外観はなかなかの強者ですね〜。
どんな状況で保存されていたのか、不安です。
簡易チェックでは接点不良が多少あるくらいで、意外と安定してました。
これ、綺麗になるのでしょうか。
ちょっと洗剤を付けた布で上側を擦ってみたのですが、多少汚れは落ちていきますがササッと綺麗にはならなそうです。
でも以前パワーパック不良でパーツ取りに格下げになった綺麗な外観の個体を持っているので、割と安心して作業に入ります。
最悪ニコイチ!
ちなみに以前の記事はこちら。
ここからの作業は、ほぼ前回と同じです。
後ろを外してリレーの分解クリーニング。
あれ?クリーニング前ですが、これは綺麗です。
取り外した様子もありませんでしたし、ほぼ電源を入れてなかった?
一応ひとこすりしておきました。
次はPHONO回路です。
ここに使われているトランジスタはバリバリノイズが出やすいので、コンデンサーとともに交換します。
こんな感じに仕上がりました。
入力端子もクリーニング。
左側がクリーニング済みです。
かなり印象が違いますよね。
パワーアンプのコンデンサーも交換です。
今回常連M君からオーディオグレードのコンデンサーを多数いただいたので、ここも金色になりました。
これできっと機能的には問題が無くなったはず(?)
外観をクリーニングしながら組み立てましょ。
今回の汚れはいつも使っているホームセンターの洗剤を薄めたものでは、イマイチ綺麗になりません。
じゃ原液で。
まだ縁に少し茶色が残ります〜。
で、最終兵器!D社の油汚れ専用洗剤!
ブラシに付けて、大急ぎで擦って、大急ぎで流水で洗い流し。
やっと綺麗になりました。
シミや腐食でマダラになるのを恐れてましたが、エッチングの印刷も取れず綺麗に仕上がりました。
印刷が強いのは、こういう時にありがたい。
長い間洗剤に浸しておくのは表面を傷めたりシミになったりするので、注意が必要です。
ボリュームノブなどもちゃんとクリーニングします。
ここは通常洗剤を薄めたやつで少々漬け込んでも大丈夫でした。
これもパーツ取りがあればこそです。
で、完成しました。
すっかり綺麗になりました。
あんな外観の個体とは思えない⁈
ちょっとだけ、消耗してないような硬めの音がしました。
このまま安定してくれれば、良い商品になりそうです。
しばらくは正面システムでランニングですね。
当店予定価格 9,900円です。
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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