まずは今号の完成画像をご覧ください・・・
あろうことか、佩楯の重なりが左右逆です・・・
これに気付いたのが終盤だったわけで・・・
一からやり直すなんか絶対きついわけで・・・
と気持ちを切り替えてこのまま続行します・・・(泣)
政宗くんを鎧櫃に鎮座させちゃえば草摺で隠れちゃうしね♪
・・・と言うわけで、左右逆だということを踏まえ、解説を読み進めて頂けたらと思います。
仮に佩楯を重ね、佩楯の上部は縁革の端同士で1cmに重ね、下部は1cmの間隔を設定します。
縁革と縁革の中心で計り1cm重ね、家地、裏地、緒ごと縫い糸で縫って固定させます。
ちなみに僕は2か所縫いました。
緒の先端の手つかずになってる箇所を・・・
緒の両端とも、内側にしまい込んで木工ボンドでクチを塞ぎます。
組み立てテキストでは『穴が空いてる』って表現だったんで、(?)な感じでした。
『え、まさか本来は旗差し物の筒の布団みたいに綿が詰まってて穴が空いてるだけなのかや?・・・不備品??』とか、余計な心配しちゃいましたよデアゴさーん^^;
はい、両端とも塞がりました♪
緒のシワがこれからの作業を妨害しそうだったんで、アイロンをかけてシワを伸ばしました。
緒の中心の目安として、アイロン使ったついでにシワを作りました。
家地、裏地、緒の端を揃えます。
広げた状態の緒の幅が60mmだったんで、その1/4の大きさってことで、15mmの場所にマチ針を刺します。
※これはあくまで単純計算上のことなんで、実寸では1~2mm少ない方がベターかもしれません。実際に作業を進めながら、ご自身で取り決めて頂けたらと思います。
15mmの位置で、マチ針で緒を固定させます。
マチ針で決めた位置で波縫いしていくわけですが、ちょうど家に障子を貼り替えたときに使った両面テープがあったんで、木工ボンド代わりにも、縫う時の目安のライン引きにもなるんで使ってみました。
縫い終わったら佩楯を裏返して、先ほど説明したように1/4のところを畳んでいきます。
最終的には、波縫いした箇所が緒で隠れるように畳んでいきます。
※畳んでいく4箇所とも、アイロンをかけるといいかもです。
畳んでいく際、黄色で示した幅より、赤丸で示した幅を大きくして最終的には縫い跡を隠す必要があります。
それを踏まえながら、アイロンで緒に折り目を付けていきます。
家地を縫った手前の位置に木工ボンドで緒を貼り付けます。
ちなみに僕は障子の張り替え用の両面テープを使いました。
もう一度、同じ要領でアイロンをかけながら緒を畳みます。
黄線で示した部分の、緒のまだクチが空いてる箇所を両端とも縫い糸で塞ぎます。
赤線で示した箇所をまつり縫いで仕上げて緒は完成です。
壺の緒を通す穴の位置決めのため、適当な紙で同サイズの小猿革を作りました。
1、紙の長い辺の中心で線引きします。
2、紙の右半分の中心を折って(+)の形で線引きをします。
3、2で引いた線から11mmの箇所を線引きすると、赤点で正方形になります。
4、3で出来た正方形の点を×の形で結びます。
5、紙の長い辺の中心に折り目をつけ、紙の右半分の折り目を線引きします。
6、赤点から赤点までが8mmになるように、5で引いた線を軸に4mmの箇所で2本の線引きをします。
7、4で引いた線と、6で引いた線の交わる位置が“壺の緒”を通す穴の位置になるので、ボールペンなどで仮に穴あけをしておきます。
8、紙を小猿革の上にピッタリと合わせ、紙につけた仮の穴ごと、小猿革にポンチ穴を開けます。
小猿革の完成です。
佩楯の中心に小猿革を設置します。
赤線は縁革の位置を示してます。
小猿革の穴と縁革が合うように、佩楯の下に小猿革の穴のない方をすべり込ませ、小猿革に引いた線の位置に佩楯の端に合わせます。
小猿革の穴の面に木工ボンドを付けます。
隠れて見えない縁革の位置(赤線)を確認しながら小猿革を佩楯に貼り付けます。
滑り込ませた方の小猿革を取り出したら、今号の作業は終了です♪
ボタンちっちゃ!!
というわけで、次号で佩楯も完成ですね^^
木瓜結びで飾る壺綰に通す肩掛緒。
佩楯の留緒ってなんの為にあるんでしょ?
完成画像を見る限り、佩楯の緒を付けた箇所に縦に付いてるようですが・・・
51号で射向の臑当も完成と、年明けから楽しみ膨らみますね♪
こちらでは今年はもうお別れですね。
甲冑に始まり甲冑に翻弄され、甲冑で終わる良い一年でした。
A面をご覧頂いてる全てのかたが無病息災で良いお年を迎えられますように・・・
β面の方は、暮れまでちょいちょい更新していく予定なんで引き続き宜しくお願いします♪
皆さん、今年一年、本当にありがとうございました♪
光景(Mitsukage)









































