また今度 | 旅ノカケラ

旅ノカケラ

@人生は先がわからないから、面白い。
@そして、人生は旅のようなもの。
@今日もボクは迷子になる。

やっと、ゴールデンウィークが終わった、終わった、嬉しいぞ。
こんな言葉が出てくるなんて、かなり世間とずれた感覚になってきた証拠かもしれない。
我ながら、ちっと淋しい。
どうせどこに行っても混んでいるのだから、仕事をしていたほうがましさ、と開き直るほど冷めた感情も持ち合わせてはいない。
あー、去年のゴールデンウィークも仕事で、今年も仕事だった、あー、つまらん。


ゴールデンウィーク中、出かけたところといえば、温泉ぐらい。
それも貴重な一日の休みのうち午前中いっぱい潰れてしまい自由になった身は午後1時ぐらいから。
疲れた体と心を癒すことは温泉ぐらいしか思いつかない。
田舎っぽいところに住んでいても近くの温泉は混んでいるだろうと、少し足を伸ばすことにした。
どこにするか考えた挙句、両神温泉薬師の湯を目指すことに。
埼玉県と群馬県の県境近くで特に観光地はなく周りは山、山、山に囲まれ、唯一、深田百名山の1つ両神山があるぐらい。
並行する国道299号線と140号線をつなぐ県道37号線沿いにある道の駅にある温泉。
国道299号線は埼玉方面から志賀坂を越えると群馬県に至り、国道140号線は雁坂トンネルを抜けると山梨県に至る。
また、国道140号線から分岐して中津川林道を走れば長野県へと至る。
都道府県を1つまたぐことは、オートバイで旅する者にとって非常に旅心を刺激される。
越えたくても越えられない、このつらさ。
それでも、彼方へ続く道を眺めながら思いを馳せることも温泉に行く途中で眺めた路上にいたから。
もし、半日しかないからどこにも行かれないと自宅で悶々と過ごしていたら出来ません。
関東の山々は新緑が眩しくとても爽快でした。
せっかくだからと温泉を出た後、両神山の登山口(日向大谷)まで行ってみた。
一度、両神山に登頂したことがあるのだが、ぼくは八丁峠からトライした。
それは歩く距離が単純に短いから。それが途中で左右が切り立った岩の尾根を腹ばいになって恐る恐る通過したスリル満点の登山だったと記憶している。
正攻法は表登山道の日向大谷からのコースと白井差口登山口からのコースだろう。
家が点々とする一本道を進むと、登山者のための駐車場が現れた。
第三駐車場と書かれている。
連休のためここにも乗用車が停められている。
登山を終えて車のそばでぐったりしている登山者がちらほら。
第二駐車場を過ぎるとき、ジロジロと登山者の見られた。
夕方、ザックも背負っていないで、しかもバイクで登山口に向っているなんて、何だろう?と思われても仕方がない。
登山口で道は行き止まり。
見上げると急な斜面に登山道があり、下山者がちらほら見える。
山は新緑に包まれ、バイク走るよりも気持ちがよさそう。
しかし、突然現れたバイクの姿に下山した登山者の視線が痛くて、すぐにUターンして山を下った。
両神山はなかなかいい山なので、登山口を変えてまた今度登ろう、と思う。