小さくてもいいのかも・・・
SP311の標準仕様は、カートリッジタイプではなく、中のエレメントだけを交換するタイプなのですが、車両入手時点で既にカートリッジ式にブラケット共々交換されていました。
実際に使用する上では、カートリッジの方が扱いやすいので、純正戻しをすることなく使っています。
以前、日産パトロール(60型)を乗っていた時は、エレメントのみを交換するタイプでしたので、交換時に漏れ出た残オイルで周囲が汚れて後始末に手間を取りましたが、カートリッジタイプだと汚すことも最小限で便利です。
日産純正品は、水色なのが特徴で、日産乗りなら当たり前の認識だと思いますが、初期製品は朱色の塗装がされていたようです。
随分と前のスワップミートで入手したものが手元にあります。
当時は交換用と考えていましたが、今となっては貴重なものでしょう。
色が違うので一目でわかります。
純正箱にはマジックで「410」と書いてあったので、P410ブルーバード用だったのかもしれません。
品番は「15208 13211」です。
調べてみたところ、SR311,SP311も昭和42年式からはカートリッジタイプに変更されていました。
パーツカタログにはこの品番が記載されていますので、こちらがオリジナルとなります。
いつ頃までこの塗色だったのでしょうね。
隣は、「15208 13212」基本的に塗色が違うくらいの差しか感じません。
こちらは、昭和60年頃の愛車、V610カイ、ブルーバードUバン改ワゴンの為に当時購入したものです。
真中の「15208 H8920」は、最近今回の淑女の路上復帰のために購入したものです。
その左は、たまたま入手したもので多分「A型エンジンなど用」と思われます。品番は「15208 H1010」です。
一番左は、モノタロウ製品として購入したもの。
「AY100-NS007」の品番を確認できるので、「ピットワーク」製品のOEM版と思われます。
これが一番小さいですが、取り付けに関してはネジサイズ(3/4-16UNF)も同じなので当たり前のように取り付けることが可能です。
こちらは、サニーの「E13」1300ccから「VH41DE」シーマの4100㏄エンジンまでにも対応しているものです。
その中には、「RB、CA、VG」の各種エンジンも含まれています。
因みに純正品番は「15208 H8903」です。
要は、このサイズで十分であると考えても良いのかもしれません。
P410ブルーバードの時代のオイル品質や加工精度に比べて、格段と良くなったという証なのかもしれませんね。
標準サイズを意識するなら「15208 H8920」、小さくて機能も十分と考えるなら「15208 H8903」をチョイスする感じでしょうか。
もし、当時っぽい演出をするのであれば、カートリッジを近似色に塗り替えて装着するのも面白いかもしれませんね。