網の接着をシンナーで溶かして外します。
普通はここでクリーニングとコーン紙染色だけなんですが、今回はより深く!コーン紙も外しちゃいます。
ここがけっこう気を使う面倒な作業のひとつです。
まだ完全に固着した訳ではないので、割と普通に外せました。
磁石を横から叩くと、簡単にズレちゃいました。
このボビンを抜いて、位置を合わせて接着し直さなくてはなりません。
ここにサビが無かったので、少しホッとしました。
肝心のボイスコイルは多少擦り傷がありましたが、問題は無さそうで再利用します。
そもそも磁石がズレるのは、接着剤の劣化とサビで浮くのが原因なんです。
こんなふうになってます。
けっこうサビの厚みがありますね〜。
このサビの厚さのせいで、接着が剥がれちゃうんです。
サビを削り取った後、今回は錆止めを塗っておきました。
こんな感じで下地は完成とします。
黒いところがサビ止めが効いてる部分です。
多分これで腐食は進まなくなっていると思います。
磁石の位置決めって意外と大変でして。
強力な磁力が邪魔をするんです。
今回はセンター出しにファイルを使ってみました。
この状態で磁石を接着します。
ほぼセンターが出て、ギャップは同じ幅っぽくガッチリ接着出来ました。
あとはコーン紙を擦らないようにセンター出しに注意しながら接着して、大手術完了です〜。
上手くいきました。
けっこうな手間と時間ですが、1000M復活のために頑張っちゃうんです。
残りのユニットも網を外してフレームの再塗装、クリーニング、染色などをして仕上げておきます。
ターミナルもバナナプラグ対応で、太いケーブルも大丈夫な金色金属製に交換してます。
次は箱の再塗装です。
マスキングは自作ベニアとダンボールとマスキングテープです。
これは何回も使えるので、なかなか便利なんです。
意外と作業も楽になります。
一度黒塗装を落とさないと綺麗に仕上がらないので、ひたすら頑張って塗装だけを落とします。
削りすぎには要注意です。
今回は240番の紙やすりで塗装を落とし、硬いハケとシンナーで導管内の塗料を掻き出し、400番の紙やすりで表面を整え、更にコンプレッサーとハケでおがくずを飛ばして仕上げました。
書くのは一文章ですが、最も時間がかかる作業です。
一気に塗装です。
塗料は塗料屋さんに作ってもらった五分艶の黒ラッカーです。
2〜3回塗りで仕上げてます。
ネジの頭もポイントなので、しっかり磨きます。
あとはユニットを取り付けて店内に持ち込んで、楽しい楽しい音出しです〜。
今回はたまたま在庫してたウーハーの1000も並べてみました。
このセットで鳴らすのは、実は初めてでして。
お!ウーハー無しでも今回の1000Mは良い感じだぞ。
アンプ(サンスイ607Gエクストラ)との相性が良いのかな〜。
シリアル15000番代(かなり初期の方)なので多少不安があったのですが、一気に自信がわいてきました〜。
やっぱり1000Mは良い!
最後に両面テープを貼ったステッカーを貼って完成です〜。
おお〜、今回も苦労したぞ!NS-1000M!
居間に入れても大丈夫なくらいの外観にはなったかと。
しばらくはランニングしながら、気持ちよく聴きたいですね。
最後になりましたが、実はこの個体にはすでにお客様がついてるんです。
毎回受注生産っぽくなっちゃってます。
お待たせしました〜。
次作は年末か⁈


























































































