SUキャブレターのOH ⑤ バタフライ シャフト チョーク機構部 | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

ちょいと、知恵の輪状態・・・かな~

 

前回のサクションピストン等の組付け以前の作業です。

 

というのも、バタフライ(スロットルバルブ)の組付けも繊細なところがあります。

はめ込んでネジ留めすればそれでよいというものではなく、バタフライの全閉状態で、ボディとの隙間がないようにきれいに外周が接触している状態にしなければならないからです。

そのための確認に、光源に向けて透かして見ることで隙間のない位置を探る必要があり、

隙間があれば、その先の光源からの光が漏れて確認できるのです。

 

 

こちらは、まだ少しズレているために光が漏れています。偏りがありますのでもう少し詰めれば平均した状態にできます。

部品のコンディションによって、完全に漏れないものは少ないかもしれません。

全閉が理想ですが、アイドリング調整時にやや開けることになるので、やや漏れるくらいなら、その調整範囲に入るため使用上問題はないのではないかという私見で、プロフェッショナルに言わせたら疑問はあるかもしれません。

これは、SUキャブは、別のアイドル経路を持たずスロットル一つで行う構造だからそれでも良いのではと考えています。

 

 

それでは組付けに入ります。

 

シャフトとバタフライです。

シャフトは、以前再生している作成品のようです。直径も純正に比べ太いです。

ボディ側の軸受けの摩耗を修正した直径に合わせて作成されたもののようです。

同様にバタフライは先ほどの隙間調整のためと作成シャフトのネジ穴に合わせて取付穴を拡大されています。

実際、今回の取り付け時にも微調整を強いられました。

もちろん、純正品のシャフトならそのような加工は必要ないとは思います。

 

 

拡大加工された軸受けには少々不安はあるものの、打ち換えもできないので、そのまま使うこととし、例のモリブデンを混ぜたオイルを塗布しシャフトを差し込みました。

 

借り合わせして、ネジを入れない状態で、軽くパタパタとさせながら隙間を調整して、光の漏れの一番少ないところで決めてからネジ留めします。

 

 

バタフライの取り付けはこのたった二つのネジを留めるだけですが、微細な作業でもあります。

 

つづいて「チョーク機構」の組付けをします。

バラしてしまうと、どう組まれていたのかがわからなくなってしまいますので、細かく撮影しておきました。

このキャブは以前再組立てされていたもので、一部のワッシャーが違っていたり順序が間違っていたので、パーツカタログを確認して、正しい部品と順序で組み付けるように見直しました。

 

チョーク機構の核はこの四つの部品で構成されています。

 

 

概ねこの位置関係で組み立てるとこのようになります。

 

 

そこに、ボディ取り付けのボルトなどを並べると、

 

 

順番に差し込みます。

 

 

ボディに取り付けます。

 

 

ボディ側の大きなスプリングは、半回転してテンションをかけるようにして、ボディ突起部に引っかかるようにして留めます。この組付けがこの工程では難しい部分です。

上の写真では、引っ掛けた状態で納まってるところです。

 

それと、今回スロットルアジャストスクリューを、キットのもの(上のナベプラスネジ)に交換しました、ストロークが長いので微調整範囲が広がるので好都合と考えました。

 

 

今回はここまでです。

 

次回は、フロートチャンバー関連です。