関東は雨、雨、雨の雨続きです。
バイク乗りにとって、嫌な季節。
朝、出かけるときは雨が降りそうもなく、夜になって仕事を終えるころ雨が降ってくる。
車ででかければいいもんだが、少しでもバイクに乗れるならばとバイクで出かけてしまう。
したがって、びしょ濡れの日々でございます。
よく、雨の日はバイクに乗らないとか、雨に降られたことがないと豪語するバイク乗りがいる。
雨に遭遇しないおまじないでもあったら、教えて欲しい。
バイクに乗っていれば、一度や二度は雨に打たれることがあるもんだが、不思議な人に違いない。
何かコツでも、あるのだろうか。
ここ数日はTシャツ一枚では肌寒く、RSタイチのレインスーツ(ドライマスターレインスーツ\10,290)のジャケットを着込んで仕事に行っている。
RSタイチの春夏ウェアコレクションにドライマスターチームジャケットがあるが、表地の見た目、手触りは、ほとんど同じに見える。
スタイルがレインスーツぽくなく、重宝する。
耐水性、透湿性も十分に思える。
ただし、生地の厚みがあって、少々重く、収納サイズが多少大きくなることが気になるぐらいか。
その前はゴールドウィンのGベクター2コンパクトレインスーツ(\10,290)の前モデル、Vベクターコンパクトレインスーツを愛用していた。
耐水性、透湿性も十分で、コンパクトに収納できてよかったのだが、先のRSタイチのデザイン性に一目惚れして、乗り換えてしまったわけです。
RSタイチのレインスーツもゴールドウィンのレインスーツも価格も同額で、バイク用レインスーツの中でどちらも良く売れている商品といえる。
実際、ツーリング先でよくお目にかかる。
レインスーツといえば、登山用をバイクで使う人がいる。
歩くことを考えて透湿性はバイク用を遥かに超えて作られているから、バイク用にも使えると思うが、歩くことを考えて十分なゆとりが持たれている。
だから、ばたつきが激しくて、とても高速道路など走れない。
また登山をすればわかるが非常に汗をかいて蒸れを強く感じる。
防水性よりも透湿性が気になるところ。
一方、バイクは高速で走る乗り物だから歩いて自然落下する雨に打たれるというより耐水圧が非常にかかってくる。
そして蒸れを感じる時期はほんの一握りで季節の大半を雨に打たれると寒さを感じるものだ。
風圧、耐水圧、防風を考慮したバイク用にはかなわない。
またゴアテックス神話なるものがあって、何でもゴアテックスならいいという人もいる。
ゴアテックスの命は、生地の雨粒を通さず、発汗した水蒸気を通すものすごい小さな穴にある。
この穴がふさがってしまえば、ただの布切れになり透湿性も語れなくなる。
山歩きは足元が汚れるぐらいだが、バイクに乗るとトラックの排気ガスをかぶったり、対向車が跳ね飛ばした泥水をかぶったりで、全身が汚れてしまう。
わざわざゴアテックスを選ぶ必要があるだろうか。
朝、売り場に行ったらモンベルの営業の方が来ていて、名刺を渡され延々三時間ほど講釈を聞いた。
登山用品には定評があって、登山用レインスーツはダントツのシェアを持っている。
モンベラーなる信者もいるほど。
シュラフ三点セット(シュラフ、インナースーツ、シュラフカバー)を愛用しているので、機能性の高さはよくわかっている。
しかし、モンベルのバイク用レインスーツは、どうなんでしょうか?
まだ歴史も浅く、店に置いてないことが多く、愛用者も少なく、良し悪しの評価も届いてきません。
気になる存在ではあるけれども、山屋が作ったモーターサイクルウェアは、ピンと来ません。
(プロデュースは風魔プラス1の風間さん。バイクで極地に行く人です)
それがどうして、なかなかのレインウェアのようです。
まずモンベルの特徴は「軽い」。
重さを嫌う登山用ギアのノウハウを生かして、とにかく軽く出来ている。
そのため収納も小さめ。
次に素材に使われている「ハイドロブリーズ」。
まぁ、ゴールドウィンの「Gベクター2」、RSタイチの「ドライマスター」と同じ防水・透湿素材の1つと思っていただければいいかな。
これはバイク用にだけに使われている素材で、油のべたつきを防ぐそうな。
油はバイク本体の油脂のほかに排気ガスなどに含まれる油も想定しているという。
モンベラーにはバイク用にツーリングレインスーツ(\14,490)とストームバイカー(\18,800)の2アイテムが用意されている。
ツーリングレインスーツは2レイヤーで、それなりの商品である。
それよりもお金に余裕があるならばストームバイカーを薦めたい。
普通、裏地がべったり肌につく違和感を抑えるためにメッシュがついているものが多い。
このストームバイカーはメッシュの変わりに3レイヤーの裏地がついている。
なかなかよくできた布地で肌触り、着心地は上々。
実はこの裏地が2レイヤー+メッシュつきに比べて、より多くの発汗による水蒸気を吸い上げてくれる働きをしてくれるそうな。
そしてレインウェアは縫い目からの浸水を防ぐため、必ずシームテープで目止めされている。
着込めば着込むほど、このテープがはがれやすく、どんなに高機能でもそこから浸水が始まってくる。
はがれたら、新しいテープを張ればいいのだが、メッシュつきだとメッシュを外すことが必要になり非常に手間がかかり、メーカー修理も困難を極める。
3レイヤーのストームバイカーはメッシュがなく、裏地にシームテープが丸出しだから、テープの張替えも手間がかからない。
ちなみにモンベルではメーカー修理も行っているし、レインパンツの裾上げも受け付けてくれるという。
修理と裾上げはやっていないメーカーが多いから、なんとも頼もしい。
次に買うレインスーツはモンベルかな?
ただし、レインスーツのパンツがジャケットの肩の色と同色になることはいただけない。
赤を買えば、パンツは赤。
山歩きならいいが、街中でバイクを降りたらきっと目立つだろう。
ちょっと恥ずかしい。