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☆さとうみつろうトークショー／カノン瞑想に参加してみたい人はどうぞ☆
昨日のコメント欄を読むと、大分からのメッセージが多いことに気づきました。
僕も中学の３年間は大分県で、単身で寮生活を送ってましたので、
大分川の河川敷で、死にそうになりながら毎日ラグビーしてた日々を思い出しました。
あれはほんと、地獄でした。
「てめー、震災のこの状況で、不謹慎だぞ！！
お前のはただの部活動でしょ？ぜんぜん地獄じゃないわよ！
揺れてる大分には、今もっと大変な人が居るのよ！！
考えて発言しなさい！！」
あなたより、大変な人が居る。
だから、あなたの「大変」
今は我慢しよう！！
この思想、おかしいと思いまーす。
はんたーい。
そんなせいくらべが始まったら、
世界で泣いていい人は、たった一人になっちゃう。
優勝者だけが、一人で泣く権利を得るなんて、
なんのゲームだよ？
しかも、参加者みんな痛いのに、優勝するまでは泣けないなんて・・・、
これはいったい、何の我慢大会だろう？
どうして、こんな記事を書いているかと言うと、昨日のコメント欄で、
「○○街で震災しました。
この街も大変ですが、震源地の△△県に比べたら、
私たちなんて、たいしたことありません。」
と、自分自身へ『無理』を課しているコメントを観たからです。
被災してるんでしょ？
それ、十分に大変じゃない？と思って。
【相対価値】を引き合いに出されるまでは、
起こる出来事は全てが【絶対価値】です。
①まず、「苦しい出来事」が起こる。
その瞬間、それは、「ソレ」しか無いので、絶対価値です。
ソレと、比べる、他の出来事が無いからです。
たった一つの「現実」しか、目の前では起こりません。
比べる、モノが無いので、絶対価値です。
②ところが、アタマが「過去の出来事」や「聞いた話」を引き合いに出してきて、
それらと比べさせられて、あなたの痛みが相対化されます。
子供は、ささくれでも泣く。
絶対的に、痛いから。
すると、両親が言う。
「隣のケンちゃんは、右足を折って入院中よ！このくらいの痛み、我慢しなさい！！」
子供は、ポカーンなはずです。
スターチャイルド
「え？ご両親さま。
あなたたちは、いったい、何をおっしゃってるのですか？
ケンちゃんが足を折ったら、僕のササクレの痛みが和らぐとは、どんな魔法です？
じゃあ、僕、これから先ずっと、
ささくれが出来るたびに、ケンちゃんの右足を折らないとイケなくなりますけど、
それで、あってるんですよね？」
↑大分の桜↑
大分県で、被災された方へ。
熊本の方が大変かもしれませんが、
あなたたちも、十分に大変です。
もっと、ツラがりましょう。
「○○町に比べたら、わたしなんて」ってコメントが、けっこう多かったです。
あなたは、十分に、頑張ってる。だから、弱音を吐いたって良い立場に居ます。
車の中で４日間も寝ている人が、「私なんて」って。
いやいやいや。十分に、自分自身に「がんばってるね！」って言ってやってください。
過去記事で紹介した、大の字メソッドとか、やってください。
昨日の記事に書いた通り、僕たちは（九州以外は）大丈夫です。
ゆとりがあります。
「熊本と比べると、大分はまだゆとりがあるから・・」とか言ってるレベルじゃないくらい、
僕たちには、ゆとりがあります。
だから、大分で、泣きましょう。
あなたが、その【絶対価値】を我慢したら、
ケンちゃんの足が折れちゃいますよ。
※被災地支援に入っているわらわーさんへ。
明日の記事で書きますが、間に合うなら「支援方法」をわらわーならではのモノにしたいです。
「こんな時だからこそ、インスタント食品じゃ無く、より自然な食品を」
みんなのお知恵を借りながら、現地に発酵食品などが配れたらなと、思ってます。
※４月２３日の岩国トークショーは、予定通り開催です。
ただ、『九州にお住まいで地震により参加が出来なくなった方』のチケットに関しては、イープラスさんにて返金させて頂きますので、イープラスさんからのメールをご確認ください。
☆さとうみつろうトークショー／カノン瞑想☆
・４月２３日（土）山口 エラール
・４月３０日（土）奈良 純正律
・５月０８日（日）秋田 エラール
・５月２８日（土）静岡 ※満席
・６月１０日（金）埼玉 エラール
・６月２６日（日）青森 純正律
※詳細・申し込みは各会場名をクリック
※今回は全会場とも奇跡の「純正律」
※アクセス出来ない場合は、ファミリーマートの端末で「さとうみつろう」と検索すると購入できます
↓ちょっと笑えるように書いてみましたが、
僕たちが普段やってる教育って、極端に言えばそうだよね。
「これから先、ささくれが出来るたびにケンちゃんの足を折らなければならなくなりますけど、あってますよね？」
こんな教育、はんたーい。
「もっとツライ誰かが居るから、お前は今は泣くな」
こんなこと教わっちゃったから、
「もっと幸せな贅沢が有るから、日常のささいな幸せでは笑えなく」
なるんだよね。
相対化教育、はんたーい。
目の前の、「いま」という絶対価値で、
身体が反応するままに、笑えたら。反応するままに、泣けたら。
おおいた・・・。ほんと、あの部活の日々は地獄でした。
「いま、絶対に俺たち、世界で一番苦しんでるよね？」
夏の強化合宿中、チームメイトが水飲む休憩中に、言いました。
あ、おもいだした！！
あのころ、「練習中にはみずを飲んではイケナイ」という、意味わからんちんなルールがあった！！
なんだったんだろう、あの、PTAも真っ青の、じごくの特訓。
いやー、あれは、あれで、地獄だった。
わざわざ、他の出来事と、比べたりしません。
震災以下だとか、骨折以上だとか。
アレは、「アレ」で、あの瞬間に、確実な地獄でした・・・。
我慢は美徳かもしれませんが、その教育はもう行き届いています。
そして、その教育の弊害は確実に日本中に現れています。
ココロの病になる人は、成人の３０％を超えているからです。
少しずつ「いま」泣いたら、大泣きすることはありません。
少しずつ「いま」笑ったら、大金を夢見ることはありません。
熊本も、大分も、がんばらないで。
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