ここまで堂々と国を挙げた神事を見せつけられたら・・・。


「科学」と言うのは、

ひょっとするとヨーロッパやアメリカの言い訳なのかもしれないと思えて来る。


自国の歴史に神聖さや神との繋がりが薄い国が、

それを隠すために考え出した言い訳が「科学」なのかもしれないと。



きっと日本人はもっと誇った方が良い。

「非科学的だ!」という言葉だけで葬り隠そうとされている、

自国の堂々たる文化を。





2019年5月13日。

科学最盛期のこの時代に。

いや、「科学的なこと」以外の現象は何一つ許されようとしないこの時代に。

その国は、国家を挙げた占いをおこなった。



アオウミガメの甲羅を焼いて、

その「ひび割れ」で大切なことを占う、亀卜(きぼく)の神事。



その国に在る47の都道府県で、

「東から1カ所」「西から1カ所」

の田んぼが選定されるこの占いで




悠紀地方(東日本)では栃木県の「とちぎの星」

主基地方(西日本)では京都府の「キヌヒカリ」

が選ばれた。



ちなみに30年前に行われたこの占いで、

悠紀田(東日本)の大田主を務めた伊藤さんは、

「田んぼが選ばれた」と公表された日に自宅に脅迫電話がかかり、

お米を育て上げるまでずっと警察が護衛に付いていたそうで。

※当時は昭和天皇の戦争責任問題などもあり、
大嘗祭の日に各地の神社に火炎瓶が投げ込まれるなど、
平成への代替わり自体も歓迎ムードでは無かった

ただ、悠紀地方(東日本)として選ばれた「あきたこまち」は、

その後ブランド米になった。






その「亀の占い」が行なわれる1か月前。

桜舞う2019年4月9日のこと。


 

 

 

 

徳島県では大麻の種が畑にまかれていた。


大麻の布(あらたえ)と、

絹の布(にぎたえ)は古代から大嘗祭に調進され、

由緒ある決められた家が織ったモノだけが使われてきたが、

残念ながら絹の方の家は途絶えた。

でも、大麻の方の忌部氏は大正時代から復活。





左にあるのが大麻の布あらたえ。

大嘗祭の日に天皇陛下はこの「あらたえ」と一晩を過ごされ、

翌朝に燃やされるこの「大麻の布」から、

天皇としての御霊を授かる。



昭和の「大嘗祭」を記した民俗学者の折口信夫は、


「恐れ多い事であるが、天子様の御身体は魂の容れ物で、

大嘗祭にて天皇の霊が身体に入って、そこで天子様はえらい御方となられるのである」

と記し、

天皇は「大嘗祭の祈り」で
完全な天皇になると解釈した。
 



たった一晩の「祈り」のために27億円かけて建てられた大嘗宮。

ここまで「堂々たる」ご神事を、

国家を挙げておこなっている国なんてあるのだろうか?

この「科学」全盛期に。


もはや、「科学」なんて西洋のただの言い訳がルーツだったんじゃないのかとすら思ってしまう。


カミゴトが/神さまとの繋がりが、

羨ましくて、羨ましくてたまらない国々が、

「科学」というウソを作ってソレを打ち消そうとしたのでは?と。



それほど、堂々としていた。

「科学がなんだ?」と。



湯あみをして身を清めた天皇は、

午後6時36分に悠紀殿(東日本)

へと入られ3時間祈り、

主基殿(西日本)

でも3時間祈られた。



占いで決まった土地からはえた「お米」が、西それぞれの神殿に供えられ、

天照大御神のための枕と布団も敷かれている。


天皇である証拠の「三種の神器」のうち、

「剣」と「まが玉」が先に部屋に入り、

もう1つの神器「八咫の鏡」がある伊勢神宮の方向へと挨拶。


天皇みずから、日本の各地で獲れた山の幸海の幸をお供えし、

「先祖」にあたる天照大御神と一緒に同じモノを食べる「直会なおらい」。


伝承もマニュアルも口伝も無いので、

ご自身の「直感」で、何をするのかはその部屋で悟るしかないそうで。




3時間ずつ。

深夜の3時半まで、

3時間ずつ「祈る」。


もうそこに「science」なんて幼稚な言い訳は、ただの虚構にしか見えない。

そんな言い訳は要らない。

堂々と、これはカミゴトなのだ。



大麻取締法を作られようと、

コメをゲノムで編集されようと、

どぶろく製造を禁止されようと、

塩専売公社を作られようと、

「非科学的だ!」と遠くから吠えられようと。


これは、堂々とカミゴトなのだ。




「大麻を燃やせば神が宿る?非科学的だ」
「その年の新米を占いで決める?非科学的だ」
「枕と布団が敷いてある?非科学的だ」

そう、これは非科学的なカミゴトなのだ。

科学なんかと同列に並べられては困る。


再現性だけを求める科学では「再現」出来ないこうごうしさが、

この国にはあるのだから。



いつもブログをアップする深夜3時36分。

いま無事に全ての祈りが終わり、第一車列が大嘗宮から出て行った。

縁あって大嘗宮の横でこの日本国のご神事をリアルタイムで目の当たりにし、

「科学」というモノへの見方がガラッと変わったので、

自分自身の感じたこの「感覚」を忘れないように、書き記してみた。


国を挙げてあまりにも堂々と行われるご神事には、

「非科学的だ」という遠吠えなど、もう届かないー




天皇陛下、また首相以下国会議員・全国知事など630名の皆さま、

深夜まで「国を挙げた祈り」お疲れさまでした。



大嘗宮の儀も終わり、

いよいよ冬至明けから真の「令和」がスタート。


 
 

↓天皇陛下だけじゃなく、首相にも、国会議員にも、全国の知事にも、

TVでは色んな批判がキャンキャン言われているけど、

この寒空の下、深夜4時まで国のために集っている姿を見ると、

この「国家」の一員である事に「幸せだなぁ」以外は感じない。

 



堂々と行われるカミゴトに、

「科学」ってなんだったんだろう?と。

西洋の国々が戦後に作った「言い訳」なのでは?とすら感じてしまうほどに、

堂々としていた。


もちろん「この国だけが素晴らしい!」という選民意識なんて無いし、

実際、日本にも原因はあったのだろう。

戦前に軍部は神社を中心に据えて国家神道として「国体」をまとめあげ、

戦争へと向かわせた。

学徒隊(小学生たち)は学校へ行く前に神社へ立ち寄る事を強制され、

「すべての国民に強制」するためには当然「統一したマニュアル」が必要となり、

そのために拍手が「二拍手」に決まった。

それまでは、3拍手でも、干支の数拍手でも、出雲は今でも8拍手だし、

とにかく色々とバラバラだった。


戦後、アメリカは日本を弱体化させるためにはどうすればいいかを分析。

最初に出たのが「神社システムの解体」。

そりゃ、そうなるよね。それを中心に「国体」をまとめ上げたんだから。

神社にあるモノをとにかく壊せば、

あの国は骨抜きになる。


大麻(取締法)
塩(精製塩しか買えないシステムへ)
米(ゲノム編集もち米でアトピーの基に
どぶろく(製造禁止)
旧暦(月の重力に依っていた行事変更)
他、多数。


例えば「大麻の布」あらたえを調進する忌部氏の三木家。





「調進」⇒天皇家から依頼を請けて納めること。

大嘗祭に絶対に欠かせないこの「大麻の布」あらたえ。


「大麻は法律で栽培が制限されていることもあり、管理も大変だ。
私が担当した前回(の『大嘗祭』)は大麻を育てる畑を24時間警備しなければならなかった。
こうした人件費を含めて『麁服(あらたえ)』調進にかかる費用は数千万円になる。徳島の企業や人に広く寄付を募っており、これが地元の関心が高まるきっかけになればと期待している」
(日経インタビュー記事より)


春ごろに縁があって「大嘗祭のあらたえに寄付しませんか?」というお話を頂き、

こんなに有り難い事は無いと思ったのと同時に、

「どうして、お金がそんなにかかるのだろう?」と疑問に思ったけど、なるほど。

数千万円の費用は、ほとんどが警備費か。

戦前までなら、どこでも栽培できた大麻が、

許認可制になり「育てる」ためには柵で囲って、人里から離して、監視カメラをつけて・・・。



4年前?に別の大麻畑のお手伝いをさせてもらった時に、

住所氏名を届けるのはもちろん、畑に辿り着くまでに何重にも鍵がかかっている道を抜け、

監視カメラもつけて、徹底的に管理されていた畑を見て、

これ、
戦前まで日本中で露地栽培されてたんだよね?と。

「うっそーん。」と思った(笑)。



大麻だけじゃなく、戦前に「神社」に当たり前に在ったモノは、

ほとんどが、「簡単には手に入らない」ようになった。

塩専売公社で「海塩(生命の設計図ミネラル)」は沖縄くらいしか買えなかった(今は撤廃)。

どぶろくなんて、どこの農家でも造っていたものが禁止(⇒勉強過去記事これとか、これとか)。

お米も、


悠紀田(東日本) 主基田(西日本)から選ぶのは、

土が成長したのが「人間」だから。

土が生えた状態が「人間」(⇒過去記事)



そう考えると、天照大御神が地球へ遣わせた孫ニニギに「玄米」を持たせた事も納得できるし、

天皇家がお米に感謝の祈りを捧げる事も、

毎年47都道府県からの新米が伊勢神宮へ奉納される理由も分かる。

「わけみたま」という言葉も怪しくなくて、

「あぁ全ての「人体」は土で出来てるから同じモノの分身だよな」と分かる(⇒そもそも人体)


旧暦が廃止されたのも、

地球にとって一番大きな「重力を及ぼす原因」である「月」の暦を廃止すれば、

色んなことをおかしく出来る(これとかこれとか、他にも過去記事にいっぱい)。


まぁ、とにかく。

やってること、こっちの方が科学的じゃい!って言いたいだけなので、

おやすみなさい。

ずっと大嘗祭見守ってて、眠い!首相も知事も議員も偉い!

おやすみ!

 
 
※せめて眠い目こすって頑張って探して貼った過去リンクだけでも読んでみて。
他にもいっぱいあるけど。探せんかった。

 


⇒大嘗祭観察日記の笑えるオチは「明日に続く」※ヒマなら明日も読んでね



 

 

 

※追記
⇒大嘗祭当日の天皇陛下の「祈り」の凄さが計測された




 

 

 

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▼この記事を書いた人 Writer's Info

さとうみつろう

日本の作家・ミュージシャン。小学校6年生の長男コクトウ君と、2年生の長女ザラメちゃん、最近1才になった次女ミリンちゃんの3児のパパ。石垣島で生まれ中学は大分県、大学は北海道。社会を変えるためには「1人1人の意識の変革」が必要だと痛感し、大手エネルギー企業から独立。本の執筆や楽曲の発表を本格化し、初の著書がシリーズ累計30万部のメガヒットを記録。10代の若者を中心に多くの支持を集める。ところ…

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