もう10年くらい前じゃない?とも言ってました。
前のオーナーさんは大変大切にお使いになっていたようで、ほぼクリーニングもいらないくらい外観は綺麗です。
今回はフォノ回路のコンデンサー交換と一部接点クリーニングだけしておく事にしました。
黒とオレンジのコンデンサーが…
金色と緑色になりました。
で、組み立てて多少ランニングテストをしておきます。
今回の目玉はコイツです。
パイオニア8800Xのチューナーです。
実は中古量販大手さんのジャンクコーナーに売ってました。
ま、チューナー自体はどうでもよくて、欲しかったのはウッドケース!
けっこう安かったんです〜。
前面サイズは8800Ⅱと同じはずなので、アンプを入れて高く売ろうと⁈
チューナーは裸で生かしてもいいかな〜。
いざ組み合わせてみると、下面のネジ穴が合わない。
やはり8800X以降のモデル用なんでしょうか。
でもなんとか改造して取り付けました。
強度的には問題ないかと。
元々あまり発熱しないアンプですので、多少開口部がズレてて狭くても問題なさそうに思えますし。
カッコよくなりましたよね?
一瞬ラックスかマランツか…みたいな。
奥行きも違和感ありません。
これが天然木突板仕上げなら完璧なんですが。
当時のCS-616やPL-1250などと同じシール仕上げなんです。
あの木目が剥げていくやつです。
割と良い状態のウッドケースなので、今回はこのまま商品化です。
で、ここまで組んでレコードを鳴らしてみると、片側から音が出てない!
で、再びバラしてみると、フォノ回路のトランジスタが曲がっていて脚が接触してました〜。
組み立てる時に力がかかって曲がっちゃったんでしょう。
ヤッちゃいました。
ま、原因はわかったので、今度は気を付けて組み立てました。
テストもok!
これで完成です。
例によって正面システムでランニングしておきます。
普段なら10,000円以下の価格のアンプなんですが、ウッドケースの存在感で…
当店予定価格 14,300円です。