私的な中学受験用語集(2024/7/11時点) | シンパパと息子2人。

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アラフォーのシンパパと、個性強めの息子二人との生活を綴っています。
栄光ゼミナール→SAPIX転塾の長男の話題が中心(2026年受験組)。ときどき次男(2029年受験組?)。

こんにちわ。

これまで書き溜めてきた用語集的なものを晒してみます。

自分の目に映ったものや実際に経験したことを今の時点の自分の解釈としてしたためたものです。

気が向くたびに更新していこうかしら、と思っています。

 

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【あ】

朝勉強(あさべんきょう)

中学受験を目指す小学生がやったほうがよいとされるもの。

膨大な学習量が必要になる中、多くの小学生は8時ごろまで登校しないことを踏まえ、時間の有効活用のために実施する。

子供が登校するより早く出勤してしまう保護者にとっては、実際に行われているかどうか確認が難しい。

 

アトラス(あとらす)

サピックスで使用する、帝国書院が発行している地図帳。

中身は市販の地図帳と同一のため、無理をしてメルカリ等で購入する必要は無い。

サピックスの社会科担当講師からは、旅行先への持参を推奨される。

 

【い】

犬(いぬ)

リードにつながれて一定の範囲を動き回り、その面積を計算させる動物わんわん

日本の一般家庭ではありえないほど広大な庭に建てられた巨大な小屋に住む、超大型犬であることが多い。

 

【え】

英語教育(えいごきょういく)

全ての私立中学が力を入れていると強調する事柄。

 

【か】

課金(かきん)

我が子の学力向上のために金銭を費やすこと。

既に通塾している場合は、通常授業と季節講習の受講料以外に追加的に費用をかけることを示すことが一般的。

上位概念は重課金。

 

課金ゲー(かきんげー)

プレイヤーが高い能力を得る、または有利に進めるためには課金が必要となる、ソーシャルゲームなどのゲーム類の総称。

転じて、中学受験に向かう過程で、子供の学力向上のために保護者が多額の金銭を費やすさま。

漫画「二月の勝者」における武田母の「課金ゲー上等!」というセリフが有名。

ソーシャルゲームと異なり、中学受験においては課金額と学力の相関関係は明確でない点に留意が必要。

 

学校見学・学校説明会(がっこうけんがく・がっこうせつめいかい)

受験校を定めていくにあたり、保護者と受験生が(保護者単独の場合も)出席する、学校主催のイベント。

出席後は、志望度やモチベーションを上昇させる効果がある。ただし短期的な効果に留まるケースも。

 

家庭学習(かていがくしゅう)

授業時間が短いサピックスにおいて、とても重要視されるもの。

個別指導や家庭教師などを活用して家庭学習をサポートするケースも。

(用例) 先生たちはどうして ― って言うんだろう?宿題ですって言っちゃえばいいのに。

 

【き】

基礎力トレーニング(きそりょくとれーにんぐ)

毎日欠かさず取り組むことが前提となっているサピックスの算数教材。キソトレ。

保護者会の度に、算数科の講師が重要性を説く。

旅行先に持参するかどうかは判断が分かれる。

(用例) もう来月の ― 配られたよ。気が早すぎない!?

 

休憩時間(きゅうけいじかん)

①サピックスでは存在しないもの。

②家庭学習の合間でふんだんに取り入れられるもの。

 

休講(きゅうこう)

サピックスにおいて、講師の休暇確保のため、通常であれば授業がある日に授業が行われないこと。またはその日。

生徒本人だけでなく、日々の学習計画の作成に苦心する保護者も歓喜する。

 

教材管理(きょうざいかんり)

サピックス生の保護者が担うルーティン業務。

毎回の授業でプリント教材が配布されるサピックスにおいては、塾側から正々堂々と「保護者の皆様がサポートをお願いします」と言われる。

ネット上では裁断/PDF化/テプラなど徹底的な管理がなされるケースもみられるが、むしろ少数派と見られる。

(用例) ― なんて、とりあえず教科別にファイルボックスに放り込んでおけば大丈夫でしょ。

 

【く】

組分けテスト(くみわけてすと)

サピックスで実施される、制限なくクラスが昇降する塾内模試。週末に行われる。

クラス昇降の幅に制限がない。

特定の出題範囲が設定されていない実力テストであるが故、事前に対策をする家庭としない家庭が極端に分かれる。

 

【け】

計算ミス(けいさんみす)

全親が撲滅を願うが、絶対になくならないもの。

 

【こ】

合格実績(ごうかくじっせき)

それぞれの塾に所属する生徒の学校別の合格者数のことガーベラ

各塾の合格実績を足し合わせると、各学校が発表する合格者数を大幅に超過するという怪奇現象が起きる。

 

国語(こくご)

どうすれば成績が向上するのかよくわからない教科。

小学生男子(相対的に精神年齢が低いことが多い)とその保護者の悩みの種。

 

個人成績票(こじんせいせきひょう)

サピックスにおいて、模試の詳細な結果を通知するために発行される帳票。

主な用途は、「この計算問題を間違えていなかったらあと50ぐらい順位が上だったのに!(あと1は偏差値が上がったのに!)」などの妄想の材料。

 

個人面談(こじんめんだん)

保護者が(時に生徒も同席し)塾の講師と個別に面談すること。

栄光ゼミナールなどでは一定の頻度で実施され、サピックスでは特に希望しない限り6年生になるまで実施されない。

個人面談の実施頻度の高さと「面倒見のよい塾」という評判の高さには一定の相関関係がある。

 

言葉ナビ(ことばなび)

保護者がたまに目を通して、自身の語彙力のなさを確認するためのサピックス国語の副教材。

 

【さ】

さぴあ(さぴあ)

サピックスが通塾生および保護者向けに毎月発行する情報誌。

最初は熱心に読むが、「時間ができたら読もう」と本棚にストックされるようになるケースも。

(用例) 僕が ― のクロスワードパズルをやろうとすると、いつもお父さんが先にやってしまってる。

 

サピックス(さぴっくす)

首都圏を基盤とし、難関中学受験に強いとされる進学塾。

その合格実績が、同塾の指導が優れているためか、生徒の学力レベルがもともと高いためかは、度々議論の対象となる。

 

サピックスオープン(さぴっくすおーぷん)

サピックス主催の公開模試。サピオー。

中学受験上位層が主な受験者であり、難関校の合格判定に有用とされる。

クラスの昇降に影響しないため、5年生以下のサピックス生は塾内模試よりも気楽に受けられる側面も。

 

算数(さんすう)

得意・不得意が分かれやすく、得点差がつきやすいことから、中学受験において最も重要とされる教科。

池の周りを反対向きに歩き始める2人の子供、あらゆる立体を一刀両断する斬鉄剣のごとき刃物、一定の量の牧草を永遠に食べ続ける牛など、パラレルワールドでの出来事が中心。

 

【し】

自走(じそう)

親に促されずとも、子供が自主的に家庭での学習を進めること。またはその状態。

(用例) やっと ー するようになったと思ったが、やはり気のせいだった。

 

社会(しゃかい)

桃太郎電鉄や歴史漫画などを主な教材として知識を獲得していく教科。

一方、公民分野における適切な教材は未だ発見されていない。

地歴分野の強化を念頭に旅行先を選定する家庭も。

 

塾弁(じゅくべん)

塾に持っていくお弁当のこと。子供は楽しみにし、親は大変なもの。

塾弁が無いなら無いで、遅い夕食に何を食べさせるか悩むことになる。

(用例) ― が無いからサピックスへの転塾を勧めたなんて、子供にはとても言えない。

 

【す】

睡眠時間(すいみんじかん)

学習の定着や能率向上のために、十分に確保が必要とされるもの。

年齢が上がるにつれてどこまでの削減が可能か、チキンレースの対象となる。

 

【ち】

中学受験(ちゅうがくじゅけん)

私立・国立・公立中高一貫校などの入学試験を受けること。または入学試験を受けるまでの過程全般。

より恵まれた教育環境の確保、高校入試の回避など動機は様々であるが、我が子の幸せを願って足を踏み入れるもの。

保護者の自己実現のためのものであってはならない。

 

【て】

デイリーステップ(でいりーすてっぷ)

その名の通り、毎日やるべきとされるサピックスの理科・社会の教材。

1回の授業で、理科は5回分の教材を渡されるのでほぼ毎日消化する必要があるが、社会は2回分のみのためかえって対応に困る。

 

デイリーチェック(でいりーちぇっく)

サピックスで授業時間内に行われる、前回の授業内容の理解度・定着度を確認するためのテスト。

4教科全てで実施される。

もし点数が低くても、表情や感情に出さずに「よし、しっかり復習しよう」と冷静に促すことが必要。

 

転塾(てんじゅく)

これまで通っていた塾を辞め、新たに他の塾に通い始めること。

新しい塾が我が子に合うかどうか、慎重に吟味することが重要。

(用例) 塾弁が無いからサピックスへの ― を勧めたなんて、子供にはとても言えない。

 

点P(てんぴー)

全子供が停止を願っているもの。

 

【と】

解き直し(ときなおし)

やったほうがよいとされるが、やった結果どの程度身についているか効果を測りにくいもの。

 

【に】

二月の勝者(にがつのしょうしゃ)

中学受験をテーマに、週刊ビッグコミックスピリッツで連載されていた漫画作品。全21巻。

一読することで、現在の中学受験事情を一通り理解できるとされる。

1年間のストーリーを6年半に亘って連載したため、「まさか我が子が作中の子どもたちの年齢に追いつくとは(追い越すとは)」となるケースが多数発生。

(用例) うちの次男は、― の武田勇人のようにならないか今から心配でならない。

 

【ま】

マンスリー確認テスト(まんすりーかくにんてすと)

サピックスで実施される、クラス昇降がある塾内模試。授業時間内に実施。

クラス昇降の幅には制限がある。

マンスリーと冠しているが、毎月実際されるわけではないことに注意が必要。

 

【ふ】

復習テスト(ふくしゅうてすと)

サピックスで実施される、クラス昇降がない塾内模試。授業時間内に実施。

出題範囲が概ね決まっており、難易度はマンスリー確認テストと同程度と考えられる。

組分けテスト後に設定されているためか、クラス昇降がないためか、受験者がやや少ない。

決められた時間で終了するため、子供がいつもより1本早い電車で帰ってくる。

 

文武両道(ぶんぶりょうどう)

中学受験において、真の意味での達成が非常に困難なもの。

ごくまれに達成する家庭があり、受験生と保護者の両方が称賛の対象となる。

 

【へ】

偏差値(へんさち)

実際の振れ幅以上に、感情に起伏を起こさせる数字。

子より親のほうが一喜一憂するケースも。

 

【ほ】

保護者会(ほごしゃかい)

塾主催で定期的に開催される保護者向けの説明会。

サピックスにおいては、進級前、前期、夏休み前、後期、の4回開催される。

校舎長、各教科担当とそれぞれパートがあるため、所要時間は長い。撮影・録音はお控えください。

終了後は各講師と個別に話すことができ、校舎長と算数担当に並ぶ列は長くなる傾向がある。

 

【み】

miraicompass(みらいこんぱす)

中学校の説明会などイベントへの参加予約や実際の入試の出願に幅広く活用されており、良い関係を築くことが必要。

 

【り】

理科(りか)

好き嫌いが明確に分かれる教科の象徴。

興味・関心を引き上げるためには博物館などに子供を連れていくことが有効とされるが、効果は子供による。