死は、死んだ人の中に発生してるモノじゃなく、
死は、生きてる人の中に発生してるモノ。
その人の死は、その人に起こったことではなく、
「その人の死」を観ている、いま、生きてるあなたの中に起こったこと。
じゃあ、その人は「死んだ」と言えるのかな。
あなたは、その人をまだ観ている。
あなたの中に、その人はまだ、ちゃんと存在してる。
「彼女が安らかであるならば」って祈りは少し変で、
「彼女」は、あなたの中にしか無いものだから、
彼女を安らかに観るか、
微笑んで観るか、
今も笑ってると観るか、
喜びと共にあると観るか。
彼女を、どう観るかは、あなた次第。
なぜなら、繰り返しになるけど「彼女」は、あなたの中にしか無い。
彼女が生きてる頃から、実は彼女はあなたの中にしか無い。
彼女が死んだと言う事実も、あなたの中にしか無いもの。
そして、今あなたの中でまだ、彼女があるというだけ。
「いや、彼女が生まれたことも、死んだことも、私の中だけじゃなく、世間の私以外の人も知っているし!」と感じたら、
その感じたことも、あなたの中にしか無いもの。
そして「世間」も、「私以外」も、あなたの中にしかない人たち。
彼女は、死ぬ前から。
それどころか、生まれる前から。
あなたの中から、一度も亡くなったことはないよ。
ぜひ、「あなたの中にしかない彼女」という事実を看破して、
せめて、笑顔へ。
あなたの中では、常に笑ってる彼女へ。
死について過去記事1
自死について過去記事2