天は見放さなかった…
キャブレターのオーバーホールをするにあたり最低限入手したいものはやはり「消耗品のキット」でしょう。
SUキャブに至っては、ジェットニードルとノズルは必ず交換したいものです。
しかし、随分前から日立製SUキャブの部品は入手困難で、調子の悪いキャブを直すことができずソレックスなどの換装をするケースも珍しくありません。もっとも淑女に関してはパワーアップを目的に換装する人の方が多いかもしれませんね。
それでも、SUキャブの悪評はあるのですが、排ガスで車検が取れない等話は随分とありました。
小生も淑女入手後、初の車検では、排ガスの濃さが指摘され、インマニから若干の空気を吸わせるようにネジを緩めて何とか通したことがあります。
その後、当時は入手できたジェットニードルとノズルを日産部品で購入し交換しました。整備要領書通りに調整したらビックリするくらいに快調に、そして車検もいっぱつでOKになったことを覚えています。
あれから30年、それらの部品は入手困難とささやかれておりましたが、ネットを使ってくまなく探していたところ見つけました。
株式会社ナプコ ←クリックでホームページに飛びます。 旧称:日成部品製作所
キャブ車の救世主みたいな会社です。ラインナップに驚きました。バイクも旧車も充実しています。
ちょっと検索には戸惑い、探しづらく諦めそうになりましたが、丹念に1ページずつ見ていくと、やっと見つけました。
今回のオーバーホールに必要なキットが。
このページの後半に各種SUキャブのリペアキットが掲載されています。
この中からチョイスしたのは、『11-0049W 』240Z(HS30(L24))用のキットです。
分解したキャブの、ニードルバルブの形状から判断しました。
SRL311(U20)用は『11-0046W』となり、同じ日立製の「HJG46W型」SUキャブレターでも内容が若干異なります。
入手したキャブはてっきりSRLのものだと思っていましたが、HS30用だったことが分解して知ることになりました。
人手を経て、部品だけで入手したものの詳細は開けてみないとわからないということなんですよね。
また残念ながら今回、販売前商品とのことで購入できなかったノズルはコチラです。
あとは、待望のこのノズルの販売が開始されてくれれば、完璧です。
それでは、リペアキットの内容を確認してみましょう。
パッケージは共通の箱に、ラベルで内容が記されています。
ジェットニードルは、「M-43,N-54」が付属しています。
追加購入で、「N-57、N-54」を入手し、ジェットは3種類揃いましたので、セッティングが楽しめそうです。
N-54は2セットになってしまいましたが、予備となるので問題ありません。
また、SRL用のM-76が入手できれば、こちらのラインナップでのすべての「HJG-46W」用のニードルジェットがそろえられることになります。
これで安心して、オーバーホールの作業に取り掛かれます。
次回は、洗浄関連です。





