ターンシグナル(ウインカー)レバーが戻らない! | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

いつのまにか? ウインカーが戻らなくなっていたのです…

 

ポンコツを、だましだまし走らせていたので、氣が回ってなかっただけだったのかもしれないけれど、ウインカーを出してハンドルを戻してもウインカースイッチが戻らないことに氣付いたのは、5月に試走した時でした。

 

最近は会社の新しい車ばかり運転しているので、氣になってしまいました。

ウインカーが自然に戻るなんてそんな当たり前のことは、以前の小生には旧い車なんだからこんなもんだろうくらいにしか思っていなかったのかもしれません。

ただ単に氣に留めてなかっただけかな?

 

それも含め、今回は3つの不具合を直しました。

 

1.ターンシグナルユニット勘合部分のエグレの修正

 

ターンシグナルユニットは、大きく2つの部品で構成されています。

ハンドルポスト側の台座と、ターンシグナルレバー側のボディです。共に亜鉛ダイキャスト製と思われます。

その組付けには「Cリング」をかませることで一体化する構造になっています。

 

健全な使用状態なら、こんなことにはなっていないのだろうとは思いますが、この車を入手した当初よりこの部分は削れてエグレていました。

純正ハンドルではなく、社外のボスにモモのステアリングがついた状態が当時の仕様です。

 

ただ、このボスと干渉している様子はなくて、それ以前の「謎の仕様」によって干渉して削れてしまったものと推測します。

その、削れたことで肉厚が薄くなってしまい、一部は欠損し強度が減少しており、「Cリング」取り付け部分の隙間が広がってしまい「ガタ」が生じていました。その「ガタ」はボスに干渉する状態に発展して、その部分も削れてしまっています。

 

・欠損と肉厚の状態です。

 

Cリングを嵌めた状態。

 

この削れてしまった部分の補修には、定評のある金属パテ「GM-8300」を充填しました。

 

 

本来なら、取り外してから行うのが良いのですが、この時は車載のまま行いました。

その為に、マスキングとして雨どい用の塩ビパイプが丁度良いサイズだったので差し込んで作業しました。

 

 

 

大体の形状を整え、削れた部分は復活して体裁よくなりました。強度も大丈夫でしょう。(楽観的です!)

 

2. 「ガタ」の調整

 

削れてしまったことで、強度が不足し、Cリング取り付けの溝が広がってしまい、それが「ガタ」となって表れています。

しかも、左側が特に広がってしまったため、斜めの状態になっており、ボスにもつねに干渉している状態です。

 

下記の画像では、

上は「ガタ」の分、隙間が大きい状態。

下は、ユニットを手で押さえて「本来の位置」にした状態です。

実質0.5㎜程度の「ガタ」なので、パッと見ではわかりにくいかもしれませんが、触ればよくわかります。

 

 

実際にボスと接触していた左側は、摩耗して段付きがあります。

 

右は問題ありませんでした。

 

そこで、「ガタ」のあるCリングの隙間部分にカレンダー用紙(0.1㎜厚)を差し込んでいったところ5枚入りました。つまり隙間は0.5㎜です。ここを何かで調整する必要があります。

 

ジャンクの中から「0.4㎜厚のアルミ板」を見つけたので、三日月状に切り出しました。

 

 

0.5㎜厚ではきつくなって操作時の動きが悪くなるという懸念と、摩擦が大きいとダイキャストを削ってしまうリスクもあると考えたからです。

ポリプロピレン(PP)製の方が良かったかも知れませんが、まあ付けちゃったからいいでしょう。

 

これを隙間に滑り込ませて装着していきます。

 

 

ボスを差し込んでみると、隙間ができるようになったので、一応OKということにします。

 

3.ウインカーが戻らない⁉

 

実際のところ、戻ったり戻らなかったりしていました。機能として使えないわけじゃないからおざなりにしていたのです。

 

さて、結論から申しますと、キャンセラー部品の一部が欠落していました。これも、足元にでも落ちていたり、操作時に異音や引っ掛かりでもあれば、すぐにわかるもののそんなことが無かったので氣付きませんでした。ただ、動作がなんか変だな?と思っていただけです。

つまり、入手時以前にすでに欠落していたということですね。

 

こちらがドナーです。

こちらは、Cリング取付溝が完全に破断して無くなっってしまったジャンク品です。一体化して固定することが一切できません。

やはり削れてしまう持病でもあるのでしょうかね?

 

2つを並べてみると一目瞭然です。

 

右のドナーのキャンセラーにはスプリングがついていますが、左には付いていません。これが原因です。

スプリングをひっかけるピンも失われていました。

 

キャンセラーを取り外して比較します。

 

製造時期の違いか若干形状や仕様が違っていますが、基本的には同じものです。

 

 

こちらを移植して全てを組み立てれば作業は終了です。

 

 

ちなみに、キャンセラーは、ボス側の突起又はピンに触れることで、強制的に戻されてウインカーの点滅が終わるようになっています。

 

今回は地味な作業でしたが、自分の目も節穴であったと改めて知ることになりました。(反省・・・

もうこれで、氣持ちよくウインカーが戻るようになりました。