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DEAGOSTINI 戦国甲冑をつくる

奥州の覇者、隻眼の猛将、伊達政宗。

弦月の前立てで有名な「黒漆五枚胴具足」を

可能な限り当時の材質と工法で再現します。






佩楯を繋げ緒をつける

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今号のパーツ

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やらかしました!!(笑)






まずは今号の完成画像をご覧ください・・・





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あろうことか、佩楯の重なりが左右逆です・・・

これに気付いたのが終盤だったわけで・・・

一からやり直すなんか絶対きついわけで・・・





世界にひとつだけの甲冑(はな)♪






と気持ちを切り替えてこのまま続行します・・・(泣)

政宗くんを鎧櫃に鎮座させちゃえば草摺で隠れちゃうしね♪


・・・と言うわけで、左右逆だということを踏まえ、解説を読み進めて頂けたらと思います。





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仮に佩楯を重ね、佩楯の上部は縁革の端同士で1cmに重ね、下部は1cmの間隔を設定します。





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縁革と縁革の中心で計り1cm重ね、家地、裏地、緒ごと縫い糸で縫って固定させます。





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ちなみに僕は2か所縫いました。





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緒の先端の手つかずになってる箇所を・・・





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緒の両端とも、内側にしまい込んで木工ボンドでクチを塞ぎます。

組み立てテキストでは『穴が空いてる』って表現だったんで、(?)な感じでした。

『え、まさか本来は旗差し物の筒の布団みたいに綿が詰まってて穴が空いてるだけなのかや?・・・不備品??』とか、余計な心配しちゃいましたよデアゴさーん^^;





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はい、両端とも塞がりました♪





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緒のシワがこれからの作業を妨害しそうだったんで、アイロンをかけてシワを伸ばしました。





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緒の中心の目安として、アイロン使ったついでにシワを作りました。





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家地、裏地、緒の端を揃えます。

広げた状態の緒の幅が60mmだったんで、その1/4の大きさってことで、15mmの場所にマチ針を刺します。

※これはあくまで単純計算上のことなんで、実寸では1~2mm少ない方がベターかもしれません。実際に作業を進めながら、ご自身で取り決めて頂けたらと思います。





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15mmの位置で、マチ針で緒を固定させます。





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マチ針で決めた位置で波縫いしていくわけですが、ちょうど家に障子を貼り替えたときに使った両面テープがあったんで、木工ボンド代わりにも、縫う時の目安のライン引きにもなるんで使ってみました。





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縫い終わったら佩楯を裏返して、先ほど説明したように1/4のところを畳んでいきます。

最終的には、波縫いした箇所が緒で隠れるように畳んでいきます。





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※畳んでいく4箇所とも、アイロンをかけるといいかもです。





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畳んでいく際、黄色で示した幅より、赤丸で示した幅を大きくして最終的には縫い跡を隠す必要があります。

それを踏まえながら、アイロンで緒に折り目を付けていきます。





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家地を縫った手前の位置に木工ボンドで緒を貼り付けます。

ちなみに僕は障子の張り替え用の両面テープを使いました。

もう一度、同じ要領でアイロンをかけながら緒を畳みます。





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黄線で示した部分の、緒のまだクチが空いてる箇所を両端とも縫い糸で塞ぎます。

赤線で示した箇所をまつり縫いで仕上げて緒は完成です。





小猿革をつける

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壺の緒を通す穴の位置決めのため、適当な紙で同サイズの小猿革を作りました。

1、紙の長い辺の中心で線引きします。

2、紙の右半分の中心を折って(+)の形で線引きをします。





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3、2で引いた線から11mmの箇所を線引きすると、赤点で正方形になります。





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4、3で出来た正方形の点を×の形で結びます。

5、紙の長い辺の中心に折り目をつけ、紙の右半分の折り目を線引きします。

6、赤点から赤点までが8mmになるように、5で引いた線を軸に4mmの箇所で2本の線引きをします。

7、4で引いた線と、6で引いた線の交わる位置が“壺の緒”を通す穴の位置になるので、ボールペンなどで仮に穴あけをしておきます。

8、紙を小猿革の上にピッタリと合わせ、紙につけた仮の穴ごと、小猿革にポンチ穴を開けます。





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小猿革の完成です。





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佩楯の中心に小猿革を設置します。

赤線は縁革の位置を示してます。

小猿革の穴と縁革が合うように、佩楯の下に小猿革の穴のない方をすべり込ませ、小猿革に引いた線の位置に佩楯の端に合わせます。

小猿革の穴の面に木工ボンドを付けます。





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隠れて見えない縁革の位置(赤線)を確認しながら小猿革を佩楯に貼り付けます。





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滑り込ませた方の小猿革を取り出したら、今号の作業は終了です♪





次号の予告

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ボタンちっちゃ!!

というわけで、次号で佩楯も完成ですね^^

木瓜結びで飾る壺綰に通す肩掛緒。

佩楯の留緒ってなんの為にあるんでしょ?

完成画像を見る限り、佩楯の緒を付けた箇所に縦に付いてるようですが・・・

51号で射向の臑当も完成と、年明けから楽しみ膨らみますね♪





こちらでは今年はもうお別れですね。

甲冑に始まり甲冑に翻弄され、甲冑で終わる良い一年でした。


A面をご覧頂いてる全てのかたが無病息災で良いお年を迎えられますように・・・





β面の方は、暮れまでちょいちょい更新していく予定なんで引き続き宜しくお願いします♪










皆さん、今年一年、本当にありがとうございました♪










光景(Mitsukage)





射向(左)の臑当(金属部)を仕上げる

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今号のパーツ

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前号の修正



まずはお知らせです。

前号でミスった、臑当中の板の“縄目威”を1からやり直しました^^;

新たに仕上げた縄目威の完成画像は、今号の画像で確認してください。

うーん、最終的に威糸が足りなくなるかもしれませんが、その時はデアゴさんに発注かけます^^





射向の臑当を仕上げる



さっそく作業を進めてまいりましょう^^

まず、今号提供の“臑当外の板”を作ります。

やりかたそのものは内の板と中の板と同様なので解説を省きます^^;

臑当外の板の完成画像は、内の板も中の板も繋げた最終的な完成画像で併せて確認してもらえたらと思います。





ご注意

今号で使用する“縄目威で使う威糸”は、解説テキストが示す寸法切りをしていません。

ご周知のとおり、威糸を準備するときに寸法を計ってカットしまうと、どうしても無駄な余りが最後に残ってしまいます。

今回、前号のミスによって威糸を余分に使ってるので、それを補うために、最終的に15cmぶんの帳尻を合わせる必要があります。

そのために今回は威糸の節約のために敢えて寸法切りをしませんでした。

縄目威の威糸に限り、最後にくぐらせてカットするときにカットしています。

以下の解説の画像をご覧いただいていく中で『ん?威糸がやたら長くね?』な場面に出くわすと思いますが、上記の事情によるものなので、そのあたりを踏まえてご閲覧いただけたらと思います。


うーむ、威糸が長いから威しにくいったらありゃしない^^;





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まず、46号で仕上げた“臑当内の板”と47号で仕上げた“臑当中の板”を威糸で繋げます。


“立挙中の板”の赤丸で示した穴に裏面から威糸を通します。





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“立挙内の板”の赤丸で示した穴に表面から通します。





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威糸を通し切って、中の板と内の板を合わせた画像です。





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そのまま“立挙内の板”の上の穴に通します。





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“立挙中の板”の赤丸で示した穴に通します。





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そのまま“立挙中の板”の赤丸で示した少し離れた穴に通します。





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“立挙内の板”の赤丸で示した穴に通します。





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同じ要領で、赤丸で示した合計4箇所を菱威で繋げます。





同様に、今号で作った“臑当外の板”を“臑当中の板”に繋ぎますが、デジカメに構ってる余裕がなかったんで、今号の解説はこれでおしまい^^;










今号の完成

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表面です。





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裏面です。





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おまけに、臑当内の板が 『足を崩した状態』 です。(笑)











次号の予告

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次号の49号、その次の50号でいよいよ佩楯の総仕上げですね♪

49号で佩楯の緒と小猿革。

小猿革って佩楯の真ん中に飾る木瓜結びのとこにあるやつですよね^^

50号で腰紐、緒留革と木瓜結びの装飾、ボタン付けの装飾で佩楯はおしまい^^

51号で臑当に戻ってきて家地が提供されます。


さてさて、52号はどこの部位にいくことやら^^

公式でバックナンバーが公開され次第、β面にてお知らせしていく予定です♪





あ、甲冑師のみなさんに質問です。

5mm幅の威糸がかなり余ってますよね?

『大切に保管して下さい』的な案内ありましたっけ?





β面の方もよろしくです♪






ご閲覧ありがとうございました♪










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おしらせ




皆さまいかがお過ごしでしょうか?





日を重ねるごとに寒さが激しさを増してますが、風邪など召されてませんでしょうか?





さて、このたび“β面”を開設させていただきました。










48号以降のデアゴスティーニ 週刊 戦国甲冑をつくる、の製作ブログは従来通りこちらのA面。


「番外編」「甲冑のメンテナンス」「YOUTUBE動画」「光景(Mitsukage)のコラム、日常」などの甲冑製作以外の記事はβ面。










※プライベート日記も綴ったりするんで、β面の方が更新率高くなるかも^^;





甲冑師さん、閲覧者さんの区別のない、皆さんとフレンドリーに話せる、そんな楽しいスペースにしていけたらと、今からわくわくにしてます^^










上記のようにコンテンツを振り分けることによって、とりあえずブログの管理が楽になります^^;





更新作業労力的にじゃなく、メンタルな部分で、です。





閲覧者さまには、ブックマークの追加(していただけますか?)などでご足労をお掛けします^^;





なお、β面の更新については、A面の左上にある「なう」や一番下の「ツイッター」にてお知らせを差し上げます。





このたびの試みにより、今後一層質の高いブログ製作に努めてまいりますので、何卒ご理解とご了承を宜しくお願いします。










≪別館URL≫
http://mitsukage666.blog.fc2.com/
クリック先のページのブックマークを宜しくお願いします。











おねがい






PS.

お買い物や情報の入手は、β面のPR広告のリンクからのご協力をお願いします^^;



PPS.

β面内のあっちこっちに貼ってあるPR広告のリンクをできれば全部、一回づつクリクリ頂けるだけですごく助かります^^;



PPPS.

ホント、マジ、逆に僕に出来る協力ならなんでもさせて下さい。





「こんなこと今さら聞けねえ‥。」とか

「ミツカゲのやつ、俺の代わりにここの作業(甲冑)やってくんねーかな。」とか

「電話やメールじゃねーと、ここ伝えきれねーや。をいミツカゲ、電話しよーぜ!!」とか





かけがえのない大切な甲冑仲間、同じ趣味を持つ友です♪

なんでもぶつけてくださいね^^





将来、練りに練って“甲冑オフ会”なーんてできたら楽しいですね^^





それでは‥β面でお待ちしてます^^










いつもありがとうございます♪










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