拘るとめんどくさいのです・・・が
知の歓びともいえる・・・かな?
さあ! それでは完成したステアリングを取付けていきましょう!
ボスを差し込んで、ナットで留めます。
ステアリングを皿ねじで留めます。
ホーンカラーをねじ留めします。
ホーンボタンを差し込めば完了です。
いいですね~!
ボスの取り付けた感じも悪くないと思います。
あえて黒く塗ったりしなかったことで、ステアリングとの一体感を得ているので、あの市販品での違和感はないと思います。
さて、話はここでは終わりません!
取り外しに関しての「重要事項」があるんです。
この「レスレストン」を含め、「マッハ」や「チェックマン」、「レーシングメイト」等々・・
1960年代の社外ステアリングは強度がないものが多いのです。
ステアリングを外すときに、一般的な「モモ」や「ナルディ」、純正ステアリングなどのように、ナットを緩めて「ステアリングを両手で握り揺らしながらひっぱる」という行為はご法度です。
強度がないために、歪んだり、ウッドにヒビが入ったりすることはままあります。
ちょっとしたうっかりが、がっかりになってしまうことは想像に難くありません。
そこで、「ボスプーラー」を作ってみました。
これを使えば安全確実に「ボス」を引き抜くことができます。
当然、ステアリングの壊すこともありません。
使い方はごく簡単です。
ナットを緩めて外したら、
「ボスプーラー」をボスに取り付けます。
真中のボルトを締めこめば、ボスがせりあがってきて取り外せます。
これだけのものですが、大事なものを壊さないためには必要なことですね。
さて、もう一つのお話があります。
ねじの話です。
今回特に、旧い「英国製品」を付けることにした事で発生した「ねじの問題」について書いてみます。
既にご承知の通り、1960年代の日産車は「インチ」と「ミリ」が混在しております。
基本的には、淑女のパーツカタログで見る限りでは、インチに関しては、米英加規格の「ユニファイ」に順守しているようです。
ただ、今回の「レスレストン」では、インチ規格が、英国規格の「ウィット」でした。
1.ホーンカラー取付ねじ
それは、ホーンカラーの取付ねじが、「ユニファイ」では入らず、「ウィット」では、すんなりと入った事からわかりました。
その違いは、ネジ山の角度で、「ウィット」は55度、「ユニファイ」は60度となっており、55度の穴には60度はきつくて入って行かないからです。
因みに、ここのねじサイズは、「5/32-32」なのですが、表記については異なっております。
「ウィット」は「5/32w32」、「ユニファイ」は「No.8-32」の表記となります。
このねじは、たまたま持っていたものがあったので付けることができましたが、「旧JIS」(1968年廃止)に順守したものなので一般的には流通していないものです。ここに関しては、「ユニファイ」の「No.8-32」でタップがけするのが正当?かな?
ステンのナベねじは、ホームセンターで入手できますから。
2.ステアリング取付ねじ
そして、ステアリングの取付ねじについて悩みました。
こちらは、「3/16w32」というねじが本来使われていると思われます。
当然こちらも一般的には流通しておりません。
結論からいいますと、「M5のサッシねじ」を使用することで決着を付けました。
すぐに入手でき、対処できるからです。
仮に、丁度良い「3/16w32」ねじが見つかったとしても、無くしたり壊したりしたときに次に入手できる保証はありません。
あったとしても「高価なもの」になってしまうでしょう。
当初はオリジナリティを大事にしたいと思い、実際に今回散々探してみましたが、ダメでした。
英国車を取り扱っている店ならあるのだとは思いますがね・・・(多分いい値段する・・・)
そこで、検討したねじを比べてみます。
(頭の大きさと、太さ)
各ねじのプロフィールとして、
M5:どこでも手に入る最も一般的なサイズ。写真のものは、「モモボス」に使っていたもの。
M5サッシねじ:アルミサッシの組立用ねじ。頭がM4程度に小さくて丁度良い。
M4:一般的なサイズであるが、頭のサイズは良いが、細いので強度に不安。
3/16w32:本来の取付サイズ。こちらは、たまたま1本だけ持っていたもの。
これがあったので正体がわかりました。
太さはM5よりやや細い。M5のナットは入れることができるが、逆は無理。
ステアリング側の、皿の大きさは、M5では大きすぎて入りきらない。
そして、穴自体も「3/16w32」サイズで、M5ねじはやや太く、ねじ込まないと入らないので、5mmのドリルでさらいました。
上記のような混乱と検討の結果
こちらで一件落着しました。
今回も、暗中模索の中何とか完成に漕ぎつけました。
ボスの作成に関しては、「マッハ」「チェックマン」「レーシングメイト」等々の取付にも参考になるものと思います。
自己責任という言葉は使いたくはないですが、わかりますよね?
次回は、レスレストンについて書いてみようかな?












