以前からずっと気になっていた部分なのでした。
友人のSP311さんに「キャンバーボルト」をいただきました。
ボルトのみならず、調整用シムとして12枚のワッシャーも入っております。
ボルトは例によってインチ規格、しかも細目。近所で簡単には手に入りません。大変貴重なものです。
SP311さん、ありがとうございます。
一応キャンバーの説明をしてみます。
ホイールアライメントの三つの角度の内の一つで、キャンバー角のことです。直進安定性とコーナリング性能に関係するアライメントで、適度なネガティブキャンバーにすることで、コーナリング中のグリップ力を向上させることができます。
因みに他の二つの角度は、キャスター角とトー角です。
前者は、キングピン軸の傾き角度のことです。
傾けることで外乱の影響を受けにくくなり「直進安定性」が向上しますが、傾け過ぎるとハンドルが切りにくくなります。
後者は、上から見たときの車体に対するタイヤ前端の角度のことです。タイヤ前端が内向きになっているものを「トーイン」、外向きを「トーアウト」、真っ直ぐの状態を「トーゼロ」と呼びます。
トーインになると直進安定性が向上し、トーアウトにするとハンドリングが向上します。後輪はトーゼロが一般的です。
以上の要素でクルマの回頭性や直進性が決まってきます。もちろんタイヤのサイズが変わるだけでも走り出して「違うな」と感じたら、それはそれまでとのバランスが変わったからということです。
小生もそうですが、タイヤを変えたときに、いちいちアライメント調整はしたことがありませんが、本来ならすべきなのでしょうね。
さて、ちょっと知識も付いたところで、作業に入ります。
今回は、ブレーキ周りの整備をしたこともあり、その工程の中で作業をすることができました。
ジャッキをかけて、ボルトを外した時と、シムの挿入とボルト交換時にやりやすいようにしておきます。
純正のボルトを外して比べてみました。
今回、キャンバー角をネガティブ方向へと調整します。
そのため、純正ボルト以外の角シム2種は再使用した上で丸シムを3枚差込み「約7㎜」ネガティブにします。
このシムを入れるためにボルトの長さが問題となるために交換することになります。
実はこの「U型の角シム」前後で厚さが違います。
これは、キャスター角に影響が出るものです。
僅かなものですが、大事なものです。
必要があればこちらにもシムを追加するなどで変更することも可能ですが、今回は手を付けません。
ボルト交換シムの挿入にあたっては、そのための十分な隙間を設けておく必要があります。
これには、ジャッキをやや持ち上げて隙間を作ります。
そして、この隙間に、シムを入れてボルトを通します。
取付けることができました。
シムはこんな感じで入っています。
もう少し引いて見てみるとこのようになっています。
これで終了です。
SP311さん、ありがとうございました。
おかげさまで、ワインディングを楽しく走れそうです。
(^^)V
ショックのゴムにもヒビが入っているのを発見。
これもなんとかしたいですね~
というわけで、足回りの整備は終了です。







