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このブログ『笑えるスピリチュアル』の目次（⇒初めてお越しの方へ）
小さな小さな水のつぶ、ドリッピー君。
彼は上空5,000mの雨雲から、スカイダイブしました。
山に降り立つと、土に溶け込み、草の根に吸われました。
ドリッピー君が、草の体内を、葉っぱまで移動したところで、その葉はシカに食べられました。
ドリッピー君は、シカの腸で、葉っぱから溶け出し、
血液に乗り、シカの体内を移動し、汗となり川へ流れ込みました。
冷たい川の中で、大勢の仲間達と再開を果たし、盛り上がっていたそのトキ、
シャケに飲み込まれ、シャケの身体の一部として上流を目指すことに。
遡上でボロボロになったシャケは、上流で卵を産みながら、安堵の涙をこぼしました。
涙から川へ流れ出たドリッピー君は、一気に海まで流れました。
海に辿り着いたドリッピー君は、透明色だった身体が、少し色付いていることに気づきました。
土の中で、葉の中で、動物の中で、川の中で、
ドリッピー君の身体は、「全ての出会い」から少しずつ何かを吸収していたのでした。
色付いた身体を、海の上に浮かべて、のんびりと浮かんでいると、
太陽がドリッピー君をギラギラと照らしました。
そこへ風が吹き、ドリッピー君の身体を、上空へ舞い上げました。
久しぶりに、雲の中に帰って来たドリッピー君は、身体の色が透明に戻っていることに気づきます。
ドリッピー
「今回の大冒険での沢山の出会いにもらった宝物は、
海に置いてきちゃったな。よーし、また宝探しの冒険に出るぞ～。」
ドリッピー君は、上空5,000mの雲の上から、地上めがけて、ダイブしました。
今回の旅では、どんな出会いが待っているのでしょうか。
『ドリッピーの大冒険』という英語教材があります。
ストーリーは上の内容と全く違うと思いますが、だいたい言いたいことは同じでしょう。
水は、循環するエネルギーです。
そして、循環している間、一度も死んだことはありません。
雲として、雨として、土として、葉として、肉体として、川として、海として。
所属先や形態は、何度か変わりましたが、その間、一度も死んでいません。
水は、ずーっと生き続けるエネルギーであり、全ての生命の中を移動して回ります。
昨日の記事で、自然界はエネルギーを上手に循環させているという話しをしました。
自然界がエネルギーを回しているのか、エネルギーが自然界を回っているのか。
自然界（容れ物）から見ると、水という分子が行ったり来たりしてるように見えるでしょう。
水という分子から見ると、色んな命を演じ続けているように見えるでしょう。
そして、どちらから見ても同じですが、この間に、一度も死んだものは居ません。
『肉体』という集合体の名前や、『川の水』などの組織名が変わるだけで、
最小構成要素は、ずーっと生きていました。
そして、これから先も、ドリッピー君は、死ぬことはありません。
今日も、あなたの身体を構成する、63兆個の各細胞の中に、ドリッピー君は生きています。
63兆個の集合体の、いったいどの部分が、「あなた」なのですか？
右の小指の上の先っちょあたりの、一つの細胞が、「あなた」ですか？
特定の、「わたし」なんて、この身体の中の、どの部分にも探しだすことは出来ないはずです。
それでも、私は、「わたし」だと感じて生きている。
考えれば、考えるほど、「わたし」という存在は、不思議なものです。（⇒私さがしシリーズを最初から読んでね）
なにが、「わたし」なのかは、言葉では表わせませんが、
ドリッピー君は、全ての生命の中を、今も、生きています。
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↓今日は海の日です。
旅の証拠として、ドリッピー君が海に残していった宝物。それが、ミネラル（塩）です。
水は、色んな生物や組織（川とか）の中を移動する中で、それぞれから情報をもらいます。
集めた情報は、ミネラルと成って、海に残ります。
「海は宝の山だ！」と、海賊王ジャック・スパロウは言ったそうです。
山なのか、海なのか、良く分からない発言ですが、正解です。
せっかくの休日、海の日。
自然の大循環を感じながら、ドリッピー君の大冒険に思いを馳せて、海に浮かんでみませんか？
※浮かんでるトキ、急に身体が上空へ上昇しても責任はとりません。
↓今日は、下の2つのボタンを押す祭、
「山なのか、海なのか、はっきりして、スパロウ！」ポチ↓ポチ↓
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