木の枝を「逆さ」に持つと、身体のチカラが抜ける不思議な現象。

昨日のブログでシェアしましたら、

どうも昔から有名な話しだそうです。







大工さんを怒らせたら、

工事の時に1本だけ「逆柱(さかばしら)」にされる。

すると、家が衰退する。


ネットで調べると、漫画家の水木しげる先生も「妖怪逆さ柱」について描いているそうで、




日本の言い伝えとして、

家の柱に1本でも「逆柱(さかばしら)」がある家は衰退し、

子孫も途絶え、商売も繁盛しなくなり、

その柱からは夜な夜な「家鳴り」と呼ばれる音が出るそうです。

「ピシっ!」とか「ぱき」とか。


音が鳴る原理は、昨日の記事を読めば納得できるんですが、

これ、絶対に現代の大工さん(というかゼネコン)は気にしてないよね?






この中に1本も「逆柱(さかばしら)」が無いと?

チェックすらしてないと思うよ。



昔の家の「はしら」は、モロ「はしら!」って感じの、

木のカタチをしてるから、上下の違いも分かるだろうけどさ。




木材として加工されちゃってるから、

もう誰が見ても「上下」なんて分からんバイ。





さらにネットで調べたら、

日光東照宮には12本の柱があり、

1本だけ「わざと」サカバシラにしてるそうな。




右が「サカバシラ」らしい。

わざと逆柱を1本入れた理由は、

徳川家康が大工さんを怒らせたから。

じゃなくて、

「完璧になった瞬間に、あとは衰退しかない」

というこの世の真理を逆手にとって、


「じゃあ、完璧にしなければ、長持ちするってことだよね~。1本、逆柱にしとくね~。」


という、トンチの効いた大工さんが、

というかパンチの効いた大工さんがやったらしい。



『核子崩壊』という物理用語がある。

これは、原子核の中にある中性子・陽子さえも崩壊するという意味で、

仏教思想で言えば、

『諸行無常』にあたる。

絶対に壊れる訳が無い「中性子」さえ崩壊するのだから、

この宇宙にある全ての物質は、必ず変化する。

物理的に、変化する。

なぜなら、全ての「物質」は中性子を含んでいるから(笑)



ダイヤモンドも、崩壊する。

酸化しない「金」さえも崩壊するということだ。



「万物は変化する。」というルールだけは、この宇宙で絶対に変化しないルール。

ということは、

「完璧になった瞬間に、あとは衰退しかない」

という思想は分かる。


「最盛期」を迎えたら、あとは劣化するだけだ。


さとうみつろうも、18歳くらいが最盛期だった(はや)。

あとはもう、劣化あるのみの人生を歩んでいる。




だからって、「サカバシラ1本入れて「不完璧」にしといたから、これで劣化しないよね~」の意味が分からない(笑)

トンチのレベルが高すぎて、アタマが悪い俺には理解できん。


そもそも、

「不完璧にしといたから、これで完璧よね」って言ってるんでしょwww

完璧にしちゃってるじゃん!





どうでも良いんだけど、

日本語の「響き」って凄いよなーと感じた件。

「サカバシラ」って響き、呪われてる感バンバン出てない???


柱を逆さにしたらNGですよって知識が無い状態で聴いても、

「サカバシラ!」って音の響きだけで、

なんだか「NG!」な気がするよね。




サカバシラ



だよ?



担任
「はい、今日から2学期が始まりまーす。

ここで、皆さんに転校生を紹介します。

サカバシラ育斗君です。」



二学期オワタって思うよね?

バラ色の学園生活オワタ、ってなるよね?


3人転校生が前に並んでても、

サカバシラ君が彼だって分かるよね?





なんだろうこの、

日本語の「響き」が持つ、素晴らしさ。

音の響きを聴いただけで、

それが「良い」か「悪い」か「呪われてる」か「ダメ」か、

なんとなくわかる。



サカバシラ・・・



↑語感で「わるい」って分かる



新入りの大工
「おやかた、何かほかに気をつけることありますか?」


おやかた
「そうだな、サカバシラにだけは気を付けな」


新入りの大工
「そ、それがどんな状態なのか分からないですが、

サカバシラだけはやってはいけないって、なんとなく分かりました。

呪われる気がする。」







さとうみつろう



ほら、イイカンジってすぐわかるよね

やわらかくて、美少年で、ピュアな感じが出とる




サカバシラ!



コトバだけで呪えそう。




ちなみに、うちの事務所のテーブルをチェックしたら、1本だけ歪んでた。


これが、逆さの木材かどうかはチェックの仕方が分からんけど、


たぶんそうなんだろうなー。










ということで、

逆さに柱を立てると、どうして逆のエネルギーになるのかについては、

↓昨日の記事をお読みください

 

 

 


 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。中1の長男コクトウ君と、小3の長女ザラメちゃん、1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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