DEAGOSTINI 戦国甲冑をつくる -4ページ目

DEAGOSTINI 戦国甲冑をつくる

奥州の覇者、隻眼の猛将、伊達政宗。

弦月の前立てで有名な「黒漆五枚胴具足」を

可能な限り当時の材質と工法で再現します。




馬手の臑当をつくる


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今号のパーツ

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いかがお過ごしでしょうか。

いよいよ最後の部位“馬手(右足)の臑当”の突入です。

射向の臑当とまったく同じ作業(左右は逆)になるんで、解説の方は省かせていただきます^^;





今号の完成

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いかがでしょうか?

射向のほうで一度経験してるだけに、サラーっと仕上がった感。

この勢いで何事もなく55号まで突き進んでくれたらと思うんですが^^;

内容の薄い記事で申し訳ない^^;

あとはコメント欄で盛り上がりましょうってことで・・・・


ご閲覧いただきありがとうございました♪


射向の臑当を仕上げる

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今号のパーツ

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みなさんいかがお過ごしですか?

僕の方はというと、最近やたらと忙しく甲冑どころじゃありませんでした^^;

毎号、本屋さんに届いた日には作業を終え、次の日には欠かさず更新してたんですが、今回ばかりは一日遅れの更新となりました。

完成した佩楯の鎧櫃への飾り付けの画像を撮っておいたので、まずはそちらからご覧ください。



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臑当に家地をつける



51号の解説を進めていきましょう。


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提供された威糸を半分にカットし、片方を尖らせ、片方を壺留します。

残りの半分は、今号では使わず今後の号で使うんで、大切に保管します。



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49号で完成させた臑当の金属パーツを、今号提供された家地に当てます。

臑当の表から見て、いちばん右上の2つの穴の位置で、目打ちを使って家地に穴を開けます。

下の穴に通すということで、必然的に臑当の上面から編んでいく形になります。

まずは臑当の外周を編んでいき、臑当と家地を固定します。



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2つ開けた穴の下の穴のほうに、裏面から通します。



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表面から、もう片方の穴に通します。



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次の穴へ次の穴へと同じ要領で編んでいきます。



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画像の赤丸の箇所まで来たら、付近の穴には通さずに黄色の丸の箇所へと進めます。



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画像の赤丸の箇所まで進めたところで壺留しカットして外周はおしまい。

鉸具摺の革は厚みがあるので穴が開けにくいと感じましたよ。



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引き続き、画像の示す箇所から横一直線に編んでいきます。



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赤丸の箇所で壺留しカットしたら編み留めはおしまい。





臑当に緒をつける

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臑当の緒の先の塞がってないところを木工ボンドで塞ぎます。



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画像のように、臑当の緒を留めます。

※威糸の手順は赤丸の箇所を参考にしてください。



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裏面です。



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続いて2本目の臑当の緒をつけます。

臑当を表面に見て鉸具摺の革のいちばん左下の箇所に、臑当の緒が通る穴を開けます。

一本目でつけた臑当の緒の輪の左端の位置と、臑当中の板の下の2つの穴の位置を基準に、線の交わる箇所で穴を2つ開けます。



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一本目の臑当の緒と同じ要領で二本目もつけます。

臑当の緒の完成です。





裏地をつける

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家地に裏地を当てがい、裏地の余分な部分をカットし、家地の外周に薄く木工ボンドをつけ、裏地を仮留めします。



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縁革を折り返し、木工ボンドを薄くつけて留め、まつり縫いで仕上げます。





今号の完成

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表面です。



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裏面です。



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佩楯との遠景です^^





次号の予告

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臑当の中の板と臑当内の板をいっぺんに・・・・

大変そう^^;





ありがとうございました。


新春を寿ぎ、新年のお慶びを申しアゲアゲです(笑)




失礼しました^^;





佩楯を仕上げる

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今号のパーツ

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いよいよ今回、佩楯の総仕上げですね。

威糸、なにに使うのかなーって思ってましたが、佩楯の緒の補強を施すためだったんですね。

のちほど、作業に沿ってまた触れたいと思います。



さっそく、作業を進めていきたいと思います。

‥とその前に。



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去年、49号でやらかした、佩楯の左右逆のアタタなミス。

年明けて甲冑眺めて酒飲んでたら‥

気に入らねぇ‥


ってことで、やっぱやり直しました(笑)

まったく、自身の気分屋には参ります^^;

アフター画像は作業画像で確認いただけたらと思います。



今号の解説を進めましょう。
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まず、49号で開けた、小猿革の穴の通りにポンチ穴を4つ開けます。



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上の2つの穴に壺綰を通し、肩掛緒の輪を2cm残します。



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そのまま、残りの穴にまっすぐ壺綰を通します。



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木瓜結びを装飾する

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赤丸で示した箇所に瞬間ゼリー(以下、テキストではすべて木工ボンドを推奨)を付けます。

以下、木工結びの手順です。

赤丸を付けると閲覧上、邪魔になるのであえて赤丸を付けませんでした。

瞬間ゼリーを付けた箇所は湿った感じになってるので確認してください。



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※ここでは瞬間ゼリーを付けません。



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矢印で示した穴に再度、壺綰を通します。



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最初に通した壺綰の長さを合わせてカットします。



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赤線で示した箇所に瞬間ゼリーを付けます。



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次の工程で小猿革を貼り付けたときに厚ぼったくならないように、壺綰が重ならないように横に並べて接着します。



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赤線より内側(仕上げのまつり縫いをする箇所以外の箇所)に瞬間ゼリーを数か所つけます。



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佩楯の端に沿ってキレイに貼り付けます。



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まつり縫いで仕上げます。





ボタンをつける


≪前置き≫

当然ながら片足ぶんの佩楯にひとつづつ、合計2つのボタンが付くわけですが、2つとも、佩楯の外側にボタンが付きます。

ボタンを付ける箇所に特に名称が与えられてないんで、ここの表現が難しくてうまく表現できないんですが‥

とりあえず解説を進めましょう。

不覚にも画像を用意してませんでした。



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提供されたままの状態の威糸の片方を尖らせ、片方を壺留します。



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目安のために、佩楯の端から2cmの箇所に仮で目打ちで穴を開けます。

※この仮穴は、のちの工程で威糸で隠れます。



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穴を目安に、1cm幅の箇所に目打ちで穴を開けます。



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ここでちょい失敗、この穴に壺綰を2回通すことを知ってたんで、穴を大きく開けすぎちゃいました。

これくらいの大きさだと普通の壺留が通り抜けてしまいます。

壺留を大きくすることによって事なきを得ました。

これから作業される方は、まず小さめに穴を開け、2度目に通すときに目打ちで穴を広げて下さい。



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ボタン付けの冒頭で触れた、ボタンを付ける箇所。

佩楯の裏側から威し糸を通します。



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そのままボタンに通します。



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ボタンのもう片方の穴に折り返し入れ、佩楯のもう片方の穴に通します。

このときに威し糸とボタンでできた輪を、テキストでは直径2cmに定めてますが、もっと小さくてもいい気がします。

実際に作業を進めながら、ご自身で取り決めて頂けたらと思います。



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最初に通した穴に再度通します。



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そのまま、もう一方の穴に通します。



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佩楯の裏側で壺留をして、ボタン付けの作業はひとつ終了です。

ちなみに僕は縛って留め、微量の瞬間で固定、カットの方法でやりました。

以降、ボタン付けの解説は省かせて頂きます。





佩楯の緒の補強をする

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画像の位置、縁革ぎりぎりのところを目打ちで威糸を通すための穴を開けます。



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威糸の片方を壺留し、佩楯の裏側から穴に通します。



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縁革の箇所で一周、佩楯の上部で一周させ、壺留します。

同じ要領で、反対側も補強します。



今号の完成

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いかがでしょうか、作業数が多い割に手間や時間が掛るって印象はありませんでした。

特筆するとすれば、ボタンの威糸の寸法ですね。

全般、楽しく作業ができました。

あと、今号のテキストで鎧立への佩楯の設置法が載ってたんで、β面ブログにでもアップしようと思ってます。



次号の予告

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射向の臑当が仕上がります。

52号で馬手の臑当の臑当中の板、中の板が提供され、53号では臑当内の板。

さあ、こっから最終までがどう提供されてくのかが問題です。

残りのパーツは『臑当の家地』『旗指し物の筒』『前立て』『兜鉢の緒』

旗指し物の筒と前立てがオーラスになるのは間違いないでしょう。


皆さんはどう予想されますか?


ありがとうございました♪