レスレストンを取付けたいのだ! ⑤ 取り扱いの注意点とインチねじ | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

拘るとめんどくさいのです・・・が

 

知の歓びともいえる・・・かな?

 

さあ! それでは完成したステアリングを取付けていきましょう!

 

 

ボスを差し込んで、ナットで留めます。

 

 

ステアリングを皿ねじで留めます。

 

 

ホーンカラーをねじ留めします。

 

 

ホーンボタンを差し込めば完了です。

 

 

いいですね~!

 

ボスの取り付けた感じも悪くないと思います。

あえて黒く塗ったりしなかったことで、ステアリングとの一体感を得ているので、あの市販品での違和感はないと思います。

 

 

さて、話はここでは終わりません!

 

取り外しに関して「重要事項」があるんです。

 

この「レスレストン」を含め、「マッハ」や「チェックマン」、「レーシングメイト」等々・・

1960年代の社外ステアリングは強度がないものが多いのです。

 

ステアリングを外すときに、一般的な「モモ」や「ナルディ」、純正ステアリングなどのように、ナットを緩めて「ステアリングを両手で握り揺らしながらひっぱる」という行為はご法度です。

 

強度がないために、歪んだり、ウッドにヒビが入ったりすることはままあります。

ちょっとしたうっかりが、がっかりになってしまうことは想像に難くありません。

 

そこで、「ボスプーラー」を作ってみました。

これを使えば安全確実に「ボス」を引き抜くことができます。

当然、ステアリングの壊すこともありません。

 

 

使い方はごく簡単です。

 

ナットを緩めて外したら、

「ボスプーラー」をボスに取り付けます。

 

 

真中のボルトを締めこめば、ボスがせりあがってきて取り外せます。

 

 

これだけのものですが、大事なものを壊さないためには必要なことですね。

 

さて、もう一つのお話があります。

ねじの話です。

 

今回特に、旧い「英国製品」を付けることにした事で発生した「ねじの問題」について書いてみます。

 

既にご承知の通り、1960年代の日産車は「インチ」と「ミリ」が混在しております。

基本的には、淑女のパーツカタログで見る限りでは、インチに関しては、米英加規格の「ユニファイ」に順守しているようです。

 

ただ、今回の「レスレストン」では、インチ規格が、英国規格の「ウィット」でした。

 

1.ホーンカラー取付ねじ

 

それは、ホーンカラーの取付ねじが、「ユニファイ」では入らず、「ウィット」では、すんなりと入った事からわかりました。

 

その違いは、ネジ山の角度で、「ウィット」は55度、「ユニファイ」は60度となっており、55度の穴には60度はきつくて入って行かないからです。 

因みに、ここのねじサイズは、「5/32-32」なのですが、表記については異なっております。

「ウィット」は「5/32w32」、「ユニファイ」は「No.8-32」の表記となります。

 

このねじは、たまたま持っていたものがあったので付けることができましたが、「旧JIS」(1968年廃止)に順守したものなので一般的には流通していないものです。ここに関しては、「ユニファイ」の「No.8-32」でタップがけするのが正当?かな?

ステンのナベねじは、ホームセンターで入手できますから。

 

2.ステアリング取付ねじ

 

そして、ステアリングの取付ねじについて悩みました。

 

こちらは、「3/16w32」というねじが本来使われていると思われます。

当然こちらも一般的には流通しておりません。

 

結論からいいますと、「M5のサッシねじ」を使用することで決着を付けました。

すぐに入手でき、対処できるからです。

 

仮に、丁度良い「3/16w32」ねじが見つかったとしても、無くしたり壊したりしたときに次に入手できる保証はありません。

あったとしても「高価なもの」になってしまうでしょう。

 

当初はオリジナリティを大事にしたいと思い、実際に今回散々探してみましたが、ダメでした。

英国車を取り扱っている店ならあるのだとは思いますがね・・・(多分いい値段する・・・)

 

そこで、検討したねじを比べてみます。

 (頭の大きさと、太さ)

 

 

各ねじのプロフィールとして、

 

M5:どこでも手に入る最も一般的なサイズ。写真のものは、「モモボス」に使っていたもの。

M5サッシねじ:アルミサッシの組立用ねじ。頭がM4程度に小さくて丁度良い。

M4:一般的なサイズであるが、頭のサイズは良いが、細いので強度に不安。

3/16w32:本来の取付サイズ。こちらは、たまたま1本だけ持っていたもの。

  これがあったので正体がわかりました。

  太さはM5よりやや細い。M5のナットは入れることができるが、逆は無理。

 

ステアリング側の、皿の大きさは、M5では大きすぎて入りきらない。

そして、穴自体も「3/16w32」サイズで、M5ねじはやや太く、ねじ込まないと入らないので、5mmのドリルでさらいました。

 

 

上記のような混乱と検討の結果

 

 

こちらで一件落着しました。

 

今回も、暗中模索の中何とか完成に漕ぎつけました。

 

ボスの作成に関しては、「マッハ」「チェックマン」「レーシングメイト」等々の取付にも参考になるものと思います。

自己責任という言葉は使いたくはないですが、わかりますよね?

 

次回は、レスレストンについて書いてみようかな?