1673万円
8位・杉山晴紀厩舎→23勝・獲得賞金6億3398万円

と書けば分かる通りで、リーディングの順位が下の厩舎よりも、稼いだ賞金が少ないんやから。

そんな中、今日、西村君は、1着賞金が2300万円の福島テレビオープンにレジェーロを使いますんで、ワシが西村君やったら、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と思って、この馬をメイチに仕上げるやろうし、実際、ワシのところに届いとる中間の様子についての報告が、

「長距離輸送が控えとったから、今週は追い切りをやっとらんけど、12日(日)にやった追い切りでは、坂路に入れられて、4Fが54秒9、終いの1Fが12秒3っちゅう時計を馬なりで出しとりましたな。馬場が渋っとる中、力強い脚捌きで駆け上がっとったし、戻ってきてからの息の入りも良かったんで、力を出し切れる筈やで」

ちゅうもんでしたから、エエ走りを見せてくれそうですわ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

西村真幸厩舎が福島テレビオープンに使うレジェーロについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



国分優作君は、先週までにJRAで199勝を上げとって、「節目の200勝」まで「あと1つ」に迫っとります。

優作君は、小学校の時、弟の恭介君と同じ時期に「騎手になりたい」と思って、中学校に入った後、すぐ二人で乗馬クラブに入っとったそうですわ。

そんで優作君は、双子の弟の恭介君や、小野寺祐太君や、松山弘平君や、丸山元気君とかと同じで、2006年に「第25期生」として競馬学校の騎手課程に入っとって、卒業する時には、優秀な生徒に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞しとって、2009年の3月に美浦の国枝栄厩舎からデビューしとりました。

それからは、オーミアリスに乗った2014年の小倉2歳Sで、初めての重賞勝ちを飾っとったし、その後も、ティーハーフに乗った2015年の函館スプリントS、マイネルグリットに乗った去年の小倉2歳Sと、先週までにJRAで重賞を3勝しとって、さっき書いた通り、通算で199勝しとりますな。

ちなみに彼は、さっき書いた通り、デビューした時は美浦の所属やったんやけど、2011年の3月から栗東の所属になっとるんですわ。

ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシにとって、栗東の騎手が活躍するんは、自分のことのように嬉しいもんやから、優作君には、これからも頑張って欲しいと思っとります。

そんで彼は、今日と明日、阪神で、

■18日(土)

1R・2歳未勝利→ディアハート
3R・3歳未勝利→ナムラサンシロー
5R・2歳新馬→フリード
8R・3歳上1勝クラス→トモジャチャーリー
9R・戎橋特別→ジューンシルフィア

■19日(日)

5R・2歳新馬→レースアルカーナ
10R・オークランドRCT→マイネルパラディ

の7頭に乗るんで、どの馬にも、「早く節目の勝利を達成したい」っちゅう思いが込められとる筈やから、注目せなアカンやろ。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、石坂正(せい)厩舎が阿武隈Sに使う、馬場幸夫オーナーの持ち馬ニューポートや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

馬場幸夫オーナーは、広島県広島市の安佐南(あさみなみ)区にある、「馬場眼科」の院長を務めていますわね。

最寄りの「アストラムライン・安東【やすひがし】駅」からですと、南口を出て川を渡ってすぐに左折して、人気ラーメン店の「来来亭」(安佐南相田店)がある安川通りを東に500メートルほど進んで、緑色の看板が目印の「妹尾病院」の隣にある、ピンク色の建物が「馬場眼科」ですの。

同医院は、白内障、緑内障手術などで入院する方のためにベッドを20床近く完備していて、「眼科」と言うよりは「総合病院」に近い規模を誇っていますし、馬場オーナーを含めた複数の医師が診療にあたっていますので、非常に多くの患者が通院しているそうで、土曜日の午後も診療を行なっているそうですから、地域の方々にとって「欠かせない存在」になっているのでしょうね。

馬主としての馬場オーナーは、確か2007年からJRAで馬を走らせていて、2012年までは、それほど目立った成績を残せていませんでしたけど、2013年は、ベストウォーリアを出走させたユニコーンSで初めての重賞勝ちを飾り、アジアエクスプレスを出走させた朝日杯FSで初めてのGI勝ちを飾るなど、「12勝・獲得賞金2億1980万円」という成績を残していましたし、2016年までの3年間も、

2014年→7勝・獲得賞金2億0516万円
2015年→12勝・獲得賞金2億5539万円
2016年→11勝・獲得賞金2億8287万円

という形で安定した成績を残していましたの。

でも、去年までの3年間は、

2017年→5勝・獲得賞金1億6879万円
2018年→8勝・獲得賞金1億7652万円
2019年→6勝・獲得賞金1億1609万円

という数字に終わっていましたし、今年も悪い流れは続いていて、先週までが「1勝・獲得賞金4441万円」という状況ですから、今のオーナーは、「賞金の高いレースを勝って一気に稼ぎたい」と考えている筈ですわ。

それに、馬場オーナーは、競走馬エージェントの「Narvick International」が海外のセールで落札した馬を、その後、自身の所有馬にすることが多くて、主だった例をいくつか書いておきますと、

ベストウォーリア→2012年の「OBSエイプリルセール」にて40万ドル(約3280万円)で落札
アジアエクスプレス→2013年の「OBSマーチセール」にて23万ドル(約2185万円)で落札
モーニン→2014年の「OBSマーチセール」にて33万5000ドル(約3450万円)で落札
ベストマッチョ→2015年の「バレッツマーチセール」にて26万ドル(約3120万円)で落札

などは、同社が落札して、その後、馬場オーナーが所有していますの。

もちろん、これまでの状況を踏まえると、今年も、「Narvick International」が、海外のセールで落札した馬を馬場オーナーが所有する可能性が高い筈で、それに向けて今は、「潤沢な資金を確保しておきたい」とも考えているのでしょうね。

そういった中、本日は、1着賞金1820万円(馬主の取り分は8割の1456万円)の阿武隈Sにニューポートを出走させますので、私が馬場オーナーであれば、この馬を預けている石坂正(せい)先生に対して、メイチの勝負仕上げをお願いしますし、実際、私のところに届いている最終追い切りについての報告が、

「15日(水)、坂路で一杯に追われて、4Fが53秒1、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を出しとりました。8日(水)に、同じ坂路でやった一週前追い切りでビッシリ追われとったし、2週続けて十分に負荷を掛けるメニューをこなしとりますから、今回は、前走の熊野特別を勝ってから約3ヶ月半振りのレースになるんやけど、キッチリ仕上がっとる筈ですわ」

という内容でしたから、好レースが期待できると私は見ていますの。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

馬場幸夫オーナーが阿武隈Sに使うニューポートについて、「馬主のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。









こんちは。
鎌田光也ですわ。



羽月友彦先生は、先週までにJRAで通算199勝を上げとって、「節目の200勝」まで「あと1つ」に迫っとります。

鹿児島県出身の羽月先生は、競馬と関係のない家庭で育ったんやけど、山口大学で馬術部に入ったことがきっかけで、競馬の世界に進むことを決めたんや。

それから先生は、1994年の7月に競馬学校の厩務員課程に入って、次の年の1月から3年くらい、小林稔厩舎で調教助手をやっとって、その後、石坂正厩舎で10年ほど調教助手をやってから、2007年に湯浅三郎厩舎を引き継ぐ形で開業しましたな。

開業3年目やった2009年の羽月先生は、ワンダースピードで平安Sと東海Sを勝つなど、全部で18勝を上げて、「3億8011万円」っちゅう、今までで一番の賞金を稼いどって、2015年は、インカンテーションで平安Sを勝つなど、17勝を上げて、「3億4417万円」っちゅう、2009年の次に多い賞金を稼いどりましたし、他の年も入れたら、今までにJRAの重賞を8勝しとって、さっき書いた通リ、通算で199勝を上げとります。

そんで今週、先生の厩舎は、

■18日(土)

阪神1R・2歳未勝利→サイモンルピナス
阪神4R・3歳未勝利→トレゾア
阪神7R・3歳未勝利→フェルトオンブレ

■19日(日)

函館3R・3歳未勝利→エンジェルティアラ

と、全部で4頭を使いますんで、どの馬にも、「早く節目の勝利を達成したい」っちゅう思いが込められとる筈やから、注目しとった方がエエやろ。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、松永幹夫厩舎が中京記念に使うギルデッドミラーや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のYさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

松永幹夫君は、競馬学校騎手課程の2期生で、1986年に乗り役としてデビューしとって、2006年の2月に引退するまで、GIの6勝を含めて、重賞を54勝もしとったし、全部で1400勝を上げとります。

そんで、1991年のオークスを勝ったイソノルーブルや、1996年の秋華賞を勝ったファビラスラフインや、1997年の桜花賞を勝ったキョウエイマーチや、2000年のエリザベス女王杯を勝ったファレノプシスや、「天覧競馬」やった2005年の天皇賞・秋を勝ったヘヴンリーロマンスとか、牝馬でGIを勝つことが多かったんで、ファンからは「牝馬のミキオ」と呼ばれとりましたな。

松永君は、デビューしてから引退するまで、フリーにはならんで、ずっと、ヘヴンリーロマンスとかを育てた山本正司さんの厩舎におって、2007年の2月一杯で山本さんが定年で引退することが決まっとったから、厩舎を引き継ぐために調教師を目指して、2006年に試験に受かって、38歳の若さで乗り役を引退しとるんですわ。

それから、2007年の3月に自分の厩舎を開業して、その年は16勝で、次の年も16勝やったけど、3年目やった2009年には、レッドディザイアを使った秋華賞とか、重賞を3勝、全部で26勝を上げて、稼いだ賞金は「7億6710万円」と、順調に成績を伸ばしとりました。

そんで、2010年から2013年までの4年間は、勝ち星も賞金のどっちも伸び悩んどったんやけど、その後の2年間は、

2014年→38勝・獲得賞金6億8952万円
2015年→41勝・獲得賞金8億4430万円

と、立て続けにエエ成績を残しとったんや。

けど、その後の3年間は、

2016年→26勝・獲得賞金6億5123万円
2017年→21勝・獲得賞金4億5929万円
2018年→35勝・獲得賞金6億2313万円

と、賞金が伸び悩んどったから、去年の松永君は、「キッチリ巻き返さなアカン」と考えとったんやろうし、実際、「42勝・獲得賞金9億6447万円」っちゅう、今までで一番エエ成績を残しとりました。

ただ、今年は、ラッキーライラックで大阪杯を勝っとるんやけど、他の馬がイマイチやから、先週までが「11勝・獲得賞金4億0409万円」っちゅう成績で、去年の同じ時期(7月2週目まで)の「22勝・獲得賞金4億4958万円」と比べて、勝ち星と賞金のどっちも下回っとるんやから、きっと今の松永君は、「もっとペースを上げなアカン」と考えとる筈ですわ。

そんな中、今週は、1着賞金が3900万円の中京記念にギルデッドミラーを使うんで、松永君がメイチに仕上げてくるとワシは見とったし、実際、ワシのところに届いとる最終追い切りについての報告が、

「一昨日、坂路に入れられて、4Fが53秒5、終いの1Fが12秒3っちゅう時計を馬なりで出しとりました。少し馬場が渋っとる中、力強い脚捌きで駆け上がっとったし、戻ってきてからの息の入りも良かったんで、今回は、前走のNHKマイルCから2ヶ月振りのレースやけど、厩舎の狙い通りに仕上がっとるんやろ」

っちゅうもんやったから、エエ走りが期待できそうやな。

そうそう、松永君は、今週、1着賞金が3100万円の函館2歳Sにリメスを使うんやから、同じ理由で、「こっちも勝負懸かり」って見るべきやろ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

松永幹夫厩舎が中京記念に使うギルデッドミラーについて、「元調教師のYさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。







こんばんは。
鎌田光也ですわ。



6月14日(日)の阪神5Rに組まれとった芝1600mの新馬戦で、2着のホウオウアマゾンに4馬身差を付けて勝ち上がっとる、松永昌博厩舎のフラーズダルム(牝2歳、父キズナ)は、次走の予定が、8月30日(日)の新潟2歳S(芝1600m)になっとります。

皆さんもよう知っとるんやろうけど、この馬を管理しとる松永先生は、1977年に乗り役としてデビューしとって、バンブーメモリーで勝った1989年のスワンSや、オースミシャダイで勝った1990年の阪神大賞典や、ナイスネイチャで勝った1991年の京都新聞杯と鳴尾記念など、2002年に引退するまで、重賞を23勝しとって、全部で544勝しとったんや。

ちなみに、先生とワシはホンマに長い付き合いで、先生がまだ乗り役やった頃には、栗東トレセンの「鹿児島県人会」の花見で一緒に酒を飲んだりしたもんですわ。

乗り役を引退した後の松永先生は、義理の親父さんの松永善晴厩舎で調教助手をやって経験を積んで、2005年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。

最初の年は、「7勝・獲得賞金1億1276万円」っちゅう成績やったけど、次の年には、「19勝・獲得賞金2億8294万円」と大きく成績を伸ばしとったし、2011年は、エイシンアポロンを使ったマイルCSで初めてGIを勝つなど、22勝を上げて、今までで一番多い「8億0718万円」の賞金を稼いどったんや。

せやけど、その後は、一度も2011年の賞金を超えとらんし、去年までの5年間も、

2015年→19勝・獲得賞金4億5568万円
2016年→19勝・獲得賞金4億2464万円
2017年→22勝・獲得賞金4億3566万円
2018年→20勝・獲得賞金4億0907万円
2019年→21勝・獲得賞金2億8622万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんや。

それに、今年も先週までが「15勝・獲得賞金2億3060万円」っちゅう成績で、まだ2011年の3割も稼げとらんのやから、きっと今の先生は、「賞金の高い重賞を勝ってペースを上げなアカン」と考えとる筈ですわ。

せやから、1着賞金が3100万円の新潟2歳Sに向けて、フラーズダルムをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいとワシは考えとります。

それに松永先生の厩舎は、今年、ラプタスを使った交流重賞のかきつばた記念を勝っとるんやけど、JRAでは、モルトベーネを使った2017年のアンタレスSから3年以上も重賞をご無沙汰しとるんで、新潟2歳Sには、「久々にJRAの重賞を勝ちたい」っちゅう思いも込められとるんやろ。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の小桧山(こびやま)悟厩舎が函館記念に使うトーラスジェミニや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のMさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

兵庫県出身の小桧山悟君は、商社マンだったお父さんの仕事の関係で、子供の頃から世界中を飛び回っていて、16歳から17歳の時には、アフリカのナイジェリアにいて、高校の馬術部に入っていたそうです。

そして、日本に戻った後は、ナイジェリアでゴリラが大好きになっていたため、「霊長類研究の道に進もう」と考えたこともあったそうですが、元々、「馬の道に進みたい」という思いがあったため、結局、馬術部がある東京農工大学の農学部に進みました。

ここを卒業してからは、育成牧場で経験を積んで、1981年に畠山重則厩舎の調教助手になって、1995年に調教師の試験に受かるまで、ずっと畠山厩舎に所属していましたね。

小桧山君がいた頃の畠山厩舎には、1981年の新潟記念とオールカマーを勝ったハセシノブや、1985年の七夕賞と新潟記念を勝ったロシアンブルーや、1992年と1993年のステイヤーズSを連覇したアイルトンシンボリなどがいましたから、こういう風に走る馬を間近で見られたことが、彼にはいい経験になったのでしょう。

そして、調教師の試験に受かった次の年の1986年に自分の厩舎を開業していて、イルバチオを使った2003年のアイビスSD、スマイルジャックを使った2008年のスプリングSと2009年の関屋記念と2011年の東京新聞杯と、今までに重賞を4つ勝っています。

ちなみに小桧山君は、趣味で撮り続けているゴリラの写真集を出していて、それが、テレビ朝日の人気番組・「タモリ倶楽部」に取り上げられて、その時は彼も番組に出演していましたね。

2003年に、小桧山厩舎は、今までで一番の「16勝・獲得賞金3億1680万円」という成績を残していました。

でも、それからは一度もこの数字を超えられていなくて、去年までの3年間も、

2017年→9勝・獲得賞金1億4956万円
2018年→5勝・獲得賞金1億0275万円
2019年→4勝・獲得賞金9636万円

と、勝ち星と賞金のどちらも「右肩下がり」になっていたので、今年の小桧山君は、「必ず巻き返したい」と考えている筈です。

実際、先週までの成績が「9勝・獲得賞金1億6401万円」と、2003年の同じ時期(7月2週目まで)の「8勝・獲得賞金1億5978万円」とほとんど変わらない数字ですから、きっと今の小桧山君は、「賞金の高いレースをガンガン勝ちたい」と考えているのでしょう。

そういった中、今週は、1着賞金が4100万円の函館記念にトーラスジェミニを使いますので、私が彼でしたらこの馬を全力で仕上げますね。

実際、函館から私のところに届いている最終追い切りについての報告が、見込み通りのものでしたから、いいレースをしてくれそうです。

それに、小桧山君の厩舎は、スマイルジャックで2011年の東京新聞杯を勝ってから、9年以上も重賞をご無沙汰していますので、今回は、「ここで久々の重賞勝ちを」という思いも込められている筈ですよ。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

小桧山悟厩舎が函館記念に使うトーラスジェミニについて、「元調教師のMさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



先週の日曜日、松山弘平君は、テイエムマジックに乗った阪神6Rの新馬戦を勝って、節目の「JRA通算700勝」を達成しとります。

小学校の頃から、阪神競馬場の中にある乗馬センターに通っとった彼は、2006年の4月に競馬学校の騎手課程に入って、2009年の3月に池添兼雄厩舎からデビューしとって、小野寺祐太君、国分恭介君、国分優作君、丸山元気君の4人が同期なんや。

皆さんもよう知っとる通りで、2012年に松山君は、スマートギアに乗った中日新聞杯で初めての重賞勝ちを飾っとったし、その後も、アルアインに乗った2017年の皐月賞で初めてGIを勝っとって、今年も、デアリングタクトに乗った桜花賞とオークスを勝つなど、今までに重賞を18勝しとって、さっき書いた通り、先週は「JRA通算700勝」を達成しとります。

そんでもって、去年は「91勝」を上げとったし、今年は先週までが「64勝」と、去年を上回れそうなんやから、きっと今の松山君は、「節目の勝利を達成した勢いでもっと勝ちたい」と考えとるんやろう。

ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシにとって、後輩にあたる栗東の騎手が活躍するんは、自分のことのように嬉しいもんなんで、これからも松山君を応援したいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の小島茂之厩舎が登録しとる、函館記念のベストアプローチと、中京記念のロードクエストや。

この2頭について、ワシがお世話になっとる「元調教師のAさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

東京都出身の小島茂之君は、高校を卒業してから、魚市場でアルバイトをしていた頃に、「競馬に関わる仕事がしたい」と考えるようになって、門別にある育成施設の「ファンタストクラブ」で働き始めました。

彼は、そこで馬乗りを覚えて、1992年の神戸新聞杯と中日スポーツ賞4歳Sを勝ったキョウエイボーガンなどの調教を担当していたんですよ。

そして、1993年の1月に競馬学校の厩務員課程に入って、その年の7月から1年ほど嶋田功さんの厩舎で厩務員をやって、1994年からの5年間は、浅野洋一郎君の厩舎で調教助手をやっていました。

ちなみに、その頃の浅野厩舎と言えば、私がすぐに思い付くのは、1996年の若葉Sで強い勝ち方をして、皐月賞でも4着だったミナモトマリノスで、この馬を担当していたのが小島君でしたね。

浅野厩舎を出た後の小島君は、1999年の暮れから2002年の2月まで、岩城博俊君の厩舎で調教助手をやって、2002年に調教師の試験に受かると、技術調教師としてアイルランドに行って、ジョン・オックス厩舎で色々なことを勉強していました。

ジョン・オックス厩舎と言えば、小島君が行く前には、シンダーで2000年のイギリスダービーや凱旋門賞などを勝っていましたし、彼が日本に戻ってからも、アラムシャーで2003年のキングジョージなどを勝っていて、シーザスターズで2009年のイギリス2000ギニーとイギリスダービーと凱旋門賞などを勝っているように、名門中の名門です。

そして、2003年に自分の厩舎を開業した小島君は、最初の年こそ6勝止まりでしたけど、2004年に10勝を上げてからは、コンスタントに勝ち星を上げていて、2008年には、ブラックエンブレムでフラワーCと秋華賞を勝つなど、「25勝・獲得賞金5億0696万円」という、今までで一番の成績を残していました。

でも、それからは一度も2008年の数字を超えられていなくて、去年までの5年間も、

2015年→22勝・獲得賞金3億6654万円
2016年→24勝・獲得賞金4億2808万円
2017年→9勝・獲得賞金2億6024万円
2018年→21勝・獲得賞金4億1194万円
2019年→16勝・獲得賞金3億2887万円

という形で賞金が伸び悩んでいましたし、今年に入ってから先週までは、「3勝・獲得賞金1億3946万円」という成績で、まだ2008年の3割も稼げていませんから、きっと今の彼は、「賞金の高いレースを勝って、巻き返しのきっかけにしたい」と考えているのでしょう。

そんな中、今週は、1着賞金が4100万円の函館記念にベストアプローチ、3900万円の中京記念にロードクエストを登録してきましたので、私が小島君でしたら、どちらの馬も全力で仕上げますね。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

小島茂之厩舎が登録しとる、函館記念のベストアプローチと、中京記念のロードクエストについて、「元調教師のAさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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こんちは。
鎌田光也ですわ。



先週の土曜日、西村淳也君が、タガノアスワドに乗った阪神11RのマレーシアCを勝って、節目の「JRA通算100勝」を達成したんや。

阪神競馬場の乗馬苑で、小学校5年の時から乗馬をやっとった彼は、同時にサッカーもやっとったんやけど、中学校1年の時からは、サッカーをやめて、「筋肉を増やして、下半身を強化するために」っちゅう考えでキックボクシングをやっとったそうですわ。

そんで西村君は、2015年に「第34期生」として競馬学校の騎手課程に入って、卒業する時には、優秀な生徒に贈られる「アイルランド大使特別賞」を受賞しとって、一昨年の3月に田所秀孝厩舎からデビューしとります。

そうそう、同期には、服部寿希(としき)君と山田敬士(けいし)君がおるんや。

一昨年の3月31日(土)に、同期の中で一番早く初勝利を上げとった西村君は、それから年末までに13勝を上げとって、これは同期の中で一番エエ成績やったし、去年は一気に55勝まで勝ち星を伸ばしとったんですわ。

で、今年は先週までに32勝を上げとって、去年の同じ時期(7月2週目まで)の33勝とほとんど変わらんのやから、きっと今の彼は、「節目の100勝を達成した勢いでもっと勝ちたい」と考えとるんやろう。

ずっと栗東で乗り役と調教助手をやっとったワシにとって、栗東の騎手が活躍するんは、自分のことのように嬉しいもんやから、西村君には、これからも頑張って欲しいもんやな。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、美浦の藤沢和雄厩舎が函館記念に登録しとるランフォザローゼスとレイエンダとレッドサイオンや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のNさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

藤沢和雄君の実家は、1978年の天皇賞・秋を勝ったテンメイと、2010年の共同通信杯を勝ったハンソデバンドで有名な、苫小牧市の樽前にある「藤沢武雄牧場」でして、彼は大学を出てから、お父さんの武雄さんの友達だった田中良熊さんがやっていた、登別にある「青藍牧場」の手伝いをしていた時に、「自分も競馬の仕事をする」と決めたそうです。

それから藤沢君は、ニューマーケット(イギリス)のギャビン・プリチャード・ゴードン厩舎で、4年くらい厩務員をやって、日本に戻って来てからは、1977年から、菊池一雄厩舎(皐月賞とダービーを勝ったカツトップエースなどを管理)の調教助手をやって、1982年から、佐藤勝美厩舎(札幌記念を勝ったサンエイサンキューなどを管理)の調教助手をやっていましたね。

そして、1983年からは、3冠馬のシンボリルドルフなどを育てた野平祐二厩舎で調教助手をやって、1987年に調教師の試験に受かって、次の年に自分の厩舎を開業しています。

調教師になってからの藤沢君の活躍は、競馬ファンなら誰でもよく知っていると思いますけど、タイキシャトルを使った1998年の安田記念とマイルCS、シンボリクリスエスを使った2002年と2003年の有馬記念、ダンスインザムードを使った2006年のヴィクトリアマイル、サトノアレスを使った2016年の朝日杯FS、レイデオロを使った2017年のダービーと一昨年の天皇賞・秋、グランアレグリアを使った去年の桜花賞や、など、今までに、GIの31勝を含めて重賞を121勝もしています。

それに、勝ち星そのものも多くて、開業してから去年まで、1年あたり46勝もしていましたし、先週までに、現役で1番の「通算1503勝」という素晴らしい実績を残していて、現役で2番目に勝ち星が多いのは、国枝栄君の「913勝」ですから、どれだけたくさん勝っているのかがよく分かりますね。

賞金も、1995年から2006年までの12年間は、ずっと10億円の大台に乗せていましたし、ゼンノロブロイで天皇賞・秋とジャパンCと有馬記念などを勝った2004年には、60勝を上げて、今までで一番の「23億1700万円」という賞金を稼いでいます。

それに、去年までの4年間も、

2016年→51勝・獲得賞金10億9272万円
2017年→44勝・獲得賞金14億2548万円
2018年→52勝・獲得賞金13億6944万円
2019年→46勝・獲得賞金13億1871万円

と書けば分かる通りで、4年続けて10億円以上の賞金を稼いでいました。

ただ、今年に入ってから先週までは、「24勝・獲得賞金6億5146万円」という成績で、今、31勝でリーディング1位の矢作芳人厩舎に7勝の差を付けられていますし、賞金も、先週までに「11億1365万円」を稼いで1位の矢作厩舎に、「4億6219万円」の差を付けられているんですよ。

もちろん、今の藤沢君は、「賞金の高いレースを勝って、矢作厩舎との差を詰めたい」と考えているのでしょう。

こういった中、今週は、1着賞金が4100万円の函館記念にランフォザローゼスとレイエンダとレッドサイオンを登録していますので、「どの馬も勝負懸かり」と考えるべきでしょうし、実際に彼がどう仕上げてくるのか、最後まで目が離せませんね。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

藤沢和雄厩舎が函館記念に登録しとるランフォザローゼスとレイエンダとレッドサイオンについて、「元調教師のNさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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ほなまた。








こんちは。
鎌田光也ですわ。



今、ワシが所属しとる「パーフェクトホースマンズ」は、先週、

七夕賞
3連複19850円5点的中

テレビユー福島賞
馬連14140円5点的中

五稜郭S
馬連10210円5点的中

マリーンS
馬連10010円5点的中

といった結果を残しとるんや。

で、「パーフェクトホースマンズ」のホームページを見とった方は、「七夕賞」でオイシイ思いができたやろ。

何せ、このレースで2着やったブラヴァス(最終的に7番人気)については、7月6日(月)に「パーフェクトホースマンズ」のホームページ内で、

【 こちら 】

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

佐々木主浩(かづひろ)オーナーは、1990年に「大洋ホエールズ」(現在の横浜DeNAベイスターズ)に入団し、速球と鋭いフォークボールなどを武器に日本球界を代表する抑えの切り札となり、2000年にメジャーリーグの「シアトル・マリナーズ」に移籍してからも大活躍し、日米通算381セーブを記録した元プロ野球選手です。

佐々木オーナーは、トルネード投法で日米通算201勝を上げた野茂英雄氏と、西武ライオンズ時代に6度の日本一に貢献した秋山幸二氏と共に、2014年に「野球殿堂入り」を果たしており、同年の12月2日(火)に「帝国ホテル」で行われた佐々木オーナーの「野球殿堂入り祝賀パーティー」には、「横浜ベイスターズ」時代の恩師である権藤博氏や、「シアトル・マリナーズ」時代に同僚だったイチロー選手や、プロゴルファーの青木功氏や、演歌界の大御所でキタサンブラックの馬主としてもお馴染みの北島三郎氏や、「アドマイヤ」の冠名でお馴染みの近藤利一オーナー(故人)など、総勢800名近くが出席したそうですから、現役を退いた現在でも佐々木オーナーは、多くの方から厚い信頼を寄せられているのは間違いありません。

現在の佐々木オーナーは、「TBSテレビ」と「ニッポン放送」と「日刊スポーツ」で野球解説者を務めている上、奥様の榎本加奈子さんと共同で、「Kanakoのスープカレー屋さん」を経営しており、現在は、札幌市中央区に1店舗、仙台市青葉区に1店舗、泉区に1店舗を構えております。

なお、佐々木オーナーは、まず2006年に地方競馬の馬主資格を取得し、翌年にJRAの馬主資格を取得しており、そのきっかけは、鮨屋で偶然会った近藤利一オーナーから、馬主になることを勧められたからであり、実際、JRAで初めて所有した馬には、近藤オーナーの冠名と、佐々木オーナー自身の代名詞である「大魔神」を組み合わせた、「アドマイヤマジン」という名前を付けておりました。

JRAの個人馬主資格を取得してからは、初めの内こそ、特に目立つ成績を残せておりませんでしたが、ヴィルシーナを出走させた2012年のクイーンCに於いて、初の重賞勝ちを飾ると、その後は、同馬で2013年と2014年のヴィクトリアマイルを連覇しており、更には、ヴィブロスを出走させた2016年の秋華賞、シュヴァルグランを出走させた2017年のジャパンCなど、JRAの重賞を10勝している上、ヴィブロスを出走させた2017年のドバイターフで初の海外G1勝ちを飾っております。

2017年の佐々木オーナーは、JRAに於いて、ジャパンCを制したシュヴァルグランの活躍などにより、過去最高となる「5億9127万円」の賞金を獲得しておりました。

しかし、一昨年と昨年は、

2018年→2億5823万円
2019年→5303万円

と記せば分かる通り、2017年の数字を大きく下回っていた上、今年は先週までの獲得賞金が「7317万円」と、2017年の1割ほどに留まっておりますので、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、「10億0070万円」の賞金を獲得し、佐々木オーナーの所有馬の中で「稼ぎ頭」だったシュヴァルグランは、昨年の有馬記念を最後に引退し、現在は種牡馬として「ブリーダーズ・スタリオン・ステーション」で繋養されております。

したがって、現在の佐々木オーナーは、「シュヴァルグランに代わる活躍馬が出てきて欲しい」という思いも抱いている筈です。

そういった中、今週は、1着賞金4100万円(馬主の取り分は8割の3280万円)の七夕賞にブラヴァスを登録しておりますので、私が佐々木オーナーであれば、同馬を預けている友道先生に対して、メイチの勝負仕上げを指示するのは間違いありません。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

っちゅう、ワシがお世話になっとる「馬主のNさん」の見解を紹介しとったんやからな。

せやから、この内容を見とった方は、「七夕賞」で、ブラヴァス絡みの馬券を買ってオイシイ思いができたんやろうし、この結果で、ワシらの力が「本物」やっちゅうことを、皆さんに改めてよう分かってもらえたやろ。

もちろん、今週のレースでもエエ結果を残せるよう、気合いを入れて情報を集めとくんで、皆さんには、期待してブログを読んで欲しいとワシは思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、「馬券で食っていける自信」を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今週のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、須貝尚介厩舎が登録しとる、中京記念のスイーズドリームス、函館記念のアドマイヤジャスタ、函館2歳Sのモンファボリや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「元調教師のHさん」から届いた報告を紹介しときます。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

須貝尚介君は、今も現役の柴田善臣君とか、もう調教師になっとる、石橋守君とか、岩戸孝樹君とか、武藤善則君とかと同じで、1982年に「第1期生」として競馬学校の騎手課程に入って、1985年に親父さんの須貝彦三厩舎からデビューしとりましたな。

乗り役時代の尚介君は、1990年のきさらぎ賞をハクタイセイで、1999年の小倉記念をアンブラスモアで勝つなど、重賞を4勝、通算で302勝を上げとったんや。

でもって、調教師の試験に受かった2008年の3月に乗り役を引退しとって、次の年に自分の厩舎を開業しとります。

ちなみに彦三さんは、1982年の有馬記念をヒカリデユールで勝つなど、重賞を18勝、通算506勝っちゅうエエ成績を残しとったんやから、尚介君は親父さんと比べられることが多かったんやけど、そのプレッシャーにも負けんで、初めの内から、

2009年→10勝・獲得賞金1億5675万円
2010年→25勝・獲得賞金3億2643万円
2011年→29勝・獲得賞金5億3376万円

っちゅう形で順調に成績を伸ばしとったし、2012年は、ゴールドシップを使った皐月賞と菊花賞と有馬記念や、ローブティサージュを使った阪神ジュベナイルFとか、重賞を9勝もして、「46勝・獲得賞金13億8516万円」っちゅう成績を残したんやから、彼が調教師に向いとるんは誰でもよう分かるやろう。

そんで2013年は、「重賞6勝を含む31勝・獲得賞金11億4842万円」と、キッチリ10億円の大台に乗せとって、2014年は、JRAだけで、「重賞6勝を含む41勝・獲得賞金11億8267万円」っちゅう成績を残しとったし、ジャスタウェイを使ったドバイデューティフリーを勝って、その賞金300万ドル(当時のレートで約3億0555万円)を足したら、全部で「約14億8822万円」っちゅう、開業してから一番多い賞金を稼いどったんですわ。

ただ、去年までの5年間は、

2015年→34勝・獲得賞金9億2356万円
2016年→33勝・獲得賞金8億5820万円
2017年→38勝・獲得賞金8億4011万円
2018年→42勝・獲得賞金10億4186万円
2019年→35勝・獲得賞金8億4034万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんや。

それに、今年は先週までの獲得賞金が「4億2036万円」と、まだ去年の半分以下なんやから、今の尚介君は、「とにかく賞金の高いレースを勝たなアカン」と考えとる筈ですわ。

そんな中、今週は、1着賞金が3900万円の中京記念にスイーズドリームス、4100万円の函館記念にアドマイヤジャスタ、3100万円の函館2歳Sにモンファボリを登録してきましたんで、どの馬も気合いを入れて仕上げるやろうな。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

須貝尚介厩舎が登録しとる、中京記念のスイーズドリームス、函館記念のアドマイヤジャスタ、函館2歳Sのモンファボリについて、「元調教師のHさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

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おはようさん。
鎌田光也ですわ。



5月10日(日)の橘Sを勝っとる、加用正厩舎のカリオストロ(牝3歳・父エイシンフラッシュ)は、次走の予定が、8月23日(日)の北九州記念になっとります。

この馬を管理しとる横浜出身の加用先生は、中学生の時、「馬事公苑騎手課程」の様子をテレビで見て、「自分も騎手になりたい」と思ったことが、この世界に入ったきっかけやったそうですな。

実際、中学校を卒業した後はすぐ馬事公苑に入って、それから6年半くらい馬乗りを教わった後、1976年に瀬戸口勉厩舎から乗り役としてデビューしたんや。

最初の年に19勝を上げるっちゅうええスタートを切った先生は、5年目やった1980年に、ノトダイバーに乗ったシンザン記念で初めて重賞を勝っとって、その後も、ダイナカーペンターに乗った1988年の阪神大賞典や、ダイタクヘリオスに乗った1991年の高松宮杯とか、重賞を20勝、通算で559勝を上げて、調教師の試験に受かった1993年に乗り役を引退しとります。

1994年に自分の厩舎を開業した加用先生は、エイシンガイモンを使った1996年と1997年の関屋記念や、ランニングゲイルを使った1997年の弥生賞や、リミットレスビットを使った2006年の根岸Sとか、今までにJRAの重賞を13勝しとるし、2007年には、関西リーディングの2位になって優秀調教師賞をもらっとりました。

そんで、2006年には、リミットレスビットの活躍とかで、今までで一番の「31勝・獲得賞金6億6042万円」っちゅう成績を残しとったんですわ。

でも、それからはこの数字を一度も超えとらんし、去年までの5年間も、

2015年→26勝・獲得賞金4億3545万円
2016年→24勝・獲得賞金4億2709万円
2017年→22勝・獲得賞金4億2312万円
2018年→13勝・獲得賞金2億8421万円
2019年→23勝・獲得賞金3億3339万円

っちゅう形で賞金が伸び悩んどったんや。

せやから、今年の加用先生は、「必ず巻き返さなアカン」と考えとる筈で、実際、先週までの成績は「9勝・獲得賞金2億3537万円」っちゅうもんで、賞金はもう去年の7割ほどを稼いどります。

もちろん、今の先生は、「この勢いでガンガン稼ぎたい」と考えとるんやろうから、1着賞金が3900万円の北九州記念に向けて、カリオストロをどう仕上げてくるんかをキッチリ確認して、馬券に活かしたいと思っとります。

そうそう、もう何度も書いとるんやけど、多くの方によう知って欲しいんで、今日も改めて、ワシの今までのことを書いておきますわ。

今、このブログを読んどる方の中に、「知っとる」っちゅう方がおったら嬉しいんやけど、ワシは中央(JRA)で、1972年から1986年まで乗り役(騎手)をやっとりました。

「見飽きたわ」って言われるまでは載せ続けるつもりやけど、これは、ワシが障害の重賞(1979年の阪神障害S・春)を勝った時の写真やな。



そんでワシは、1986年に乗り役を辞めてから、調教助手として、

松田博資厩舎
田島良保厩舎
新川恵厩舎
浜田多実雄厩舎

で働いとって、2013年の6月に調教助手を辞めたんや。

なんで辞めたか言うたら、「馬券を買いたい」と思うようになったからなんですわ。

正確に言うたら、
「馬券で食っていける自信」
を持てるようになったんや。

そんでもって、自信だけやなくて、ちょこちょこ結果も出とるんやから、乗り役やった頃の経験と、調教助手やった頃の経験は、意味があったちゅうことやな。

で、ここからは、手短に「今日のお勧め」を紹介しとくで。

今回、ワシがお勧めするんは、須貝尚介厩舎がマリーンSに使う、安原浩司オーナーの持ち馬アディラートや。

この馬について、ワシがお世話になっとる「馬主のMさん」から届いた報告を紹介しときます。

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安原浩司オーナーの本業は、札幌市の中央区に本社ビルを構え、水処理システムの保守管理や、水道経費削減事業や、不動産事業や、クリニックモール運営・管理などを手掛けている、「株式会社ファイネストコーポレーション」の代表取締役です。

2006年に設立された同社は、JA札幌厚生病院、JA旭川厚生病院、JA帯広厚生病院、札幌道都病院、手稲渓仁会病院といった医療機関や、ジャスマックプラザホテル、プレミアムホテルTSUBAKI札幌といった宿泊施設や、キャポ大谷地といった商業施設に於いて、地下水処理システムの保守管理などを行っております。

更に同社は、その他にも、札幌市内を中心に、不動産管理や新築戸建販売やリノベーションを手掛けている上、札幌と新冠とトマムという道内の3ヶ所と銀座に店舗を構えている「椿サロン」は、「北海道を感じられるカフェ」として好評を博しているそうです。

なお、馬主としての安原オーナーは、確か2006年からJRAで馬を走らせ始め、これまでに70頭近くを所有しており、シュウジを出走させた2015年の小倉2歳Sで初の重賞勝ちを飾っております。

一昨年は、アンジュデジールを出走させたJBCレディスクラシックで初のGI勝ちを飾るなど、全部で9勝を上げ、「2億3273万円」という過去最高の賞金を獲得していた上、昨年は過去最多の12勝を上げ、「2億2475万円」という、一昨年に次ぐ賞金を獲得しておりました。

しかし、今年に入ってから先週までに獲得した賞金は「8693万円」であり、過去2年のペースを大きく下回っているため、現在のオーナーは、「早急に巻き返しを図りたい」と考えていることでしょう。

また、安原オーナーは、ほぼ毎年欠かさず「競走馬セール」に参加しており、昨年も、

■4月23日(火)の「JRAブリーズアップセール」→1頭を1512万円で落札
■7月8日(月)~9日(火)の「セレクトセール」→1頭を5076万円で落札
■8月19日(月)~22日(木)の「HBAサマーセール」→1頭を432万円で落札

と、計3頭を総額7020万円で落札しておりました(落札金額は全て税込)。

当然、昨年の状況を踏まえると、今年の「競走馬セール」にも参加する可能性が非常に高いため、現在のオーナーは、「落札資金を潤沢にしておきたい」とも考えている筈です。

そういった中、本日は、1着賞金2200万円(馬主の取り分は8割の1760万円)のマリーンSにアディラートを出走させますので、私が安原オーナーであれば、同馬を預けている須貝先生に対し、かなり勝負懸かった指示を出すでしょう。

実際、函館から私の元に届いている、最終追い切りについての報告が、

「8日(水)、ウッドで強めに追われて、5Fが68秒3、終いの1Fが12秒6っちゅう時計を出しとりました。今回は、前走の大沼Sから中1週なんやけど、疲れを感じさせん軽快なフットワークで走れとったし、追い切った後もイレ込むことなくどっしりと落ち着いとったから、須貝君がキッチリ仕上げてきたんやろ」

という内容でしたから、好レースが期待できる筈です。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

安原浩司オーナーがマリーンSに使うアディラートについて、「馬主のMさん」から届いた報告は以上ですわ。

そんで、ワシは今、「パーフェクトホースマンズ」の一員として活動しとって、ここのホームページや、ブログなどでは、エエ情報をぎょうさん公開しとるんや。

せやから、このブログを読んどる皆さんには、「パーフェクトホースマンズ」のホームページや、元JRA馬主の小栗範恭(おぐりのりやす)さんや、元JRA調教師の山田要一(やまだよういち)さんや、元JRA厩務員の小西聖一(こにしせいいち)さんのブログも、絶対に読んだ方がエエとお勧めしとくで。

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