私はお仕事柄、
「お部屋には余分なものはないように、
パブリックスペースには特に、風通し良くスペースを作りましょう!」
とか
「満月🌕を過ぎたら新月までは手放しの期間です。
新しい良いエネルギーを入れる為に
どんどん不要なものを排出致しましょう。」
とお伝えしています。
.......が
実は、無類の捨てられネーゼであります。
幼少期おばあちゃんっ子だったからか、上京したてや一人親時代にお金の苦労があった為か、色々と原因はあると思うのですが、綺麗な包装紙は紙袋と一緒に畳んでしばらく取っておきますし、ついジャケ買いしてしまったクッキー🍪缶などは再利用♻️致します。
旅先で出会ってしまってお買い上げの缶たち。
また、普段なかなかお会いできない著名な方を鑑定させて頂いた折に頂いたサインやお土産などは勿論の事包装紙まで取っておくこともありました🤣
最も捨てにくいのがお便り。
心が篭っていますものね。
友人からのバースディカードはもとより、手書きでクライアントさまから頂いたお礼のお手紙などは、モチベーションが落ちそうな日には時折そっと開きたくなる日もあります。
お掃除を一人親時代に働き詰めでどうしようもなく家事が出来ず、お若い家政婦さんにお任せした数時間に、子どもたちからのお手紙や絵を処分され、気がついた時には既に共有のゴミ置き場は清掃車が回収後で途方に暮れたこともあり、以来、人に任せられないと心に刻みました。
人生には愛ある無駄も必要なのです。
しばらく前から「断捨離!」「断捨離!」って言われていますが、その言葉や「捨てる」「棄てる」ってワードが事態がネガティヴに思えて、どうも好きではないんです。
シャカリキに
「とにかく捨てましょう!見ないで捨てましょう!」
なんてことをいうアドバイザーさんもおられますが、
ベストセラー作家さん並みにそれをやった夫は、大切なシャツや靴、書類まで捨ててしまい、後から非常〜に困っておりました。(苦笑)
…物には全て魂が宿ると私は思っています。
その上、役立てずに棄ててしまっては、お金を惜しげもなくドブに捨てている気分になります。
よって、手放してあげるときには
必ず喜んでくださりそうな方に差し上げる。
又は
再利用♻️のボックスに入れることにしています。
シンガポールでは、ゴミ処理は分別なしの一纏めのところが多いのですが、今のコンドミニアムを決めた要因の一つに、施設内に数カ所リサイクルボックスがあり、缶🥫、瓶、ペーパー、プラスチックなどは再生してもらえるからという理由があります。
さて、手放しの際には必ず物たちに手に取って
ありがとう!
と伝え
「今度は○○さんを楽しませてあげてね。」
「生まれ変わって何かの役に立ってね!」
と声をかけてあげるようにしています。
一度私の靴をお下がりに差し上げて、そのまま帰り道に履いて帰った友人が、信号無視の車により交通事故に遭いそうだったのが、間一髪免れたということがありました。
やはり物には魂があり、言葉にも言霊があるのでしょう。
ちゃんと可愛がると護ってくれるのです。
数日前、シンガポールでフードバンクを見つけました。
棚の中にある買い置きの、お菓子や食材を近日お渡ししようと思っています。
そして今回数ヶ月後に迫る引っ越しのために、絶賛手放し中の私、意外と気前は良いので、きっと煽てたらお洋服も靴もあっさり差し上げると思いますよ😁
こちら、一昨日整頓中に見つけたお宝。
ほらね、今役に立つものがあるでしょう。