水戸済生会総合病院 臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院 臨床研修ブログ

水戸済生会総合病院は、救急医療から緩和医療まで多彩な症例が経験できる総合力の高い地域の基幹病院です。
医師の生涯のうち最も実りある初期臨床研修期間を私たちは強力にサポートします。

ご存知の通り水戸済生会総合

病院は県立こども病院と隣接

していますが、そのこども病院

から専攻医(後期研修)説明会

の案内が届きましたのでご案内

します。

説明会の申し込みページはこちら

 

当院は小児科や産婦人科を志望

する初期研修医が比較的多い

のが特徴です。毎年1~2名の

当院初期研修医がこども病院

での専門研修に進んでいるの

ですが、特にこの春には過去

最多の3名がこども病院での

専門研修プログラムに選択し、

さっそく活躍してくれています。

 

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毎年恒例となりましたが、

消化器外科主催で腹腔鏡

セミナーが開催されました。

 

当院には腹腔鏡のドライラボが

ありますが、部屋がちょっと狭い

ので2回に分けての開催です。

 

当院にはダビンチも導入されて

消化器外科で症例を重ねていま

すが、まだまだ腹腔鏡が手術の

中心です。

 

研修医らには腹腔鏡での糸結び

にチャレンジしてもらいましたが、

簡単そうに見えて、ものすごく難し

いことが分かってもらえたと思います。

 

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徳田安春先生の症例検討会が

先週開催されました。

 

この企画は毎年恒例となっていま

すが、茨城県が主催しているもの

で、徳田先生が県内の各臨床研修

病院をまわって症例検討会を行うも

ので、年2回開催されています。

 

徳田先生は著書も多数あり、あなた

も知っているかと思いますが、当院

とは徳田先生が水戸協同病院に

赴任した17年前からのお付き合い

になります。

 

今回もJ1の二人が症例提示をして

くれました。

 

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6月16日(日)に東京ビックサイトで

レジナビFair2024 東京~臨床・専門

研修プログラム~ が開催され、当院

も出展しました。

 

今回のレジナビは初期研修だけで

なく専門研修プログラムも紹介する

合同のイベントで、参加者のうち

医学生は2000名を超え。初期研修

医は200名程度とコロナ前の動員数

にほぼ近い感じになっていました。

 

今回は専門研修プログラムの含む

イベントだったので、初めてこども

病院と隣り合わせのブースで出展

しました。

 

当院ではJ1の2名とJ2の2名、そして

指導医2名の6名体制で臨みました

が、50名を超える医学生が足を運んで

くれました。

 

どうも有難うございました!!

 

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こんな感じで盛況でした♪

6月12日にエムスリーのオンライン

病院座談会に当院も参加しました。

ご参加いただき有難うございました。

 

エムスリーのWeb座談会は司会者

付きでレジナビよりも時間に余裕の

ある40分枠の形式です。

 

前半のスライドを使った病院紹介も

レジナビより内容を盛り込めますし、

後半の質疑応答では司会者が上手

にコントロールしてくれます。

 

今回は研修を始めて3か月目の

J1の川並先生と一通り仕事のできる

ようになったJ2の宮田先生の2人の

研修医に参加してもらいました。

 

6年生だけでなく、4年生や5年生も

参加いただいていましたが、当院の

イメージを少し掴んでいただけたかと

思います。

 

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今回はこの二人♪

 

5月末に来春採用の募集要項を

採用サイトにアップしましたが、

6月14日午前10時より応募フォーム

からの受付を開始します。

募集要項のページはこちら

 

昨年同様に新型コロナウイルス

対応として始めた直接面接と

Zoomを用いたWeb面接の併用を

今年も継続します。

 

また水戸済生会ではWebのみで

申し込みが完結するので、印刷

や郵送が不要です。

 

直接面接は2回開催しますが、

それぞれ8名までとし、直接面接

が定員に達した場合はWeb面接

になりますのでご了承ください。

 

またWeb面接では日程調整が

必要となりますので、できるだけ

早めにお申し込みください。

 

もちろん、いずれの方法を選択

しても選考基準に違いはありま

せん。

 

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6月6日に36回目となる県央

レジデントセミナーが開催

されました。

 

このセミナーは水戸地区の4つの

研修病院(水戸済生会総合病院、

水戸協同病院、ひたちなか総合

病院、水戸医療センター)の研修医

が集まって、研修医同士の勉強や

交流を目的に年に2回のペースで

開催しているものです。

 

前回は昨年11月にひたちなか病院

を会場に開催しましたが、今回は

水戸協同病院を会場にハイブリッド

開催となりました。

 

前半の「鑑別診断道場」のパートでは、

ひたちなか総合病院と水戸医療セン

ターからの症例提示があり、後半の

レジデントセミナーのパートでは、

水戸協同病院総合内科の長崎先生

から「研修医のためのEBM入門」と

いうタイトルで講演していただきました。

 

EBMというと何となく敷居が高い感じ

がしてしまうかもしれませんが、

「患者さんのためにやる」という長崎

先生の気概が伝わる講演でした。

 

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必死に考え中

 

6月5日に東京ベイ浦安市川医療

センター救急集中治療科(救急

外来部門)部長の舩越拓先生に

Zoomでレクチャーを行っていた

だきました。

 

舩越先生のことは、このブログで

何度も紹介していますが、救急

領域では名が知られた存在の先生

で、多くの監訳や著書があり、レジ

デントノートなどの雑誌の企画も

行っています。

 

編集長とはIVRつながりで、兄弟子、

弟弟子という関係で、コロナ前から

レクチャーをお願いしていました。、

 

昨年に引き続き、今年度も4,5回は

レクチャーをしていただく約束を取り

付けて、今回のレクチャーとなりました。

 

今回は年度初めでしたので、「ER

診療における大原則」というテーマで

お話いただきました。

 

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レクチャー中の一コマ

 

 

 

みなさんこんにちは。

研修医のSatominです。

 

今年度から総合内科に血液

内科と膠原病内科の先生が

加わってくださり、総合内科での

研修がますますパワーアップして

います。

 

今日はそんな血液内科でも膠原

病内科でもよく使われるステロイド

のお話です。

 

ステロイドは強い抗炎症作用を

もつ薬であり自己免疫性疾患や

アレルギー疾患、最近ではCOVID

19感染症など幅広く使用されて

います。剤形も錠剤から注射剤、

塗り薬まで数多く展開されています。

 

様々な診療科で使う機会が多く、

私たち医療職にとっては身近な

薬ですが副作用も多いため投与

には注意が必要です。主な副作用

を下記に挙げていきます。

 

・高血糖

肝臓からの糖の放出を亢進させ

インスリン抵抗性を高めるため

高血糖をきたします。特に食後の

血糖値が上昇しやすくなります。

 

対応としてはインスリン療法が基本

ですが、もともと2型糖尿病を患って

いる方は経口血糖降下薬を用いる

場合もあります。

 

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例えば、あなたが蜂窩織炎の

患者さんを担当していたとします。

血液培養で黄色ブドウ球菌(MS

SA)が検出されました。第1世代

セフェムのセファゾリン(CEZ)の

投与で順調に改善して、血液培養

の陰性化も確認できています。

 

患者さんも元気になってきて「いつ

退院できますか?」とか「点滴は

いつまでやるの?」と聞いてきました。

 

こんな時、あなたは何と答えますか?

CRPが陰性化するまで??

ちょっと考えてみてください

結論としては、投与期間の判断は

「各疾患の一般的な目安+個々の

患者の状態」で決めることになります。

 

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ERで血培採取