地図を買う | 旅ノカケラ

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@人生は先がわからないから、面白い。
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 七夕の日、アウトドアショップに立ち寄って、書籍コーナーを眺めていたら、「屋久島」の地図が置かれていた。前々から書店に行ったら必ず「屋久島」の地図がないか探していたのだが、どこにも置いていなかったのだ。驚きと興奮を抑えつつ、立ち読みならぬ立ち見をした。


 うっ、いままで公にされていなかった●●杉までの登山ルートに赤線が引かれていたり、●●のカジュマルが明記され、ポイントとなる橋まで明記されているではないか。マニアにとっては、さびしい限りです。でも、この場所を知ったのは地図を執筆している太田さんと親交がある人から教えてもらったわけだから、自分だけ知っている秘密の場所ではないのだ。ただし、訪れるたびに俗化していくものだから、ちょっと気がかりになってしまう。


 しばらく、懐かしさに地図を眺めていた。たった1枚の紙切れに記された文字を追いながら、時間を忘れてしまう。この行為はわかる人にはわかるが、わからない人には理解しがたいだろう。島に行く予定はなく、いったん地図を棚に戻したが、いざ必要になって買いに来てもなくなっているかもしれない。その確率は非常に高く、経験値から地図を買うことにした。


 家に帰って2、3時間は地図を眺めているかもしれない。まったく飽きない。それもそのはず、なんと歩いたところが少ないのだろうと驚かされてしまう。


 屋久島は、奥が深い。