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３．１１。
昨日まで笑っていたのに、
今日になるとしんみりして、「あの日を忘れない」と言う人が嫌いだ。
あの日を忘れない人なら、「あの日を忘れない」と言わないでも、
あの日が忘れられないだろうから。
一番大事なのは、
本当にあの日が忘れられないで生きている人たちに、
いかにあの日を忘れさせてあげられるかだと、僕は思う。
だから、「あの日を忘れない」って標語を見るたびに、嫌な気分になる。
あの日を、忘れさせてあげるのが、被災者に対して出来る最大の支援だと僕は思うから。
風化されると、義援金が、寄付金が集まらないというのは過去の慣習・考え方だし、
何よりも、そこに頼ってはいけないのだ。
小さい頃に、風邪ひいた時にだけ母親に優しくされた人は、
大きくなった時、「自分がいかに辛いか」を伝えることで、愛を得ようとする。
それは、一定の優しさを集めるかもしれないが、双方にとって悲惨だ。
常に、「つらい事、苦しい事」にフォーカスし続けないといけないから。
風邪をひいた時にも、風邪をひいていない時にも、優しくされた方が嬉しいはずだ。
「私、元気なの！！一緒に遊んでよ！！」って、子供が言えたら。
いや。
子供たちに、そう言えるような環境を、親が創り上げることが出来たなら。
きっと今日の記事も、批判されるんだろうけど(笑)、
「あの日を忘れない」とか今日だけしんみりし始める人にはならないで欲しい。
強い時も、弱い時も、東北に優しくあってください。
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↓「あの日を、忘れたい。」のが１００％、東北の人たちの気持ちに決まっている。
それなのに、どうして「あの日を、忘れない」という標語が必要になるのか。
きっと被災者は、ココロの中の「思い出したくない」という不安とさえ、必死に闘っているんだと思う。
本当は忘れたいんだけど、忘れられたら優しくされないんじゃないか。
事実、「あの日を忘れない！」というマスコミの報道で、今日だけで何億円も寄付金が集まるだろう。
そしてそのお金は、有効的に使われるだろう。
でも、被災者の本心が「あの日を、忘れたい」にあるのに、
そんな彼らに、「あの日を、忘れないで！」と言わせ続けるのも、酷な社会だね。
一日も早く、みんなみんなが、明るい方向だけを向ける社会になりますように。
↓今日は、下の二つのボタンを押す祭、
「あの日は、忘れたい。明るい日を、覚えたい。」↓ポチ↓↓ポチ↓
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